南アルプス南部 | 椹島ロッヂ

紅葉は林道からが眺めると山上から下まで色付ききれいです。登山は冬山状態となり入山者もありません。二軒小屋は11/3まで

林道からの紅葉真っ只中です(2015.10.27 椹島ロッヂ)
林道からの紅葉真っ只中です(2015.10.27 椹島ロッヂ)
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※ご利用上の注意

山と周辺の状況

昨日は快晴 さわらじまの朝の気温2~3℃。昼間は暖かく、作業をしていると上着は不要なこともありますが、朝晩はしっかり冷えるようになりました。
紅葉はさわらじま周辺から下にかけて、林道沿いがとてもきれいになっています。
今年は標高の低いところまで紅葉が進んできているのに、標高の高いところの紅葉が散ってないという、滅多にない好環境です。まさに「全山紅葉」が体験がまだできます。

山の上はもう、冬同然になっています。稜線では降雪、強風です。登山者はありません。
今さわらじま、二軒小屋に来られる方は、釣りと紅葉見物の方がほとんどです。

山には関係ありませんが、10/29にさわらじまにレース鳩が保護されてきました。
レース中に迷子(怪我?故障?)になったようで足輪についていた電話番号に何度も連絡したのですが返事が全くありません。なんという飼い主なんでしょう???でも人馴れしてとてもおとなしい鳩です。
さわらじまのアイドルになっちゃうかもしれません?

登山道の状況

主な登山道に大きな支障の連絡はありませんが、そもそも冬山となり人が入っていません。
山は積雪や凍結が想定される冬の道の状態です。
山の上の小屋はすべて営業を終了しています。

林道の通行に支障ありませんが、畑薙からの送迎バスは二軒小屋ロッヂ、椹島ロッヂへの予約によって運行する時期となりました。ご注意下さい。

登山装備

登山には3000m級冬山登山装備が必携です。
アイゼン、ピッケル冬用防寒帽風装備など。雪がふることを考えた防水対策も必須です。手袋や暖かく耳の隠れる帽子など防寒小物も必携です。
さわらじままでの方も冬の防寒装備が良いでしょう。

注意点

早出早着の原則をお守り下さい。15時には小屋着を!日没近くには急激に気温が下がります。暗くなってからの林道を歩いて下ることはお控え下さい。日没してからの山中の移動は大変危険です。

●釣りのこと
・管理釣り場は10/31までの営業です。
・11/1から周辺は禁漁となります。

【近隣小屋の2015年の休業、利用制限の情報】
●赤石小屋 2015年は立て替えのためテント場や宿泊者数に制限がありました。
http://sky.ap.teacup.com/akaishi/
●塩見小屋 2015年は宿泊営業休止しました。営業再開予定:平成28年7月
http://www.ina-city-kankou.co.jp/cms/modules/tinyd9/index.php?id=5

お知らせ

●さわらじまほか、お問い合わせはこちら
http://www.t-forest.com/alps/ (株)特種東海フォレスト観光チーム (電話0547-46-4717)
・さわらじまにはコインロッカーあります。

●周辺小屋の営業 営業終了日を確認しましょう。
http://www.t-forest.com/alps/lodge.html
さわらじま ~11/8(日)泊までの予定
二軒小屋 ~11/3(火)泊までの予定 ← 注意!!
千枚小屋、赤石小屋、荒川小屋 ~10/12(月)←営業終了
百間洞山の家、熊の平小屋 ~9/23(水)←営業終了
赤石岳避難小屋、中岳避難小屋  ~ 9/30(水)←営業終了
高山裏避難小屋、小河内岳避難小屋 ~ 8/31(月)←営業終了。一部緊急避難的に利用できるところもあります。

昨年の今頃の様子は?

