西丹沢 | 西丹沢ビジターセンター

檜洞丸は中腹より下の紅葉が見頃。丹沢湖畔も色づき始めました。急激に寒くなり日中も少し肌寒い陽気です。

山の紅葉も進んでいます。(2014.10.29 西丹沢自然教室 )
山の紅葉も進んでいます。(2014.10.29 西丹沢自然教室 )
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天気・気温

10/24(金) 曇りのち晴れ 08:00の気温10℃
横浜市中区の天気予報
明日
雨時々曇
18℃
15℃
明後日
20℃
15℃
日本気象協会提供 2024年4月20日 18:00発表
甲府市の天気予報
明日
曇一時雨
20℃
15℃
明後日
23℃
15℃
日本気象協会提供 2024年4月20日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

●日々の天候と様子
・10/24 朝8時 気温10度。日中もちょっと寒いです。
今日の天気は曇りのち晴れ。お昼前になってやっと明るくなりました。
冬への準備の一つ紅葉も日々ちょっとずつ進んでいるように感じます。
山麓で比較的早く紅葉するヤマザクラですが、冬への準備だけでなく春への準備を見つけました。冬芽です。冬の寒さを耐え、春に花を咲かせる準備がもう始まっていました。

・10/23 朝の気温10℃。少し寒いです。
朝は小雨が降っていて、強めの風も吹いていますので体感気温はかなり低いですね。
西丹沢自然教室手前の紅葉も綺麗に色づています。
箒沢公園橋の木々も色づいて来ています。
大室山、加入道山方面は雲の中ですが、丹沢湖畔もだいぶ色づき始めました。

・10/21 朝8時 気温は14℃
あまり寒さは感じませんでしたが、冷たい小雨が降っていました。
この天気では登山者も少なく駐車場の車も少ないです。山の紅葉もだいぶ麓近くまできましたが、雨で霞んでいます。

・10/20 
檜洞丸に登ってきました。コースは西丹沢自然教室~ツツジ新道~檜洞丸~石棚山稜~箒沢公園橋~西丹沢自然教室です。
晴れていたのは朝だけで途中から霧に包まれました。展望は悪かったですが霧の中の紅葉を楽しむことができました。
ツツジ新道のお花で目立っていたのはキッコウハグマです。とても小さなキク科の花です。山麓でも咲き始めたイワシャジン。高所のイワシャジンは株が小さいものが多く、花も透き通った感じがしていっそう魅力的に感じます。
紅葉は中腹から始まり、カエデ、ヤマボウシ、ゴヨウツツジ、ブナなどが見られました。なかでもゴヨウツツジは目立っているものが多く、五枚の葉はまるで花びらのようでした。
山頂はちょっとさみしげ。気温は11度(午前11時)。風は簡易風速計で3メートル/秒でした。風があたるとちょっと寒いなと感じました。
下りの石棚山稜はもともと気持ちの良い登山道ですが紅葉、そして途中から濃くなった霧がさらに幻想的な雰囲気を醸し出していました。
板小屋沢ノ頭(ピークではなく巻き道にある道標)を左折すると急な下りになります。鎖場付近でいつも思うのですが、ここは登りで使ったほうがいいですね。
晴れるに越したことはないのですが霧と紅葉、悪くないです。ただ、寒いのと暗くなるのがさらに早くなるので、寒さ対策と早めの下山が大切です。

登山道の状況

主な登山道に大きな支障の連絡はありません。

●石棚山稜
道に迷いやすい登山道です。平成26年10月20日に撮影した写真で説明します。現在登山道の工事中で今後状況が変わることがあります。
http://nishitanzawashizenkyoushitsu.blogspot.jp/

●10/16 ユーシンロッジ~大石山~同角ノ頭~展望園地の巡視情報
かながわパークレンジャーのホームページ
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f7595/p848204.html

