南アルプス南部 | 椹島ロッヂ

標高の高いところの紅葉はどんどん進んでいて、色も良いようです。先日稜線は氷点下だったそうです。

台風が過ぎて紅葉がぐんと進みました。いきなりですが、今週末が紅葉のピークとなりそうです。荒川小屋より(2014.09.26 椹島ロッヂ)
台風が過ぎて紅葉がぐんと進みました。いきなりですが、今週末が紅葉のピークとなりそうです。荒川小屋より(2014.09.26 椹島ロッヂ)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

天気・気温

09/25(木) 天気は雨、朝の気温8℃。
甲府市の天気予報
明日
雨時々曇
17℃
13℃
明後日
晴時々曇
31℃
14℃
日本気象協会提供 2024年4月23日 18:00発表
静岡市葵区の天気予報
明日
雨時々曇
17℃
15℃
明後日
晴時々曇
29℃
16℃
日本気象協会提供 2024年4月23日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

今朝のさわらじまは8℃。先日稜線は氷点下で9月中旬に初氷もあったようです。
紅葉が進んでいます。標高の高いところの紅葉はどんどん進んでいて、色も良いようです。

●クマ
被害はありませんが、目撃情報はあります。単独の方は鈴などで人の存在をクマに知らせて下さい。

●荒川小屋より
9/25 06:35の気温11℃、若干強い風と雨です。
ひと晩で紅葉が一層進みました。

9/24 06:40の気温5℃、青空も見えて今のところ良い天気ですが、上空にはうろこ雲も浮かんでいます。台風に伴い、今晩は激しい雨が降りそうです。

9/23 10:15の気温7.5℃、朝からとても良い天気です。
早朝には外のテーブルにびっしりと霜が降りていました。気温の面ではもうすっかり秋山です。

9/22 6:50の気温2.5℃、薄曇りです。
夜明け前は少し風がありましたが、今は止んでいます。日に日に紅葉が進んでいます。
現在の荒川小屋周辺の紅葉が進んでいます。 ナナカマド ナナカマド は赤くなりました。ダケカンバは少しずつ黄色くなってきています。

9/21 07:05の気温4℃、少し雲はありますが概ね晴れ、そよ風程度の風が吹いています。
外水道には氷が張るようになりました。昨日の夕暮れ時は、とても綺麗な赤富士と、山の影が空に浮かびました。紅葉も進んでいます

9/20 07:30の気温4.5℃、曇りで風はありません。

登山道の状況

主な登山道に支障の連絡はありません。

9/25雨のため林道に支障が出ておりますが、すぐに復旧する見込みです。明日には全く支障ありません。

登山装備

3000m級の秋山登山装備が必要です。冷たい雨やみぞれに対応できる装備が必要です。朝晩は冷え込み、しっかりとした防寒具、雨具は必携です。初雪があってもおかしくない時期です、対応てきる装備でお願いします。

注意点

短い登山時間をフルに使う為に夜出発、朝一登山の方が目立ってきます。寝不足気味のまま、行動中に体調を崩す方も多くなります。南アルプスはどこを登ってもロングトレイルです。毎年、初日に断念引き返しという方を見ますので、くれぐれも、体調管理に気をつけて安全登山に心掛けてください。

無理のある計画を立てて入山される方が跡を絶ちません。
秋の訪れととともに、気温は下がっています。日没は日々早まり、日没近くから急激に気温が下がります。
稜線では営業を終了した小屋もあります。ゆとりある計画を立て、無理な登山は控えましょう。

●9月からの変更点
1.送迎バスの時刻が変わりました。バスの本数が5便から3便に減っているのでご注意を
2.レストハウスの営業時間が変わりました。時間は07:00~18:00となります。

●畑薙ダムは東海フォレストの送迎バスのみ運行しています。
井川観光協会の送迎バスは終了しました。

●アプローチの交通、登山口の情報など最新の状況を確認しましょう。

お知らせ

●宿泊予約など詳細はこちらをご覧下さい
http://www.t-forest.com/alps/reservation.html
※さわらじまへの電話0547-46-4717は10時~12時がつながりやすいです。

●衛星公衆電話が使えます。
10月初旬まで通話可能予定です。
料金は高いですが、今までのようにテレフォンカードを使う必要がないので便利になりました。電子マネーのedyも使えます。

●携帯電話はソフトバンクしかつながりません。(衛星公衆電話を除く)

●Wi-Fiスポット試供期間開始!!
さわらじまロッヂふれあいセンター内で認証、パスワードは必要無し。ご自由にお使いいただけます。
必要な物はスマホだけです。登山前、登山後の家族への連絡にご利用ください。事情により提供できない場合があります。
※さわらじまは、携帯電話充電OKです。

