西丹沢 | 西丹沢ビジターセンター

積雪は標高1000m以下で0~20cm程度、それ以上は40~60cm。冬の装備必携。日没17時前と早く下山時間に注意。車道凍結あり。

朝の大室山山頂付近 高所で霧氷ができています(2017.01.29 西丹沢自然教室 )
朝の大室山山頂付近 高所で霧氷ができています(2017.01.29 西丹沢自然教室 )
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

天気・気温

01/11(水) 快晴 朝の気温-1℃
横浜市中区の天気予報
明日
晴時々曇
25℃
14℃
明後日
晴のち曇
25℃
14℃
日本気象協会提供 2024年4月18日 10:00発表
甲府市の天気予報
明日
26℃
10℃
明後日
晴のち曇
28℃
10℃
日本気象協会提供 2024年4月18日 10:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

快晴の朝7時の気温はマイナス1℃。この冷え込みで県道76号は一部路面が凍ったところがありました。
晴れていますが登山者は少なめです。教室前の駐車スペースもだいぶ空いています。
今日の日没は、16時54分です。早めの下山を心掛けてください。
今朝 箒沢付近で立派な角を持ったニホンジカを見ました

【自然情報】ユーシン渓谷 1月11日
玄倉林道をユーシンロッジまで行って来ました。
途中、会ったハイカーは4人でした。
丹沢湖の水鳥などの情報収集もしてきました。
丹沢湖から同角ノ頭の眺めがきれいでした。
一時使用禁止になっていた小菅沢沿いの無料駐車場の隣の旧丹沢湖ビジターセンターに3台車がとまっていました
石棚山稜もくっきり見えました。
新青崩隧道も支障ありませんでした。照明がありませんのでライトは必携です
仏岩と青崩洞門、ユーシン渓谷もいつも通り。洞門上からはツララが下がっていました。
玄倉林道は全コース落石注意。今日も落石が3個落ちていました
素掘りのトンネルの第四号隧道も支障なし
板小屋沢の滝は流れていました。
棚沢ノ頭方面は雪におおわれていました。
大石山の大石の上まで、枯れ木の下に雪が見えました。
雨山橋、ユーシンの公衆トイレ(今は水道の凍結防止により使用禁止です)、ユーシンロッジ(現在休業中)も支障なし。ユーシンロッジの避難部屋、公衆電話も異常なし。
玄倉林道はユーシンロッジまでの間、雪はありません。
野鳥はルリビタキのメス、ホシハジロなどを観察。丹沢湖ではホシハジロの40羽ほどの群れを見ました。 
そのほか野鳥では、シジュウカラ、ヤマガラ、ホオジロ、ジョウビタキ、トビ、ルリビタキなど。丹沢湖の水鳥では、マガモ、オシドリ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カワウなど全部で50羽ほどでした。

【1/9現在の積雪情報】
1月8日から9日朝にかけて降った雪は、山の上では積雪になりました。
標高別の積雪量は次のとおり。
・500から700メートル 積雪なし
・700から1000メートル 登山道には0から20センチ。湿った雪。
・1000から1600メートル 登山道には40から60センチ。サラサラの雪。

・下から見上げる大室山方面。 標高700メートルより下に雪はない。
大室山の山頂付近では、8日昼過ぎの降り始めから雪だったそうです。
バス停付近では暗くなるまでみぞれ混じりの雨でした。

9日は登山者が少なく、踏み跡はわずか。
積雪の多い区間では登山道の形がわからないくらい深くなっています。
歩きにくくて時間ががかかるので、余裕を持った登山計画を立ててください。

9日朝の気温はプラス5℃でした。
8日はマイナス1℃、7日はマイナス3℃だったので、急に気温が上がっています。
9日夕方では道路わきに積雪はなく、凍結も見られません。
朝夕は気温が下がるので、車利用の方は、冬用タイヤを装着するなど運転には気を付けてください。

以下に下山した登山者からの情報を載せます。
・檜洞丸つつじ新道、石棚山コースの分岐 40センチ以上の積雪がある
つつじ新道の山頂直下 お昼になっても、木の枝に霧氷が着いている
檜洞丸山頂付近から蛭ヶ岳を眺める雪が多く、時間がかかりそう
情報提供ありがとうございました。
1/9は風が少なくて、春の山のように暖かく感じたと話していました。
滑り止めは前爪の着いたアイゼンを使用。中間部の岩は雪の中なので、滑り止めがないと危険です。

登山道の状況

●積雪情報:西丹沢 1/11現在
標高700~1000m 登山道には0~20cm。
標高1000~1600m 登山道には40~60cm残雪。


●登山道通行止め情報 詳細は、神奈川県自然環境保全センターのHPをご覧ください。
公園歩道(林道)情報 http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f160396/