登山装備

秋山登山装備が必要です。
山は急激に寒くなっています。寒さ対策をお忘れなく。
これからの季節、万が一に備えてダウンジャケットやツエルトを持参することをおすすめしています。
山用の雨具は必携。地図なし登山は事故のもと!記載されている情報が新しいものがおすすめです。
例年11月中旬には雪が降ります。また霜柱もできます。そろそろアイゼンなど雪対策の装備を準備する季節です。

注意点

寒さ対策と早めの下山が大切です。
防寒対策をお忘れなく。また、日没もかなり早くなってきました。午後4時でも薄暗いです。午後3時下山の登山計画をおすすめします。

●遭難対策と携帯電話
山に登る際は携帯電話の携帯をおすすめします。
携帯電話を使用するのは救助を要請する1回だけではありません。山岳救助隊と連絡を取るのに何回も使います。電池の寿命が長いものを用いるか予備の電池の携帯をおすすめします。

●バスダイヤ
新松田~西丹沢自然教室間の路線バスの時刻表などはこちらご確認ください。
http://www.fujikyu.co.jp/syonan/rosen_time/time01_s.html

登山準備のページ 
http://www.kanagawa-park.or.jp/nishitanzawa/oshirase.html

お知らせ

●西丹沢自然教室からのお知らせ
・開館 8時30分~16時30分。下山後やドライブの際にゆっくり展示室をご覧ください。
・10月の休館日は27日月曜日です。

※飲料水の提供はできません。飲み水は事前に準備してきてください。
※無料の地図は配布していません。
朝、受付で「地図ありませんか?」と聞かれることがあります。詳しく聞いてみると登山口で無料の地図を手に入れて登山しようと考えている方がほとんどのようです。西丹沢自然教室では無料の地図は配布していません。
地図を持たずに登山される方がいらっしゃいます。登山に地図は必携です。事前に登るコースをしっかりイメージしておくと道迷いも減ると思います。

【近隣ビジターセンター 周辺山岳の情報やイベント紹介があります】
●秦野ビジターセンター
http://www.kanagawa-park.or.jp/hadanovc/
●丹沢ビジターセンター
http://tanzawakovc.blogspot.jp/

西丹沢ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 改修工事が完了した用木沢出合手前林道
  • シロヤシオ
  • 西沢のミツマタ
  • 下棚への分岐
  • 檜洞丸山頂
  • 第一堰堤上 木橋は流されています
  • ミツバツツジ

西丹沢ビジターセンター

電話番号:
0465-78-3940
連絡先住所:
〒258-0201 足柄上郡山北町中川867

地図で見る
http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawavc/

施設の詳細を見る

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 津久井町、山北町、清川村の境にあり、これがそれぞれ津久井郡、足柄上郡、愛甲郡に属しているので、昔から三境(さんざかい)、あるいは三境ノ峰などと呼ばれてきた。この山が丹沢山と呼ばれるようになったのは、明治時代からである。明治15年に始まった三角測量の折に、この山に一等三角点が置かれ、この山地の総称として「丹沢」という名前がつけられたのだという。もともと丹沢という地名は、札掛付近の深くて美しい谷を意味する古代朝鮮語起源の地名であったようだ。この山は山魂の中心部に位置しているので、周囲には多くの谷があり、北にある早戸川の最上流の大滝沢には落差50mの大滝がある。  山頂はなだらかで木々が茂っているので、展望はあまりないが、平坦地にはバイケイソウが茂り、一段低くなった所にはブナ林が続いている。しかし、丹沢山付近のブナは立ち枯れが目立つようになった。原因究明と早期の対策が急務である。山頂にみやま山荘がある。  小田急線渋沢駅からバス大倉下車、塔ヶ岳経由で4~5時間、宮ガ瀬から三ツ峰経由で5時間30分、宮ガ瀬から塩水橋、天王寺尾根経由5時間、同じく堂平歩道経由5時間でそれぞれ山頂に達する。

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