●ヘリコプター遊覧飛行!! 予約受付中
・11/1~3 南アルプス新雪&紅葉ヘリコプター遊覧飛行を開催
飛行ルートは椹島~悪沢岳~赤石岳~聖岳 料金21000円(昼食付)。
宿泊してバッチリのタイミングを待つプラン(椹島に宿泊2食付28000円~)や、畑薙ダム~二軒小屋の紅葉ツアー付プラン(紅葉弁当付き27000円)とたくさん用意しています。
詳細はこちらまで、0547-46-4717さわらじまロッヂ担当影

●そのほかの小屋の営業日 詳しくはこちらhttp://www.t-forest.com/alps/lodge.html
・以下の小屋は小屋閉めとなりました。
 (市)高山裏避難小屋 
 (県)小河内岳避難小屋 
・以下の小屋は小屋閉めが近いので注意。
 (県営)赤石岳避難小屋~9/30(火)
 (県営)中岳避難小屋~9/30(火)
 (市営)熊の平小屋~9/23(火)
 (市営)百間洞山の家~9/23(火)
・以下の小屋の営業日にもご注意下さい。
 (県営)千枚小屋~10/13(月)
 椹島(さわらじま)ロッヂ~11/9(日)(予定)
 二軒小屋ロッヂ~11/3(月)

昨年の今頃の様子は?

椹島ロッヂは4月29日から今季の営業を開始します。予約受け付けの開始は4月18日から2023.04.10

本日は標高約1500m以上では積雪。椹島ロッヂは予約受け付けを開始、営業は4月29日からです。2023.04.26

椹島ロッヂ周辺の過去の様子

  • 椹島付近から望む赤石岳の様子
  • 椹島からながめる聖岳
  • 椹島近くから望む赤石岳の様子
  • 赤石ダムから望む南アルプスの様子
  • 椹島近くの千枚岳登山口の様子
  • 椹島ロッヂ周辺の様子
  • 茶臼岳・光岳方面への登山口、畑薙大吊橋の様子
  • 椹島付近からの赤石岳の様子
  • 茶臼岳・光岳などへの登山口となっている畑薙大吊橋の様子
  • 椹島付近から撮影した赤石岳の様子
  • 南アルプスの山々
  • 転付峠から望む南アルプス荒川岳・赤石岳・聖岳の様子

椹島ロッヂ

電話番号:
0547-46-4717
連絡先住所:
静岡県島田市金谷東1-753-1 東海フォレスト・サービス事業部

地図で見る
http://www.t-forest.com/alps/

施設の詳細を見る

関連する山

長野県 静岡県 / 赤石山脈南部

赤石岳 標高 3,121m

 静岡県と山梨・長野両県の県境尾根には、名前のついている3000m級の山がちょうど10座ある。この10座すべてが静岡市との市境にもなっている。なかでも赤石山脈の盟主、赤石岳は一等三角点をもち、3121mの高さを誇る。まさに南アルプスの王者的な風格があり、山頂からの展望は360度を欲しいままにできる。名だたる南アルプスの山々はもちろんのこと、富士山、奥秩父連峰、八ヶ岳、遠くは北アルプスの槍ヶ岳や穂高連峰、中央アルプス、御岳山と、南アルプスきっての眺望といえる。  山頂には昔の信仰登山のなごりをとどめる石や鉄製の剣が残っており、この山の歴史を物語っている。明治12年と14年に測量登山が行われ、その後一等三角点が設けられた。そして明治時代には地質学者エドモンド・ナウマンやウエストン、河野齢蔵、小島烏水などの学者、登山家がそれぞれ登山している。  また、大正15年夏、この辺りの山林の持ち主であった大倉喜八郎(大倉財閥の創立者)が大勢のお伴を従えて特製の駕籠(かご)で登頂したというエピソードもある。彼の製材会社は東海パルプとして残り、椹島から赤石岳に突き上げている東尾根は別名、大倉尾根とも呼ばれている。  赤石岳を登るにはいくつものコースが考えられるが、代表的な椹島から東尾根を登って登頂、さらに足を延ばして荒川三山を回って椹島へ戻ってくる一周コースを説明する。途中には5つの山小屋があるので、日程も好きなように組める。椹島へは静岡駅からバスで畑薙第1ダムまで入り、ダムから林道を歩くのが一般的。東尾根は取付から急坂が続く。地図上の2027m地点手前で林道を横切る。樹林帯の中の道は踏み込まれていて歩きよく、4時間ほどで赤石小屋に着く。古い小屋のすぐ上には新装なった立派な小屋がある。小屋を過ぎて富士見平に達すると展望が開け、周囲の山が一望できる。しばらく進むと尾根から外れ、左手の赤石沢の支流、北沢の源頭を渡る。この辺りは高山植物が豊富に咲いている。  小屋から3時間ほどで待望の赤石岳山頂に立てる。充分展望を楽しんだならば、小赤石岳、大聖寺平を経て荒川小屋まで下る。次いで頭上にそびえる前岳を目指して登りだすと、ここも所狭しと高嶺の花々が咲いている。前岳に出て中岳の小屋を過ぎ、さらにひと汗かいて悪沢岳へ登り返す。千枚岳を経て1時間も下ると、樹林に囲まれた大きな千枚小屋が建っている。小屋から蕨段を経て椹島までは、長いが穏やかな下りばかりで、3時間もあれば出発地へ戻ることができる。

