西丹沢 | 西丹沢ビジターセンター

本日現在、自然教室周辺の雪は融けてありません。登山道には積雪があり、滑り止め必携です。サングラスもお忘れなく。

用木沢出合(2016.03.01 西丹沢自然教室 )
用木沢出合(2016.03.01 西丹沢自然教室 )
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天気・気温

02/19(金) 08:00 晴れ、気温0℃。午後12℃。
横浜市中区の天気予報
明日
晴時々曇
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14℃
明後日
晴のち曇
24℃
14℃
日本気象協会提供 2024年3月29日 12:00発表
甲府市の天気予報
明日
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10℃
明後日
晴のち曇
25℃
11℃
日本気象協会提供 2024年3月29日 12:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

自然教室周辺の雪は融けてありません。
午後から、丹沢湖の水鳥などを見てきました。
確認できた野鳥は、コガモ、カワウ、マガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、アトリ、トビ、ノスリ、カシラダカ、ジョウビタキなどでした。

●2015年・西丹沢“勝手に”10大ニュース
一年間の出来事を皆さんの意見を聞きながら整理しました。
もっと注目の出来事や知らなかったニュースがあるかもしれません。
1.丹沢湖ビジターセンターが閉館になった。
2.遭難事故が増加し、遭難救助隊出動が31件になった。
3.7月の台風の影響で、登山道が危険なほど荒れた。
4.若年層の登山者が急増した。
5.丹沢大山国定公園制定50年を迎えた。
6.ユーシン渓谷の紅葉に登山者が殺到した。
7.自然公園法違反のキャンプ場へ強制代執行がされた。
8.年末は暖冬で、カモ類など冬鳥が減少した
9.加入道避難小屋が建て替え工事された。
10.特定外来種のカナダガンが県内から全個体が捕獲された。

2015年もたくさんのことがありました。
今年はどんな年になるでしょうか…。

登山道の状況

●2/16檜洞丸に登ってきました。
コースは西丹沢自然教室-ゴーラ沢出合-檜洞丸(ツツジ新道のピストン)です。
前夜の雪で朝の西丹沢自然教室付近は積雪がありました。
自然教室前も前夜の雪で枝の雪がきれいでした
ツツジ新道入口、ゴーラ沢出合へ向かうトラバース道には雪もありますが地面も見えました。
展望園地からは滑り止めのアイゼンを装着しました。新雪で高所はフカフカした雪でした
石棚山稜分岐、雪に覆われた山頂手前の木道にはしっかり積雪がありました。
檜洞丸山頂の積雪は約20cm、吹き溜まりで約30cmくらいでした
山頂のベンチにも雪が積もっていました。
檜洞丸山頂からの蛭ヶ岳は白く勇壮な雰囲気でした
山頂(丹沢最高峰1673m)付近をアップで見ても人影は見えませんでした。
塔ノ岳山頂も新雪が積もったようでした。
下山中、檜洞丸まで0.8Kmのベンチポイントからは白い大室山がよく見えました。
檜洞丸まで0.8Kmのベンチポイントから見た犬越路の雪はかなり解けた様子でした。
先日使用可能となった新築の加入道避難小屋も見えました。周辺と屋根は雪で真っ白でした。
登りではツツジ新道入口から雪があったのですが、下山時はゴーラ沢出合から下はほとんど雪が解けていました。
登山される方は滑り止め必携です。サングラスもお忘れなく。

●【登山道通行止め情報】
詳細は、神奈川県自然環境保全センターのHPをご覧ください。
公園歩道(林道)情報 http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f160396/

<通行止め>
●自然公園歩道 ケヤキ沢線
区間:境沢林道終点~長尾尾根 木橋や桟道の崩落が複数あるため。
●自然公園歩道 玄倉山神峠線  ※山神峠から雨山橋区間は以前より通行止め。
区間:山北町玄倉(秦野峠林道 蕗平橋)からユーシン(玄倉林道 第八隧道)
●東海道自然歩道及び自然公園歩道 世附不老山線
区間:東海道自然歩道は切通峠から浅瀬、自然公園歩道は世付峠から浅瀬の区間
●自然歩道平戸焼山線(鳥屋~焼山)
●自然公園歩道 札掛物見峠線の一部区間 ※隣接する唐沢林道による迂回が可能。
区間:黒岩から物見峠の一部区間

<注意喚起>
●東海自然歩道用木沢出合~犬越路~神ノ川の通行に際して
区間:東海自然歩道 用木沢~犬越路~神ノ川

<林道・その他の情報>
●【加入道避難小屋】1/23から使用可能となりました
【問い合わせ先】自然環境保全センター自然保護公園部自然公園課 
 電話046-248-2546
●早戸川林道 通行止め
区間:三日月橋周辺~終点まで 一般車両、歩行者:通行止め。
(法面の崩落のため)
【問い合わせ先】県央地域県政総合センター森林部森林土木課 
 電話046-224-1111
●上秦野林道(表丹沢県民の森内) 通行止め
対象:一般車両、歩行者。(法面の崩落のため)
【問い合わせ先】自然環境保全センター森林再生部県有林整備課 
 電話046-248-6802
●県営玄倉林道 通行止め
一般車両 通行止め。歩行者 通行可能。(林道工事は継続して行われています)
【問い合わせ先】県西地域県政総合センター森林部森林土木課
 電話0465-83-5111
●ユーシンロッジの営業休止について
県営林道玄倉線の改良工事に伴い休業中。 
期間:当分の間
【問い合わせ先】神奈川県商工労働局産業部観光課 
 電話045-210-1111

