西丹沢 | 西丹沢ビジターセンター

本日から開館。氷点下の風は厳く余裕を持った計画、十分な装備でお越しください。車は冬タイヤ必携。

本棚下棚の滝見物の際は崖から離れるとともにヘルメットの着用をおすすめします。.jpg(2015.01.16 西丹沢自然教室 )
本棚下棚の滝見物の際は崖から離れるとともにヘルメットの着用をおすすめします。.jpg(2015.01.16 西丹沢自然教室 )
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天気・気温

01/04(日) 08:00 晴れ -3℃。
横浜市中区の天気予報
明日
晴のち曇
27℃
16℃
明後日
曇一時雨
20℃
17℃
日本気象協会提供 2024年4月25日 12:00発表
甲府市の天気予報
明日
晴のち曇
30℃
13℃
明後日
雨のち晴
22℃
16℃
日本気象協会提供 2024年4月25日 12:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

1月4日 通常通り開館しました。
国道246号線から西丹沢自然教室までの道路の状況は、丹沢湖を過ぎると日陰を中心に雪や氷が残っているところがあり、冬用タイヤでも注意が必要です。
西丹沢自然教室の駐車場にも雪や氷が残っており、慎重な運転が必要です。また、歩く際も転倒しないようにご注意願います。
西丹沢自然教室バス停もうっすら白くなっています。
東沢に架かる橋は凍結してます。
西丹沢自然教室の屋根にも雪が残っています。積雪は3センチです。
奥中川園地への吊り橋も白く雪がのり、園地もすっかり雪景色です。

1/3の菰釣山の状況です。
新雪が積もったばかりで鳥、キツネ、リス、ネズミの足跡を見つけました。
どこの山でも山頂が見えてくるとわくわくするのですが、菰釣山は格別です。登山中に見えなかった富士山がいきなり目の前に見えるからです。来てよかった!と思う瞬間です。
風が強く寒かったですが富士山をはじめとする展望がすばらしかったです。
冬の寒い快晴の日ならではの景色です。空気が澄んでいるので山中湖に浮かぶ遊覧船も肉眼ではっきり見えました。
気温は9時30分現在マイナス3℃。風速7メートル/秒。体感温度はマイナス10℃。防寒対策をしていても山頂に長い時間いることはできませんでした。
ほかにもいろいろな山が見えました。南アルプス、金峰山、大野山、愛鷹山などです。
野鳥にも出会うことができました。今回はコガラ、オオカワラヒワ、コゲラ、ヤマガラです。コガラは群れで食事中でにぎやかでした。
沢ではいろいろな形の氷を見ることができました。

登山道の状況

本日新年の開館をしたばかりですが、主な登山道に大きな支障の連絡はありません。

1/3に菰釣山の様子です。
コースは道の駅どうし~菰釣避難小屋~菰釣山の往復です。
積雪は古い雪や氷1センチの上に新雪が2センチのった状態です。チェーンスパイクでは滑りやすいので6本歯以上のアイゼンがおすすめです。沢の近くは滑りやすいのでご注意願います。
菰釣避難小屋は清潔な状態でした。
縦走路はいつもどおり気持ちの良い登山道でした。
道路も登山道も凍結しています。日陰は寒いです。稜線に出ると風が強くさらに寒くなります。余裕を持った計画、十分な装備でお越しください。

登山装備

冬のハイキング装備、ルートにより登山装備が基本です。十分な装備でお越しください。
この時期の冬装備にはストックとチェーンスパイクも入れると良いでしょう。チェーンスパイクは高所で下山時に使います。
また、ぬかるんでいるところも多いのでスパッツ必携です。もちろんアイゼンなど雪対策の装備も必要です。
防寒対策をお忘れなく。耳を隠すものもないと痛いと思います。毛糸の帽子や手袋の出番です。

注意点

日没が早い時期です。バスの本数も減ります。下山が遅いと暗い中を歩き、バスを待つのも真っ暗闇の中です。西丹沢自然教室周辺には街灯はありません。ご注意ください。

●新松田駅から西丹沢自然教室までの路線バス
12月31日~1月3日まで年末年始特別ダイヤでの運行となります。
詳しくは富士急湘南バスのホームページ
http://www.fujikyu.co.jp/syonan/をご覧ください。
路線バスのところに西丹沢行きのバスダイヤがあります。

●車道の凍結に注意
スタッドレスタイヤでも急ブレーキや急ハンドルをすると滑りますのでお車を運転される際はご注意願います。朝夕は特にご注意下さい。

お知らせ

●西丹沢自然教室からのお知らせ
・開館 8時30分~16時00分。下山後やドライブの際にゆっくり展示室をご覧ください。
※閉館時間が変わりました。閉館時間が午後4時00分になりました。日没も早い時期ですので、ちょっと早めに下山して、西丹沢自然教室のストーブで温まってお帰りください。お待ちしています。
・休館日 月曜日(祝日の場合は開館)祝日の翌日(土曜・日曜・祝日の場合は開館)
・飲料水の提供はできません。飲み水は事前に準備してきてください。
・無料の地図は配布していません。
・各種パンフレット(PDF)
「周辺に咲く樹木の花」を月別に集めてた資料などが以下にあります。
http://www.kanagawa-park.or.jp/nishitanzawa/download.html

【イベント】 
●西丹沢自然教室ではミニ企画展「西丹沢の展望」を開催中です!

【近隣ビジターセンター 周辺山岳の情報やイベント紹介があります】
●秦野ビジターセンター
http://www.kanagawa-park.or.jp/hadanovc/
●丹沢ビジターセンター
http://tanzawakovc.blogspot.jp/
●宮ヶ瀬ビジターセンター
http://www.kanagawa-park.or.jp/miyagase/

西丹沢ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 改修工事が完了した用木沢出合手前林道
  • シロヤシオ
  • 西沢のミツマタ
  • 下棚への分岐
  • 檜洞丸山頂
  • 第一堰堤上 木橋は流されています
  • ミツバツツジ

西丹沢ビジターセンター

電話番号:
0465-78-3940
連絡先住所:
〒258-0201 足柄上郡山北町中川867

地図で見る
http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawavc/

施設の詳細を見る

関連する山

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 津久井町、山北町、清川村の境にあり、これがそれぞれ津久井郡、足柄上郡、愛甲郡に属しているので、昔から三境(さんざかい)、あるいは三境ノ峰などと呼ばれてきた。この山が丹沢山と呼ばれるようになったのは、明治時代からである。明治15年に始まった三角測量の折に、この山に一等三角点が置かれ、この山地の総称として「丹沢」という名前がつけられたのだという。もともと丹沢という地名は、札掛付近の深くて美しい谷を意味する古代朝鮮語起源の地名であったようだ。この山は山魂の中心部に位置しているので、周囲には多くの谷があり、北にある早戸川の最上流の大滝沢には落差50mの大滝がある。  山頂はなだらかで木々が茂っているので、展望はあまりないが、平坦地にはバイケイソウが茂り、一段低くなった所にはブナ林が続いている。しかし、丹沢山付近のブナは立ち枯れが目立つようになった。原因究明と早期の対策が急務である。山頂にみやま山荘がある。  小田急線渋沢駅からバス大倉下車、塔ヶ岳経由で4~5時間、宮ガ瀬から三ツ峰経由で5時間30分、宮ガ瀬から塩水橋、天王寺尾根経由5時間、同じく堂平歩道経由5時間でそれぞれ山頂に達する。

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