硫黄岳・横岳 | 硫黄岳山荘

硫黄岳~赤岳では、高山植物は終盤になってきています。それでも、まだ多くの花を見ることができます。

硫黄岳山荘からのご来光(2016.09.09 硫黄岳山荘 )
硫黄岳山荘からのご来光(2016.09.09 硫黄岳山荘 )
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天気・気温

09/01(木) 硫黄岳山荘(標高2650m)晴れ。6:20時点8℃。風速10m/s。
根石岳山荘(標高2550m)晴れ。6:10時点8℃。風速10m/s。
夏沢鉱泉(標高2060m)晴れ。6:20時点8℃。
松本市の天気予報
明日
雨のち晴
19℃
8℃
明後日
19℃
8℃
日本気象協会提供 2024年3月28日 18:00発表
甲府市の天気予報
明日
雨のち晴
22℃
10℃
明後日
25℃
10℃
日本気象協会提供 2024年3月28日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

今朝の夏沢鉱泉は青空が広がり、遠方まで遠く見渡せました。しっとり秋の気配を感じるようになってきました。
硫黄岳山荘の周辺の コマクサ コマクサ の開花はほぼ終了しました。 ウメバチソウ ウメバチソウ など、秋の花が咲いています。風は強めですが、雲はほとんどなく、視界は良好でした。
根石岳山荘では、 トウヤクリンドウ トウヤクリンドウ など秋の高山植物も見られます。

硫黄岳~赤岳では、高山植物は終盤になってきています。それでも、まだ多くの花を見ることができます。
 白: ウメバチソウ ウメバチソウ 、ムカゴトラノオ、コバノコゴメグサ、ミネ ウスユキソウ ウスユキソウ ダイモンジソウ ダイモンジソウ 、ヤマハハコ
 黄: トウヤクリンドウ トウヤクリンドウ 、オンタデ、
 ピンク: コマクサ コマクサ (残りわずか)、タカネヒゴタイ、ミヤマシオガマ
 紫:チシマギキョウ(ほぼ終わり)、イブキジャコウソウ
鹿の食害からの保護対策を行っています。 コマクサ コマクサ が、たくさん復活してきています。

<これからの天候>
・9月に入り、比較的天候が安定しています。台風の影響を除けば、しばらく曇や晴天が続きそうです。
・山の稜線(高山帯)は朝晩、冷えますので防寒対策が必要になります。
台風10号が過ぎてから、早朝の気温がひと桁になり、硫黄岳山荘では、8/31(水)の6:15に4℃でした。

登山道の状況

台風10号の影響はありません。現在、全ルート通行可能です。

<登山口情報:桜平方面 9/1時点>
・【重要】すれ違いできませんので、マイクロバス等の「分岐(唐沢鉱泉と夏沢鉱泉の分岐)」からの進入はご遠慮ください。
・車道の整備を適宜行っています。安心して進入可能です。できましたら4WD車をおすすめします。
・駐車できるスペースは路肩も含めて60~70台分が可能です。
・道路幅が狭隘のため、すれ違いなどお互いに譲り合って安全に通行してください。
・分岐(唐沢鉱泉と夏沢鉱泉の分岐)より未舗装の道になります。運転にご注意ください。

登山装備

まだまだ陽射しが強いです。サングラス、日焼け止めクリームもお持ちください。
日が少しずつですが短くなってきています。ヘッドランプなどの照明は必ずお持ちください。

注意点

稜線の登山道は、岩稜帯のため雨や結露などで濡れていると滑りやすいです。
足元に、十分ご注意ください。
(赤岳、横岳の岩稜帯は特に急峻な箇所あるためご注意を!)

★念願の「桜平の駐車場」が整備されます!
現在、登山口の桜平周辺は、点在している駐車スペースは約70台前後です(路肩含む)。
9月中旬ころから、順次、作業が始まる予定です。
森の中に駐車場が新設され、150台まで駐車可能になります。
整備に伴い桜平ゲートは現在の位置から約300m下方に移動になります。工事へのご協力をお願いします。

5月下旬よりシラナギ沢に仮設の簡易水洗トイレを設置しました。10/20くらいまで設置されています(桜平ゲートから、約200m下った先にあります。

<熊の出没情報について>
夏沢鉱泉~硫黄岳方面に熊は生息しておりません。この時期に移動していることも考えられません。
カモシカを後ろから見ると黒い獣に見えます。見間違えにご注意いただき、安心して登山をお楽しみください。

お知らせ

<イベント情報>
(1)スカイビューコンサート 10/1(土) 根石岳山荘で
リピート山中氏出演。コンサート時、ワンドリンクサービス。宿泊料金は、通常料金。
会場:新館2F 大展望の談話室で。16:30~。

(2)ネイチャースクール(硫黄岳山荘オリジナル企画、ぞくぞく!)
21,000円(1泊3食、講師料、傷害保険料、夏沢鉱泉入浴料、JR茅野駅~桜平の送迎、すべて含む)
・9/10-11(土日) 「キノコと樹木」 大木正夫講師 夏沢鉱泉(泊)締切間もなく
・9/30~10/2(金土日) 「スケッチ」 小倉玲子講師 硫黄岳山荘(泊)2泊3日コース35,000円、1泊2日コース 21,000円
・10/1~2(土日) 「写真教室:ネイチャーフォト」 日野安喜講師 夏沢鉱泉(泊)

