西丹沢 | 西丹沢ビジターセンター

1/21小雪、1/22雨、1/23晴れ。稜線の雪が見えないところもありましたが凍結しているのでアイゼンは必携です。

本棚下棚の滝見物の際は崖から離れるとともにヘルメットの着用をおすすめします。.jpg(2015.01.16 西丹沢自然教室 )
本棚下棚の滝見物の際は崖から離れるとともにヘルメットの着用をおすすめします。.jpg(2015.01.16 西丹沢自然教室 )
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天気・気温

01/23(金) 晴れ
横浜市中区の天気予報
明日
晴のち曇
26℃
14℃
明後日
曇時々晴
22℃
16℃
日本気象協会提供 2024年4月19日 12:00発表
甲府市の天気予報
明日
晴のち曇
29℃
11℃
明後日
曇時々晴
22℃
14℃
日本気象協会提供 2024年4月19日 12:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

今日は、10時ころから日が差してきたので、ゴーラ沢出合方面へ少しだけ歩いてきました。
ハシボソガラス、ハシブトガラスに出会いました。カラスのほかにはアカゲラ、ヤマガラ、ツグミ、ルリビタキ、シジュウカラ、コゲラ、キセキレイに出会いました。
犬越路は山肌に白い色は見当たりませんでした。
大室山は、早朝は山頂近くで霧氷がついていたのですがお昼前には融けてしまっていました。
ツツジ新道入口から樹林帯に入って程なくすると何か気配を感じました。カモシカかなっと思ったのですが今日はイノシシでした。
気持ちの良い登山道を歩いていると檜洞丸の山頂が現れました。
今回はもう一種類哺乳類に出会いました。おなじみのニホンジカの母子3頭です。近頃見かけるお花はヤブツバキの花が増えてきました。
午後は用木沢出合まで歩いてきました。加入道山避難小屋の屋根から雪がなくなっているように見えました。

昨日、西丹沢自然教室付近は雨でした。
高所はどうなっているかと思い、西丹沢公園橋から山稜を見に行くと、朝の西丹沢公園橋から上流方面にはもやがかかっていました。大笄付近はもやってますが、山肌に雪が見えました。石棚山稜方面も肌に雪が見えました。
河内川流れは穏やかで、水色もきれいでした。

大室山へ1/19に登った時の状況です。
コースは西丹沢自然教室~用木沢出合~犬越路~大室山~加入道山~白石峠~用木沢出合~西丹沢自然教室です。
積雪は概ね標高1000mからあり、5~10cm程度。吹き溜まりでは30cmも積もっているところもありました。
日向では既に融けてぬかるんでいるところがある一方、日陰の鎖場や破風口などの鞍部は凍結しているところも多く、注意が必要です。アイゼン必携です。

用木沢沿いの登山道では標高は低くても凍結しているところがありました。私はここからチェーンアイゼンを着用しました。
犬越路付近から積雪があり、大杉丸からは雪山になりました。
大室山の山頂付近の雪質は乾いており、深い所は30cm程度積もっていました。破風口への下り坂は滑りやすくなっていました。危険個所ですのでご注意願います。
植物はトウゴク ミツバツツジ ミツバツツジ の冬芽が目立っていました。お花の見ごろは4ヶ月後の5月です。
加入道山山頂の積雪は大室山に比べると少なめでした。
白石峠からの下りは積雪は少ないのですが日当たりが悪いので凍結しているところが多く、今回のコースの中で最も危険なところの一つでした。以前から階段が傷んでおり危険なところもありますのでご注意願います。
白石沢の源泉の流れは少ないです。春、雪解けの水がたくさん流れている姿が思い出されます。
白石の滝は落葉で見やすくなっています。水量は少ないです。
先日の降雪により冬山らしい景色を見ることができました。

●最近の気温と天候
1/23 08:00 気温+4℃ 曇りのち晴れ
1/22 08:00 気温+3℃ 雨
1/21 08:00 気温+1℃ 小雪
1/20 08:00 気温-2℃ 快晴