長野県 静岡県 / 赤石山脈南部

聖岳 標高 3,013m

 聖岳は南アルプスで一番南部に位置する3000m級の山である。安倍奥の山から眺めると、屋根の形をした特徴ある山で、すぐ目にとまる。左手の高い方が前聖岳、地図によっては西聖岳とも書いてあるが、3013mの標高がある。主脈から外れた右手の低い方は奥聖岳といい、2982mの高さを有する。三角点(2978m)は低い方にあり、三角点のない高い方を聖岳と呼ぶ。  山名は山が深い南アルプスの中でもとりわけ奥深く、世俗を脱した聖なる山、すなわち聖岳という説と、大井川からこの山に登る沢は悪場が多く、ヘズリ(沢の両岸の岩壁帯をトラバースすること)が多い沢という意味からヘズリ沢―ヒジリ沢―聖沢となり、この沢の源頭の山ゆえ、聖岳になったという説がある。  山頂から主脈を目で追っていくと、うねうねと続く雄大な稜線上にいくつもの名高い山々が浮かび出ている。足元の大きな谷の向こうには赤石岳が両翼を広げた格好で全容を見せる。左手には気持ちのよさそうな広々した平らがあるが、これが百間平である。赤石岳の右奥には均整のとれた悪沢岳が目を引く。さらにその奥には塩見岳の山頂が2つに分かれて見える。もっと奥には日本第2位の高峰、北岳や大きなカールを持つ仙丈ヶ岳と、すべてが3000mを超える山々である。  時間があれば足を延ばして、三等三角点のある奥聖岳を往復してみたい。低いハイマツの中に細い踏み跡がはっきりついている。  聖岳登山の代表的コースは聖沢から聖平経由のルート。しかし聖岳往復だけではちょっともったいない。聖平から山頂をピストンし、上河内岳経由で畑薙大吊橋へ出るコースは、帰路のバス停も近いので便利。  静岡駅からバスで畑薙第1ダムまで入り、ダム湖畔の林道を歩いて登山口を目指す。荷物の大きさやパーティの力にもよるが、3~4時間で登山口に着く。ここから草の中を約1時間、ジグザグ道の急登で汗を流す。やっと平らになるころ造林用の出合所小屋が左手に出てくる。聖沢を渡る吊橋まで巻き道が続き、橋からは尾根道に取り付いて標高をかせぐ。やがて聖岳がよく見える展望台に出ると、そこからは緩やかな道が聖平小屋へ導いてくれる。広々とした平坦地には平成3年に新築された聖平小屋と古い小屋の2棟がある。目的地である聖岳へは、空身で4時間もあれば往復できる。  往復したならば、聖平小屋を後にして上河内岳へ向かう。三角点は縦走路から少し外れているが、静かな山頂だ。茶臼岳の手前を左にとると、横窪沢、ウソッコ沢を経て畑薙大吊橋まで一気の下りである。

山梨県 静岡県 / 赤石山脈南部

笊ヶ岳 標高 2,629m

 笊ヶ岳は南アルプスの前衛とはいえ、なかなか登る機会の少ない山の1つである。特徴ある双耳峰は甲府盆地からもよく見え、同定しやすい山である。  登山適期は残雪期がよい。尾根筋で水が得やすいこと、大井川の谷を隔てて見る南アルプスの色彩の変化が楽しめることなどが理由。  独立峰なので、360度の大展望を手中にできる。これは多少の入山の困難さを帳消しにして余りあるものといえよう。  一般的な登山は、雨畑川沿いの馬場集落から奥沢、布引山を経てピストンということになろう。山中1泊。山頂まで登り10時間30分。『甲斐国志』には「山形淘ざる(いざる)ヲ覆(ふせ)タルカ如シ因テ名ツク」とあるが、山形に若干の疑問がある。最初の登山者は中村清太郎であり、明治44年12月1日、奥沢の谷をつめてその頂に立った。

ユーザーの登山記録から

周辺の山岳最新情報