山荘周辺でカラマツの芽吹きがはじりまりました。瑞牆山は軽アイゼン、金峰山は10本爪程度のアイゼン必携。防寒防水装備必携。雨はみぞれになることも。
天気・気温
山と周辺の状況
曇りですが、雨になりそうな様子です。この雨は山の上も雨。雪にはならないと思います。
瑞牆山荘周辺のカラマツの芽吹きが始まりました。小屋脇のマメザクラは早くも満開です。
それでも、まだ風があれば寒く感じ、こちらはまだ春爛漫とはいきませんん。
東京の高尾山のように気軽に登れる山でもありませんし、そのような気象状況でもありません。
高尾山の標高は600mほど、こちらは標高2000m。この差は大きいものがあります。朝夕は暖房が必要な気温ですし、山の上にはまだ残雪もあります。天候も装備も油断は禁物です。
登山道の状況
山荘前に残雪や凍結面は見えませんが、登山道は、日の当たる場所は土が出ている個所あり、日影、北面、樹林帯は雪がしっかり残っています。
このような状態の時期には、通常のコースタイムよりも所要時間がかかると思って下さい。
瑞牆山方面 最後の登りが北面のため氷になっています。アイゼン必携
金峰山方面 けっこう積雪があります。軽アイゼンでは厳しいでしょう。10本程度のアイゼンとピッケルかストックが必要です。
登山道コンディションは天候で大きく変化しますので十分な装備をお願いします。
登山装備
ハイキングの装備では対応できません。基本は雪山装備。
朝は氷点下近くまで下がります。風があったり天気の悪い日は日中でも同様、またはそれ以下になります。防寒着や防水防風装備は必ず用意して下さい。
この時期は、防水性のない軽登山靴では対応できません。アイゼンを装着できる防水性の高い登山靴を履いて下さい。
瑞牆山はアイゼン必要です。
金峰山は10本爪程度のアイゼンとストック。軽アイゼンでは対応できません。
雨具、地図、ライトなど標準的な登山装備はもちろん必要です。
注意点
登山は早出早着が原則です。
過信は禁物、無理のない登山を心がけて下さい。気温差が激しいので対応できる装備を。
●登山口のトイレは開放しました
山荘営業時間以外にトイレはありません。
登山口には通年給水設備はありません。飲用水は事前に用意するか、山荘での販売となります。
●GWは駐車場が大混雑となります。例年よりお問い合わせが多い現状です。
連休は混雑いたしますが、どのような場合でも緊急車輌とバスが通れる道幅確保にご協力ください。
●【2016年度運行】茅ケ岳みずがき田園バス
【運行期間】 2016年4月2日~11月23日、12月30日~1月3日 期間中毎日
時刻表かこちら
yohoku.jp/路線バス/茅ヶ岳みずがき田園バス/運行時間(みずがきルート)/
http://kyohoku.jp/wp-content/uploads/2015/11/fa38f118f966c7cb46292d5acb4be8d7.pdf
韮崎駅~みずがき山荘 大人一名片道1030円
問い合わせ先 山梨峡北交通株式会社 電話0551-42-2343
お知らせ
瑞牆山荘(標高1520m)
http://www.mizugaki.burari.biz/
カフェのある登山者向け宿泊施設です。
日本百名山に登録されている瑞牆山と金峰山への登山口正面に位置します。
登山者他、ドライブのお客様も利用する施設です。風呂の利用は宿泊者のみとなります。
周辺駐車場 無料。
年間気温 -20~+30℃ 常時低湿度。
このような自然環境の中、瑞牆山荘は登山者の宿泊とカフェ・レストランを営み、同時に国立公園の保護や地域と連携した広範囲の山岳活動に参加しております。
宿泊予約電話 0551-45-0521
※消灯・就寝時刻の関係より、21時以降の予約電話はご遠慮下さい。
※4/29は満室となりました。今年のGWは前半に人が多く、後半はまだゆとりがあります。
昨年の今頃の様子は?
山はまだ春ではありません。瑞牆山、金峰山ともに凍結、積雪ありアイゼンなど冬山装備必要2023.03.29
瑞牆山、金峰山ともにまだ凍結や残雪あり冬装備(アイゼンなど必要)。芽吹きはまだ。2023.04.06
朝放射冷却で3℃くらいまで下がります。金峰山はアイゼン必要。瑞牆山は軽アイゼンがお守りです2023.04.13
金峰山はアイゼン必要(4本爪やチェーンスパイクでは不適切)。瑞牆山も軽アイゼンがお守りです2023.04.19
金峰山はアイゼン必要(4本爪やチェーンスパイク不適切)。瑞牆山も軽アイゼンがお守り。防寒具必須2023.04.27
瑞牆山荘周辺の過去の様子
瑞牆山荘
- 電話番号:
- 0551-45-0521
- 連絡先住所:
- 〒408-0101 山梨県北杜市須玉町増富小尾8861