木曽駒・宝剣岳 | 宝剣山荘

本年の年末年始は、12月29日頃~1月3日頃まで営業を予定しています。 宿泊をご希望の方はお問い合わせください。

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天気・気温

12/20(火) --
松本市の天気予報
明日
18℃
12℃
明後日
21℃
12℃
日本気象協会提供 2024年4月20日 6:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

宝剣山荘は今シーズンの営業を終了し、冬季閉鎖期間になりました。
本年の年末年始は、12月29日頃~1月3日頃まで営業を予定しています。
宿泊をご希望の方はお問い合わせください。

登山道の状況

千畳敷カール~稜線までのルートは雪崩の発生の可能性があり、特に注意して登山してください。
気温も-15℃以下、風速も15m~20m以上になり、体感気温も-30℃以下になりますので、防寒・防風に優れた装備が必要になります。
雪上を歩きは通常の約1.5~2倍くらい時間がかかります。体力の消耗も激しいので、自分にあったペースで行動してください。
汗をかくと急激に体温が下がります。ゆっくりとした行動を心掛けてください。

登山装備

防寒・防風に優れた装備が必要になります。
10本爪以上のアイゼン、ピッケルは絶対に必要です。事前に調整等を行ってください。
その他に服装や防寒対策等に不備がある場合、「ロープウェー千畳敷駅」で地元関係機関(遭対協・警察等)により登山が不許可になる場合があります。また、登山計画書(登山届)は「ロープウェー千畳敷駅」に必ず提出してください。

注意点

この時期は日没も早く、午後には急速に気温も下がり大変危険です。遅くとも14時頃には山荘に到着してください。
危険と判断された場合は、速やかに戻る判断(登山中止)も必要です。その際は、必ず山荘までご連絡ください。
登山においては自己責任が原則です。自分の身は自分で守りましょう。

この時期、山荘内の水が凍っており、通常のお食事のご用意ができません。
カレーライス・おでん等、簡素なものしか提供できませんので、お食事が不安な方、足りないと思われる方は、ご自身でカップ麺等お持ち下さい。お弁当の用意もできません。
売店も閉店しておりご利用できません。

お知らせ

年末年始の宿泊は要予約となります。予約が無い場合小屋を開けない場合がございますので、必ずお電話にて予約をお願いします。また雪の状態等でやむを得ず営業できない場合もありますので予めご了承願います。

昨年の今頃の様子は?

降雨の日が多くなり雪解けが進んでいます。それに伴い最近では落石の頻発、雪崩・滑落にも注意してください2023.04.21

GW営業中。朝晩はガチガチのアイスバーン、冬装備は必須。アイゼンは10本以上を用意してください2023.05.01

降雨により雪解けが進んでおりますが、それに伴い落石の頻発。朝晩には雪面がアイスバーンとなります2023.05.12

宝剣山荘周辺の過去の様子

  • 薄っすらと雪がかぶっています
  • 今年一番の冷え込みとなりました
  • 紅葉の様子、だいぶ色付いてきました
  • 見下ろす千畳敷の様子
  • 初霜が下りました
  • 少しずつ緑色が茶色に変わって来ました

宝剣山荘

電話番号:
090-5507-6345
連絡先住所:
長野県上伊那郡宮田村4752-4 宮田観光開発

地図で見る
http://www.miyadakankou.co.jp/?cat=3

施設の詳細を見る

関連する山

長野県 / 木曽山脈

宝剣岳 標高 2,931m

 中央アルプスの中では南部の仙涯嶺(せんがいれい)とともに険しい岩場の山で、その名のとおりどこから見ても鋭くとがった三角錐を突き上げ、人を寄せつけないような雰囲気をもっている。特に千畳敷カールから見上げる姿は一段と鋭さを増す。  山名は山岳信仰からきているものと推測され、江戸時代後期の絵図には錫杖嶽と書かれており、その後剣ガ峰とも呼ばれていた時期がある。宝剣岳の名は近代に入ってからである。  登山コースは、ロープウェイが運行されている現在は千畳敷カールから登る人がほとんどで、カール内の駒ヶ岳神社で左右に分かれ、右回りに乗越浄土から天狗岩を眺めながら北稜を登るルートと、左回りに極楽平から南稜をちょっとした岩登り気分で登って頂上に立つルートがある。いずれも1時間弱。  また鋭い岩峰だけにロッククライミングのルートも多く、初級の中央ルンゼをはじめ、左稜、中央稜、左稜フランケなどがある。木曽側には天狗岩に駒峰ルート、芸大ルート、伊那ルートなどが拓かれている。  なお、千畳敷カールは春スキーのメッカとしても賑わっているが、かつては積雪期には立ち入り禁止だったことを忘れないでほしい。

長野県 / 木曽山脈

木曽駒ヶ岳 標高 2,956m

 中央アルプスの最高峰である駒ヶ岳は、伊那谷では西駒ヶ岳と呼び、東駒ヶ岳と称される甲斐駒ヶ岳と区別している。一方、木曽谷の人はこの山を木曽駒ヶ岳と呼び、現在はこの名が一般的になっている。山名の由来は、全国の駒ヶ岳がそうであるように、晩春に中岳から将棊頭山の山腹にかけて現れる駒の雪形によっている。  この山は山岳宗教の山として古くから登られており、天文元年(1532)に木曽上松の徳原春安という人が山頂に駒ヶ岳神社を建てたと伝えられている。近代登山の対象として登られたのは明治24年(1891)8月のW・ウエストンの登山で、友人とともに上松口から登頂、その著書に紀行を載せている。  山頂一帯はハイマツの緑のジュウタンが敷きつめられ、花崗岩砂の白さと見事なコントラストを描き出している。西に木曽前岳(2826m)、南に中岳(2925m)、さらに東には伊那前岳(2883m)を擁し、登山道は四方から集中している。3000mにちょっと欠けるが、その頂からの展望はすばらしい。日本アルプスの中央に位置しているだけに、北アルプスの山並みと乗鞍岳、そして目の前の御岳山、さらに伊那谷を隔てて大パノラマが楽しめる南アルプスと、見飽きることがない。  また稜線や山上湖の周辺では高山植物も多く見られ、イワウメ、イワギキョウ、アオノツガザクラ、タカネシオガマなど、色とりどりの花々が登山者を迎えてくれる。特に中央アルプスの特産種であるコマウスユキソウは、いわゆるエーデルワイスの仲間で、この山域でのみ見られる花である。  登山コースは四通八達しているが、ロープウェイを利用して千畳敷から乗越浄土、中岳を経て登頂するものがいちばん楽なコース(千畳敷から1時間30分)。次に新田次郎の小説『聖職の碑』の舞台でもあるクラシックな、桂小場(かつらこば)から将棊頭山を越えて山頂に至るコースは静かで、中央アルプスらしいムードを楽しめる(桂小場から6時間30分)。そのほか北御所登山口から(7時間弱)、宮田高原から伊勢滝を経て山頂に至るコース(7時間弱)などが伊那側からのルート。  一方、木曽側からは木曽福島コース(山頂まで7時間弱)と、木曽側では最もよく利用されている上松コース(7時間弱)の2つがある。いずれにしても、伊那、木曽いずれかの谷から山頂に至り、登りとは反対の谷に下山するようなコース設定をすれば、木曽駒ヶ岳の東西2つの顔と、伊那谷、木曽谷双方の雰囲気を楽しむことができる。

ユーザーの登山記録から