椹島ロッヂは4月29日から今季の営業を開始します。予約受け付けの開始は4月18日から2023.04.10

本日は標高約1500m以上では積雪。椹島ロッヂは予約受け付けを開始、営業は4月29日からです。2023.04.26

椹島ロッヂ周辺の過去の様子

  • 椹島付近から望む赤石岳の様子
  • 椹島からながめる聖岳
  • 椹島近くから望む赤石岳の様子
  • 赤石ダムから望む南アルプスの様子
  • 椹島近くの千枚岳登山口の様子
  • 椹島ロッヂ周辺の様子
  • 茶臼岳・光岳方面への登山口、畑薙大吊橋の様子
  • 椹島付近からの赤石岳の様子
  • 茶臼岳・光岳などへの登山口となっている畑薙大吊橋の様子
  • 椹島付近から撮影した赤石岳の様子
  • 南アルプスの山々
  • 転付峠から望む南アルプス荒川岳・赤石岳・聖岳の様子

椹島ロッヂ

電話番号:
0547-46-4717
連絡先住所:
静岡県島田市金谷東1-753-1 東海フォレスト・サービス事業部

地図で見る
http://www.t-forest.com/alps/

施設の詳細を見る

関連する山

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赤石岳 標高 3,121m

 静岡県と山梨・長野両県の県境尾根には、名前のついている3000m級の山がちょうど10座ある。この10座すべてが静岡市との市境にもなっている。なかでも赤石山脈の盟主、赤石岳は一等三角点をもち、3121mの高さを誇る。まさに南アルプスの王者的な風格があり、山頂からの展望は360度を欲しいままにできる。名だたる南アルプスの山々はもちろんのこと、富士山、奥秩父連峰、八ヶ岳、遠くは北アルプスの槍ヶ岳や穂高連峰、中央アルプス、御岳山と、南アルプスきっての眺望といえる。  山頂には昔の信仰登山のなごりをとどめる石や鉄製の剣が残っており、この山の歴史を物語っている。明治12年と14年に測量登山が行われ、その後一等三角点が設けられた。そして明治時代には地質学者エドモンド・ナウマンやウエストン、河野齢蔵、小島烏水などの学者、登山家がそれぞれ登山している。  また、大正15年夏、この辺りの山林の持ち主であった大倉喜八郎(大倉財閥の創立者)が大勢のお伴を従えて特製の駕籠(かご)で登頂したというエピソードもある。彼の製材会社は東海パルプとして残り、椹島から赤石岳に突き上げている東尾根は別名、大倉尾根とも呼ばれている。  赤石岳を登るにはいくつものコースが考えられるが、代表的な椹島から東尾根を登って登頂、さらに足を延ばして荒川三山を回って椹島へ戻ってくる一周コースを説明する。途中には5つの山小屋があるので、日程も好きなように組める。椹島へは静岡駅からバスで畑薙第1ダムまで入り、ダムから林道を歩くのが一般的。東尾根は取付から急坂が続く。地図上の2027m地点手前で林道を横切る。樹林帯の中の道は踏み込まれていて歩きよく、4時間ほどで赤石小屋に着く。古い小屋のすぐ上には新装なった立派な小屋がある。小屋を過ぎて富士見平に達すると展望が開け、周囲の山が一望できる。しばらく進むと尾根から外れ、左手の赤石沢の支流、北沢の源頭を渡る。この辺りは高山植物が豊富に咲いている。  小屋から3時間ほどで待望の赤石岳山頂に立てる。充分展望を楽しんだならば、小赤石岳、大聖寺平を経て荒川小屋まで下る。次いで頭上にそびえる前岳を目指して登りだすと、ここも所狭しと高嶺の花々が咲いている。前岳に出て中岳の小屋を過ぎ、さらにひと汗かいて悪沢岳へ登り返す。千枚岳を経て1時間も下ると、樹林に囲まれた大きな千枚小屋が建っている。小屋から蕨段を経て椹島までは、長いが穏やかな下りばかりで、3時間もあれば出発地へ戻ることができる。

