硫黄岳・横岳 | 硫黄岳山荘

稜線の紅葉は終わりました。標高2,000mの亜高山帯から下で見頃になっています。硫黄岳山荘は11/2(月)の宿泊までの営業です

横岳・奥の院下の鎖を、すべてステンレス製の鎖に張り替え、支柱の杭も増やしました。より安全に、通過しやすくなりました(2015.10.15 硫黄岳山荘 )
横岳・奥の院下の鎖を、すべてステンレス製の鎖に張り替え、支柱の杭も増やしました。より安全に、通過しやすくなりました(2015.10.15 硫黄岳山荘 )
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天気・気温

10/15(木) 硫黄岳山荘(標高2,650m) 6:00 気温0℃ 風速2m 快晴。
根石岳山荘(標高2,550m) 6:00 気温+1℃ 風速2m 快晴。
夏沢鉱泉(標高2,6060m) 7:00 気温-2℃ 無風 快晴。
松本市の天気予報
明日
雨のち晴
23℃
10℃
明後日
晴時々曇
22℃
7℃
日本気象協会提供 2024年4月16日 12:00発表
甲府市の天気予報
明日
雨のち晴
28℃
13℃
明後日
曇のち晴
23℃
14℃
日本気象協会提供 2024年4月16日 12:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

稜線の紅葉は終わりました。標高2,000mの亜高山帯から下で見頃になっています。時期的には平年並みです。
高山植物の花は終了しています。
森の中では、紅葉が鮮やかです。特に「桜平~分岐」周辺の紅葉が見事です。
ミズナラ、シラカバ、ハンノキ、カツラなどの黄色、ヤマブドウ、ヤマウルシ、ツタウルシ、 ナナカマド ナナカマド 、モミジなどの赤、カラマツのオレンジが鮮やかです。

これから早朝の最低気温は、0℃前後で、氷点下になることが多くなります。
天候が下り坂になると、稜線では「雪」になる可能性あります。
この時期の雪は、積雪として残る可能性は低く、例年では比較的すぐに溶けてしまいます。
毎朝、霜が降りています。大きい霜柱は10cmくらいに発達しています。
稜線の朝は「霧氷」が岩や樹木につき、青空に映えてとてもきれいです。

登山道の状況

八ヶ岳ではまだ降雪はありません。
全てのルートで通行に支障になる箇所はありません。通常通り、安全に通行できます。


<登山口情報:桜平>
・分岐(唐沢鉱泉と夏沢鉱泉の分岐)から登山口の「桜平」まで(約4km)は、未舗装の道になります。
・桜平ゲートまで2WDのタクシーも入っていますので、一般車両は進入可能です。
・ところどころ道が荒れているので、ゆっくり注意して運転してください。
・分岐から約2kmのところに、橋があります。大きめのワンボックスカーでも、無理なく通過できる幅になっています。
・道は狭いので、すれ違いの際には お互いに譲り合って通行してください。
・分岐よりマイクロバスの侵入はご遠慮ください。幅員が狭隘のためすれ違い、Uターンできません。
・桜平ゲート下200mの仮設簡易水洗トイレは、10/20頃までの設置です(凍結の心配あるため:夏沢鉱泉で管理しています)。

<冬の登山口情報:桜平>
・例年、年末くらいまでは、冬用タイヤの4WD車は、入ることは可能です。
・冬用タイヤであっても2WD車は、危険です。チェーンがあっても難しいです。
・正月以降は、分岐(唐沢鉱泉と夏沢鉱泉の分岐)までにしてください。ここから先は積雪が増え危険です。
・定期的に降雪の状況と 車道のコンディションの情報を掲載いたします。参考にしてください。

登山装備

日が短くなってきました。秋は、日没とともに急に暗くなります。ヘッドランプなどの照明をお持ちください。
相変わらず紫外線が強いので、日焼け止めクリームやサングラスのご利用をおすすめいたします。

お知らせ

■営業期間について
・硫黄岳山荘・根石岳山荘とも、11/2(月)の宿泊までご利用可能です。
・夏沢鉱泉は、通年営業です。11/3(火)のみ、休業させていただきます(スタッフ研修のため)。
・硫黄岳山荘は、11/3(火)~来年4/21(木)の間、冬期休業とさせていただきます。4/22(金)にオープン予定。
・根石岳山荘は、11/3(火)~12/28(月)の間、冬期の一時休業に入らせていただきます。冬期営業は、年末年始の12/29(火)~来年1/2(土)の宿泊まで。1月~3月の間は、毎週土曜日、休日の前日、宿泊営業を行います。
稜線での冬期営業は貴重です。前冬、ご好評いただきましたので、今年もオープンします。ご予約お待ちしています!