【登山道 通行止等の情報】
<通行止め>
●東海自然歩道 青根‐青根分岐
区間:青根~青根分岐 台風の影響により林道・登山道が崩落したため。
●高松山ハイキングコースの一部区間 ※迂回が可能。
区間:高松山入口公衆トイレ先の一部区間 新東名の工事用道路建設のため。
http://www.town.yamakita.kanagawa.jp/contents_detail.php?co=tpc&frmId=3068
●自然公園歩道 ケヤキ沢線
区間:境沢林道終点~長尾尾根 木橋や桟道の崩落が複数あるため。
●自然公園歩道 玄倉山神峠線  ※山神峠から雨山橋区間は以前より通行止め。
区間:山北町玄倉(秦野峠林道 蕗平橋)からユーシン(玄倉林道 第八隧道)
●東海道自然歩道及び自然公園歩道 世附不老山線
区間:東海道自然歩道は切通峠から浅瀬、自然公園歩道は世付峠から浅瀬の区間
●自然歩道平戸焼山線(鳥屋~焼山)
●自然公園歩道 札掛物見峠線の一部区間 ※隣接する唐沢林道による迂回が可能。
区間:黒岩から物見峠の一部区間

<注意喚起>
東海自然歩道 用木沢出合~犬越路~神ノ川の通行に際して
区間:東海自然歩道 用木沢~犬越路~神ノ川

<林道・その他の情報>
・使用再開のお知らせ 加入道避難小屋
内容:加入道避難小屋は、老朽化にともなう建替え工事のため、
平成27年9月28日より平成28年3月31日までの間、
使用休止の予定でしたが、天候にも恵まれ工事が順調にすすんだ結果、
予定より2ヶ月早く、供用を開始できることとなりました。
加入道避難小屋の使用再開日時:
平成 28 年1月23日 (土曜日) 12時(正午)より ※予定
問い合わせ先 自然環境保全センター自然保護公園部自然公園課 電話046-248-2546

早戸川林道 通行止め
区間:三日月橋周辺~終点まで 一般車両、歩行者:通行止め。
(法面の崩落のため)
問い合わせ先 県央地域県政総合センター森林部森林土木課 電話046-224-1111

県営玄倉林道 通行止め
一般車両 通行止め。歩行者 通行可能。(林道工事は継続して行われています)
問い合わせ先 県西地域県政総合センター森林部森林土木課 電話0465-83-5111

ユーシンロッジの営業休止について
県営林道玄倉線の改良工事に伴い休業中。 
期間:当分の間
問い合わせ先 神奈川県商工労働局産業部観光課 電話045-210-1111
※ユーシンロッジにある公衆トイレは、冬季水洗の凍結防止のため来年の3月末まで使用できません。

●西丹沢までのバス便
富士急バス
http://www.syonan-bus.co.jp/rosen
12月10日(土)より、路線バスの西丹沢路線は冬ダイヤです。
便数が減っていますので、登山計画の際に注意してください。

登山装備

冬の登山装備が基本です。積雪、凍結に対応できるようにアイゼンを携行下さい。靴は防水性の高いものが必要です。
防寒装備(手袋、帽子なども含め)は必携です。装備の防水対策も必要です。

注意点

●【登山のポイント】
日が射さないと一日中冷え込みます。身体を濡らすと体温が奪われるので雨具の着用は計画的にしてください。また、防寒着を持ち休憩時に身体を冷やさないようにしてください。

日が暮れるのが早いです。沢沿いの人工林内は特に暗くなるのが早いです。早めの行動を心がけるとともに、ライトを忘れずに持参してください。日没は16時ころです。

●web版「西丹沢ヒヤリはっと集」を更新しました 
http://www.kanagawa-park.or.jp/nishitanzawa/hiyarihat/

●県からのお知らせ 「ツキノワグマによる被害を受けないために」
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f3813/

お知らせ

●西丹沢自然教室からのお知らせ
西丹沢自然教室には展示室もありますので、お立ち寄りください。
http://www.kanagawa-park.or.jp/nishitanzawa/
・開館時間 08:30~16:30 4月~11月の閉館時間は16:30
(12月1日~翌年3月31日の冬季は閉館時刻が30分早くなり16:00閉館となりますのでご注意ください。)
・休館日 月曜日(祝日の場合は開館)祝日の翌日(土曜・日曜・祝日の場合は開館)。1月~3月の第2木曜日は休館します。年末年始(12月29日から翌年1月3日まで)
※天候により臨時休館となる場合があります。
・飲料水の提供はできません。飲み水は事前に準備してきてください。
・無料の地図は配布していません。