登山装備

冬のハイキング装備、ルートにより登山装備が必要です。
・冬の登山で避けたいことは、汗をかいて濡れることです。登山中の厚着には気をつけましょう。
・山なので、平地で晴れていても雪が降ることがあります。滑り止めは必携です。
・晴れて積雪がある場合は、雪目になる恐れがあります。サングラスなども必要です。
・自家用車の場合は、冬用タイヤの装着やタイヤチェーンの携行など対策をしていらしてください。

注意点

十分な装備とゆとりを持った計画でいらしてください。
雪の状態によっては時間も余計にかかり、コースタイムの1.5倍くらいかかる人もいます。決して無理をせず、途中で引き返すことも計画に入れておいてください。
朝早く車で来られる方は道路凍結にもご注意を!

暗くなっての下山は大変危険です。ライト、地図、コンパスを必ず持参してください。

●「西丹沢ヒヤリはっと集」
「西丹沢ヒヤリはっと集」をwebでもご覧いただける様にしました。
web版「西丹沢ヒヤリはっと集」に1月8日~31日の出来事を追加しました。
http://www.kanagawa-park.or.jp/nishitanzawa/hiyarihat/
山岳遭難事故に遭わないように事例を共有しましょう。今後、事例を随時追加していく予定です。

●登山届けを出しましょう。
西丹沢自然教室にはポストがあります。

●神奈川県警松田警察署 西丹沢情報
https://www.police.pref.kanagawa.jp/ps/71ps/71mes/71mes900.htm
山岳救助隊(神奈川県警松田署)が情報発信しています。事故事例も扱っているので参考になります。

●新松田駅から西丹沢自然教室までの路線バス
http://www.fujikyu.co.jp/syonan/rosenbus.html
※天候によっては運行に支障が出ることがあります。

お知らせ

●西丹沢自然教室からのお知らせ
西丹沢自然教室には展示室もありますので、お立ち寄りください。
http://www.kanagawa-park.or.jp/nishitanzawa/
・開館 12月1日~翌年3月31日の冬季は閉館時刻が30分早くなり16:00閉館となりますのでご注意ください。
(4月~11月の閉館時間は午後4時30分)
・休館日 月曜日(祝日の場合は開館)祝日の翌日(土曜・日曜・祝日の場合は開館)。1月~3月の第2木曜日は休館します。年末年始
※天候により臨時休館となる場合があります。
・飲料水の提供はできません。飲み水は事前に準備してきてください。
・無料の地図は配布していません。

●イベント
・西丹トーク
園地や川原で、スタッフが自然観察または登山技術のレクチャーをします。10分程度の短いプログラムで土日に随時実施しています。無料のプログラムなので、ぜひお楽しみください。
・地学教室「てくてくと西丹沢でジオ巡り」枕状溶岩、流紋岩、ガーネットなどの観察と実物図鑑づくり
催行日 3月26日(土) 9:40~15:40
申込〆切 3月14日(月)
詳しくはこちら 
http://nishitanzawashizenkyoushitsu.blogspot.jp/2015/11/1123_23.html

●【近隣ビジターセンターなど】周辺山岳の情報やイベント紹介があります
・秦野ビジターセンターより
http://www.kanagawa-park.or.jp/hadanovc/

・宮ヶ瀬ビジターセンター
http://www.kanagawa-park.or.jp/miyagase/
・平成28年3月をもって閉館。平成28年4月1日からは宮ヶ瀬やまなみセンターの別館として運営します。

西丹沢ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 改修工事が完了した用木沢出合手前林道
  • シロヤシオ
  • 西沢のミツマタ
  • 下棚への分岐
  • 檜洞丸山頂
  • 第一堰堤上 木橋は流されています
  • ミツバツツジ

西丹沢ビジターセンター

電話番号:
0465-78-3940
連絡先住所:
〒258-0201 足柄上郡山北町中川867

地図で見る
http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawavc/

施設の詳細を見る

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 津久井町、山北町、清川村の境にあり、これがそれぞれ津久井郡、足柄上郡、愛甲郡に属しているので、昔から三境(さんざかい)、あるいは三境ノ峰などと呼ばれてきた。この山が丹沢山と呼ばれるようになったのは、明治時代からである。明治15年に始まった三角測量の折に、この山に一等三角点が置かれ、この山地の総称として「丹沢」という名前がつけられたのだという。もともと丹沢という地名は、札掛付近の深くて美しい谷を意味する古代朝鮮語起源の地名であったようだ。この山は山魂の中心部に位置しているので、周囲には多くの谷があり、北にある早戸川の最上流の大滝沢には落差50mの大滝がある。  山頂はなだらかで木々が茂っているので、展望はあまりないが、平坦地にはバイケイソウが茂り、一段低くなった所にはブナ林が続いている。しかし、丹沢山付近のブナは立ち枯れが目立つようになった。原因究明と早期の対策が急務である。山頂にみやま山荘がある。  小田急線渋沢駅からバス大倉下車、塔ヶ岳経由で4~5時間、宮ガ瀬から三ツ峰経由で5時間30分、宮ガ瀬から塩水橋、天王寺尾根経由5時間、同じく堂平歩道経由5時間でそれぞれ山頂に達する。

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