長野県 静岡県 / 赤石山脈南部

聖岳 標高 3,013m

 聖岳は南アルプスで一番南部に位置する3000m級の山である。安倍奥の山から眺めると、屋根の形をした特徴ある山で、すぐ目にとまる。左手の高い方が前聖岳、地図によっては西聖岳とも書いてあるが、3013mの標高がある。主脈から外れた右手の低い方は奥聖岳といい、2982mの高さを有する。三角点(2978m)は低い方にあり、三角点のない高い方を聖岳と呼ぶ。  山名は山が深い南アルプスの中でもとりわけ奥深く、世俗を脱した聖なる山、すなわち聖岳という説と、大井川からこの山に登る沢は悪場が多く、ヘズリ(沢の両岸の岩壁帯をトラバースすること)が多い沢という意味からヘズリ沢―ヒジリ沢―聖沢となり、この沢の源頭の山ゆえ、聖岳になったという説がある。  山頂から主脈を目で追っていくと、うねうねと続く雄大な稜線上にいくつもの名高い山々が浮かび出ている。足元の大きな谷の向こうには赤石岳が両翼を広げた格好で全容を見せる。左手には気持ちのよさそうな広々した平らがあるが、これが百間平である。赤石岳の右奥には均整のとれた悪沢岳が目を引く。さらにその奥には塩見岳の山頂が2つに分かれて見える。もっと奥には日本第2位の高峰、北岳や大きなカールを持つ仙丈ヶ岳と、すべてが3000mを超える山々である。  時間があれば足を延ばして、三等三角点のある奥聖岳を往復してみたい。低いハイマツの中に細い踏み跡がはっきりついている。  聖岳登山の代表的コースは聖沢から聖平経由のルート。しかし聖岳往復だけではちょっともったいない。聖平から山頂をピストンし、上河内岳経由で畑薙大吊橋へ出るコースは、帰路のバス停も近いので便利。  静岡駅からバスで畑薙第1ダムまで入り、ダム湖畔の林道を歩いて登山口を目指す。荷物の大きさやパーティの力にもよるが、3~4時間で登山口に着く。ここから草の中を約1時間、ジグザグ道の急登で汗を流す。やっと平らになるころ造林用の出合所小屋が左手に出てくる。聖沢を渡る吊橋まで巻き道が続き、橋からは尾根道に取り付いて標高をかせぐ。やがて聖岳がよく見える展望台に出ると、そこからは緩やかな道が聖平小屋へ導いてくれる。広々とした平坦地には平成3年に新築された聖平小屋と古い小屋の2棟がある。目的地である聖岳へは、空身で4時間もあれば往復できる。  往復したならば、聖平小屋を後にして上河内岳へ向かう。三角点は縦走路から少し外れているが、静かな山頂だ。茶臼岳の手前を左にとると、横窪沢、ウソッコ沢を経て畑薙大吊橋まで一気の下りである。

山梨県 静岡県 / 赤石山脈南部

笊ヶ岳 標高 2,629m

 笊ヶ岳は南アルプスの前衛とはいえ、なかなか登る機会の少ない山の1つである。特徴ある双耳峰は甲府盆地からもよく見え、同定しやすい山である。  登山適期は残雪期がよい。尾根筋で水が得やすいこと、大井川の谷を隔てて見る南アルプスの色彩の変化が楽しめることなどが理由。  独立峰なので、360度の大展望を手中にできる。これは多少の入山の困難さを帳消しにして余りあるものといえよう。  一般的な登山は、雨畑川沿いの馬場集落から奥沢、布引山を経てピストンということになろう。山中1泊。山頂まで登り10時間30分。『甲斐国志』には「山形淘ざる(いざる)ヲ覆(ふせ)タルカ如シ因テ名ツク」とあるが、山形に若干の疑問がある。最初の登山者は中村清太郎であり、明治44年12月1日、奥沢の谷をつめてその頂に立った。

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