●【近隣ビジターセンターなど】周辺山岳の情報やイベント紹介があります
・秦野ビジターセンターより
http://www.kanagawa-park.or.jp/hadanovc/

・宮ヶ瀬ビジターセンター
http://www.kanagawa-park.or.jp/miyagase/
・平成28年3月をもって閉館。平成28年4月1日からは宮ヶ瀬やまなみセンターの別館として観光の拠点として運営。
HPの更新は平成28年3月31日最終更新

西丹沢ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 改修工事が完了した用木沢出合手前林道
  • シロヤシオ
  • 西沢のミツマタ
  • 下棚への分岐
  • 檜洞丸山頂
  • 第一堰堤上 木橋は流されています
  • ミツバツツジ

西丹沢ビジターセンター

電話番号:
0465-78-3940
連絡先住所:
〒258-0201 足柄上郡山北町中川867

地図で見る
http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawavc/

施設の詳細を見る

関連する山

神奈川県 / 丹沢山塊

丹沢山 標高 1,567m

 津久井町、山北町、清川村の境にあり、これがそれぞれ津久井郡、足柄上郡、愛甲郡に属しているので、昔から三境(さんざかい)、あるいは三境ノ峰などと呼ばれてきた。この山が丹沢山と呼ばれるようになったのは、明治時代からである。明治15年に始まった三角測量の折に、この山に一等三角点が置かれ、この山地の総称として「丹沢」という名前がつけられたのだという。もともと丹沢という地名は、札掛付近の深くて美しい谷を意味する古代朝鮮語起源の地名であったようだ。この山は山魂の中心部に位置しているので、周囲には多くの谷があり、北にある早戸川の最上流の大滝沢には落差50mの大滝がある。  山頂はなだらかで木々が茂っているので、展望はあまりないが、平坦地にはバイケイソウが茂り、一段低くなった所にはブナ林が続いている。しかし、丹沢山付近のブナは立ち枯れが目立つようになった。原因究明と早期の対策が急務である。山頂にみやま山荘がある。  小田急線渋沢駅からバス大倉下車、塔ヶ岳経由で4~5時間、宮ガ瀬から三ツ峰経由で5時間30分、宮ガ瀬から塩水橋、天王寺尾根経由5時間、同じく堂平歩道経由5時間でそれぞれ山頂に達する。

神奈川県 / 丹沢山塊

畦ヶ丸山 標高 1,292m

 西丹沢で桧洞丸(ひのきほらまる)と並ぶ秘峰であったが、現在は三方面からの登山道がある。県境尾根からわずかに南側なので、山北町に属する。  畦ガ丸は山頂付近によく見かける馬酔木(あせび)からこの名がついたとも、畦とは塚の意味があり、遠くから丸く塚のように見えるのでこの名がついたという説もある。  この山の初登頂は大正13年(1924)だが、当時は全く道はなく、1955年の神奈川国体でもコースから外れ、わずかな踏み跡程度だった。その後、地元の人たちの努力で登山道の整備が行われた。頂上のケルンは箒沢山荘に集う人たちが、白石峠からのコースを改修した記念。山頂近くに立派な避難小屋がある。  小田急線新松田駅より西丹沢行バス大滝橋下車、東海自然歩道経由4時間、同じく西丹沢下車、西沢、善六のタワ経由で3時間、同じく白石峠、モロクボ沢ノ頭経由4時間30分。

神奈川県 / 丹沢山塊

鍋割山 標高 1,272m

 塔ノ岳直下の金冷しから西に延びる鍋割山稜の肩のようなピーク。秦野市、松田町、山北町の境にある。  鍋割山の名は、この山の北側にある玄倉(くろくら)川の支流、鍋割沢からつけられたようだ。鍋割とは、岩の多い所をナベといい、歩きにくい悪い沢という意味から鍋割という名がつけられたと考えられている。  この山は南麓の寄(やどりぎ)集落の人たちからは三ノ萱と呼ばれて、昔からカヤ刈り場として利用され、ふもとから一ノ萱、二ノ萱があり、頂上が三ノ萱というわけ。この山が多くの人から人気を得ているのは、山頂から富士山方面のすばらしい展望と、登山者を温かく迎えてくれる鍋割山荘があるからだろう。鍋割山稜の大丸、小丸は、表丹沢で唯一のブナ林が広がる地域だ。  バス大倉下車、二股、後沢乗越を経て3時間で山頂。

ユーザーの登山記録から

周辺の山岳最新情報