■硫黄岳山荘グループでのイベント情報
10/31(土)~11/1(日) 【新企画】「トレッキングとヨガ」 根石岳山荘(泊)
講師:大西海巴氏(全米ヨガアライアンス認定インストラクター)
21,000円(1泊3食、講師料、傷害保険料、JR茅野駅~桜平までの送迎、下山後の夏沢鉱泉での入浴料、すべて含む)。
ヨガに関心のある初心者大歓迎、経験者の方もトレッキングと合わせてお楽しみください。
八ヶ岳山岳ガイド協会所属のガイドも同行します。ご安心ください。
*ご使用になられるヨガマットは、こちらでご用意いたします。
*当日ご宿泊の一般の方も、ご希望の方は夕方のプログラムにご参加可能です。

10/31(土) 「山に感謝の日」硫黄岳山荘において
「小屋閉め(冬期閉鎖)」前の感謝デーです。ご宿泊の方に、お飲物のサービスございます。
お客様とスタッフの交流会でもあります。通常料金(1泊2食9,000円税込)にてご宿泊いただけます。

ネイチャースクールの新企画「冬山登山教室」「スノーシュートレッキング」「写真教室」、間もなくホームページに掲載します。


●硫黄岳山荘では、温水シャワー 500円(脱衣時間を含めて15分)でご利用いただけます(10月17日まで利用可能)。
トイレは、ウォシュレット付の水洗です。ご宿泊の方は、飲料水(湧き水)を無料でご提供差し上げます。

● 夏沢鉱泉にご宿泊の方は、JR茅野駅~桜平まで無料送迎対応してます(年間を通して)。
事前に予約が必要です。1名様でも対応可能(定員あり)。
八ケ岳へアプローチの起点として、下山時の温泉として、送迎をご利用いただきますと、たいへんお得です!
茅野駅東口お迎え:午前 9:15、午後 15:30
茅野駅へお送り(桜平発):午前 8:00、午後 14:30
事前にご予約が必要です。1名様でも対応可能ですが、定員ございます。
(満員、作業日など、対応できない日もございますのでご注意ください。)

● 根石岳山荘ご宿泊の方はご入浴できます!(10月17日まで利用可能)
ご入浴料は無料です。標高2,550mの山の湯をお楽しみください。(湧水使用、雨水は使用しておりません)
浴槽は、1つのためチェックイン順にお入りいただいております。浴槽には、大人2~3名入れます。
また、ご宿泊の方、休憩の方、ともに飲料水(湧水)無料です。トイレは水洗です。

硫黄岳山荘周辺の過去の様子

  • 根石岳
  • 根石岳に向かう登山道
  • 夏沢峠
  • 冬へ向かう硫黄岳(みんなの登山記録 yasuhiro さんの投稿から)
  • 赤岩の頭から硫黄岳へ(みんなの登山記録 リュウイチ さんの投稿から)
  • 硫黄岳山荘から硫黄岳
  • 硫黄岳山荘
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子

硫黄岳山荘

現地連絡先:
090-3142-8469
電話番号:
0266-73-6673
連絡先住所:
長野県茅野市中大塩13-73

地図で見る
https://iodake.jp/

施設の詳細を見る

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硫黄岳 標高 2,760m

 南八ヶ岳の最北端に位置し、北面は夏沢峠へ深く落ち込んでいる。長野県茅野市と同南佐久郡南牧村の境にあって、北面に火山活動のなごりの巨大な火口壁を残している。南面は緩斜面の岩礫帯で、大ダルミの鞍部にかけてはキバナシャクナゲの自生地として有名で、コマクサ、ウルップソウなどの高嶺の花々が見られる。  眺望は中央・北アルプス、北八ヶ岳の山々、浅間山、奥秩父連峰、富士山、阿弥陀岳、赤岳、横岳など、多くの山々に恵まれている。  山名は火口から硫黄を産したことによるが、佐久地方では箕をかぶせたような山容から箕冠岳(みかぶりだけ)と呼んだ時代もあった。  本沢温泉から夏沢峠を経て2時間強、横岳から1時間、赤岳鉱泉から赤岩ノ頭経由で1時間30分、桜平からオーレン小屋を経て4時間強の行程である。

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横岳は長野県茅野市と同南佐久郡南牧村との境にあって、南北800mほどにおよぶ岩稜の連なりからなる山である。諏訪側、とりわけ柳川北沢上部からの眺めは、小同心、大同心の怪しい岩峰を擁した大岩壁の威容であり、佐久側からの峨々とした山容は赤岳の翼角のようにも見える。横岳は多くの峰塔で形成されており、最高点の奥ノ院、2829mが主峰である。そのほか、石尊大権現を祭る石尊峰、鉾岳、日の神を祭る日ノ岳、二十三夜峰など山岳宗教時代のなごりをとどめるものが連続し、三叉峰(さんじやほう)からは杣添尾根(そまぞえおね)が海ノ口高原へと下っている。最南端の二十三夜峰の南には地蔵尊の石の座像があって、地蔵尾根が行者小屋方向へと下っている。 眺望は赤岳とさして変わらないが、主峰、赤岳北面の雄姿は、八ヶ岳の代名詞ともいえよう。 コマクサ、タカネツメクサ、タカネシオガマ、イワオウギ、イブキジャコウソウ、トウヤクリンドウ、ミヤマダイコンソウ、ミヤマナデシコなど、稜線上に咲く高山植物は、比較的豊富である。 赤岳天望荘(旧赤岳石室)から横岳主峰までは1時間、硫黄岳から1時間30分、野辺山駅から杣添尾根を経て三叉峰までは7時間の行程である。 2019年1月、標高の改定により1m高くなり2830mとなった。具体的には、「奥の院」と呼ばれる場所が最高地点2830mとなり、これまで山頂とされてきた箇所は2826mとなっている。

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