登山道の状況

主な登山道に大きな支障の連絡はありません。
登山道に凍結しているところがありアイゼン必携です。場所によっては氷が硬くなっています。

登山装備

冬のハイキング装備、ルートにより登山装備が基本です。十分な装備でお越しください。
アイゼンなど雪対策の装備、ぬかるんでいるところも多いのでスパッツ必携です。防寒対策は万全に。耳を隠すものもないと痛いと思います。毛糸の帽子や手袋の出番です。サングラスも必携です。

注意点

ゆとりを持った計画でいらしてください。

●アプローチの車道
西丹沢自然教室までの道も一部凍結することがあります。運転には細心の注意が必要です。
朝方の冷え込みで駐車場の一部も凍結していましたので、ここでも滑らないように注意してください。
朝晩の車道でニホンジカの群れに出会うことが増えています。シカとの交通事故にご注意願います。

●まだ日没が早い時期です。バスの本数も減ります。下山が遅いと暗い中を歩き、バスを待つのも真っ暗闇の中です。西丹沢自然教室周辺には街灯はありません。ご注意ください。

●新松田駅から西丹沢自然教室までの路線バス
http://www.fujikyu.co.jp/syonan/rosenbus.html

お知らせ

●西丹沢自然教室からのお知らせ
・開館 8時30分~16時00分。
※冬季の閉館時間は午後4時00分です。日没も早い時期ですので、ちょっと早めに下山して、西丹沢自然教室のストーブで温まってお帰りください。お待ちしています。
・休館日 月曜日(祝日の場合は開館)祝日の翌日(土曜・日曜・祝日の場合は開館)1月の休館日は 19日月曜日、26日月曜日です。
※1月~3月の第2木曜日は休館します
・飲料水の提供はできません。飲み水は事前に準備してきてください。
・無料の地図は配布していません。
・各種パンフレット(PDF)
「周辺に咲く樹木の花」を月別に集めてた資料などが以下にあります。
http://www.kanagawa-park.or.jp/nishitanzawa/download.html

【近隣ビジターセンター 周辺山岳の情報やイベント紹介があります】
●秦野ビジターセンター
http://www.kanagawa-park.or.jp/hadanovc/
●丹沢ビジターセンター
http://tanzawakovc.blogspot.jp/
●宮ヶ瀬ビジターセンター
http://www.kanagawa-park.or.jp/miyagase/
・宮ヶ瀬ビジターセンターから自然教室のお知らせです。
http://nishitanzawashizenkyoushitsu.blogspot.jp/

西丹沢ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 改修工事が完了した用木沢出合手前林道
  • シロヤシオ
  • 西沢のミツマタ
  • 下棚への分岐
  • 檜洞丸山頂
  • 第一堰堤上 木橋は流されています
  • ミツバツツジ

西丹沢ビジターセンター

電話番号:
0465-78-3940
連絡先住所:
〒258-0201 足柄上郡山北町中川867

地図で見る
http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawavc/

施設の詳細を見る

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 津久井町、山北町、清川村の境にあり、これがそれぞれ津久井郡、足柄上郡、愛甲郡に属しているので、昔から三境(さんざかい)、あるいは三境ノ峰などと呼ばれてきた。この山が丹沢山と呼ばれるようになったのは、明治時代からである。明治15年に始まった三角測量の折に、この山に一等三角点が置かれ、この山地の総称として「丹沢」という名前がつけられたのだという。もともと丹沢という地名は、札掛付近の深くて美しい谷を意味する古代朝鮮語起源の地名であったようだ。この山は山魂の中心部に位置しているので、周囲には多くの谷があり、北にある早戸川の最上流の大滝沢には落差50mの大滝がある。  山頂はなだらかで木々が茂っているので、展望はあまりないが、平坦地にはバイケイソウが茂り、一段低くなった所にはブナ林が続いている。しかし、丹沢山付近のブナは立ち枯れが目立つようになった。原因究明と早期の対策が急務である。山頂にみやま山荘がある。  小田急線渋沢駅からバス大倉下車、塔ヶ岳経由で4~5時間、宮ガ瀬から三ツ峰経由で5時間30分、宮ガ瀬から塩水橋、天王寺尾根経由5時間、同じく堂平歩道経由5時間でそれぞれ山頂に達する。

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