(3)新そば会:夏沢鉱泉(泊)の方に限定 11/26(土)
地元のそば打ち名人「森田師匠」に、八ヶ岳山麓産の2016の新そばを、贅沢に打っていただきます。見学もできます。
評判の夏沢鉱泉の料理に、さらに追加でお出しします。料金は追加なしの通常料金!サービスデーです。(毎秋の恒例の行事)

<とっておきの情報!>
★「硫黄岳山荘 トイレウォシュレット完備、温水シャワー(4ブースあり:15分500円)ご利用になれます。10月中旬まで!」
★根石岳山荘も、6/下旬より入浴できるようになりました! 宿泊者限定。

(1)根石岳山荘(泊)の方、JR茅野駅まで無料「お迎え」いたします!(お迎えのみで、お送りなし)
・区間:JR茅野駅~桜平(約50分)
*申し訳ございませんが、夏沢鉱泉までの送迎は、対応しておりません。徒歩でお願いいたします。
(桜平~夏沢鉱泉の間は、登り30分、下り20分、約2kmです。)
・時刻:JR茅野駅東口に 朝9:15(新宿発7:00特急あずさご乗車に連絡)
*中京、関西圏の方にも対応検討いたします。メールにて、事務所にご相談ください。(新宿行9:21茅野着に連絡)
*お一人様でも対応させていただきます。作業日など、対応できない日もございます。メールにて、事務所にお問い合わせください。
・期間:2016年8/1月から9/30までの、根石岳山荘営業日のみ(期間限定です:9/末に一旦終了いたします)。
ご好評いただきましたので、期間限定で復活させていただきます。HP上でのみご案内いたします。「HPで見た!」とお申し込みください。

(2)夏沢鉱泉にご宿泊の方は、JR茅野駅~登山口の桜平まで無料送迎対応いたしております(年間を通して)。
八ケ岳へアプローチの起点として、下山時の温泉として、送迎をご利用いただきますと、たいへんお得です!
茅野駅東口へ「お迎え」:午前 9:15、午後 15:30(約50分後に桜平着)
茅野駅へ「お送り」桜平発:午前 8:00、午後 14:30(約50分後にJR茅野駅着)
事前に、ご予約が必要です。1名様でも対応可能ですが、定員ございます。
(満員、作業日など、対応できない日もございますのでご注意ください。冬期は、お送り時刻が多少変更になります。)

硫黄岳山荘周辺の過去の様子

  • 根石岳
  • 根石岳に向かう登山道
  • 夏沢峠
  • 冬へ向かう硫黄岳(みんなの登山記録 yasuhiro さんの投稿から)
  • 赤岩の頭から硫黄岳へ(みんなの登山記録 リュウイチ さんの投稿から)
  • 硫黄岳山荘から硫黄岳
  • 硫黄岳山荘
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子

硫黄岳山荘

現地連絡先:
090-3142-8469
電話番号:
0266-73-6673
連絡先住所:
長野県茅野市中大塩13-73

地図で見る
https://iodake.jp/

施設の詳細を見る

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硫黄岳 標高 2,760m

 南八ヶ岳の最北端に位置し、北面は夏沢峠へ深く落ち込んでいる。長野県茅野市と同南佐久郡南牧村の境にあって、北面に火山活動のなごりの巨大な火口壁を残している。南面は緩斜面の岩礫帯で、大ダルミの鞍部にかけてはキバナシャクナゲの自生地として有名で、コマクサ、ウルップソウなどの高嶺の花々が見られる。  眺望は中央・北アルプス、北八ヶ岳の山々、浅間山、奥秩父連峰、富士山、阿弥陀岳、赤岳、横岳など、多くの山々に恵まれている。  山名は火口から硫黄を産したことによるが、佐久地方では箕をかぶせたような山容から箕冠岳(みかぶりだけ)と呼んだ時代もあった。  本沢温泉から夏沢峠を経て2時間強、横岳から1時間、赤岳鉱泉から赤岩ノ頭経由で1時間30分、桜平からオーレン小屋を経て4時間強の行程である。

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横岳 標高 2,830m

横岳は長野県茅野市と同南佐久郡南牧村との境にあって、南北800mほどにおよぶ岩稜の連なりからなる山である。諏訪側、とりわけ柳川北沢上部からの眺めは、小同心、大同心の怪しい岩峰を擁した大岩壁の威容であり、佐久側からの峨々とした山容は赤岳の翼角のようにも見える。横岳は多くの峰塔で形成されており、最高点の奥ノ院、2829mが主峰である。そのほか、石尊大権現を祭る石尊峰、鉾岳、日の神を祭る日ノ岳、二十三夜峰など山岳宗教時代のなごりをとどめるものが連続し、三叉峰(さんじやほう)からは杣添尾根(そまぞえおね)が海ノ口高原へと下っている。最南端の二十三夜峰の南には地蔵尊の石の座像があって、地蔵尾根が行者小屋方向へと下っている。 眺望は赤岳とさして変わらないが、主峰、赤岳北面の雄姿は、八ヶ岳の代名詞ともいえよう。 コマクサ、タカネツメクサ、タカネシオガマ、イワオウギ、イブキジャコウソウ、トウヤクリンドウ、ミヤマダイコンソウ、ミヤマナデシコなど、稜線上に咲く高山植物は、比較的豊富である。 赤岳天望荘(旧赤岳石室)から横岳主峰までは1時間、硫黄岳から1時間30分、野辺山駅から杣添尾根を経て三叉峰までは7時間の行程である。 2019年1月、標高の改定により1m高くなり2830mとなった。具体的には、「奥の院」と呼ばれる場所が最高地点2830mとなり、これまで山頂とされてきた箇所は2826mとなっている。

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