瑞牆山・金峰山 | 富士見平小屋

積雪は小屋周辺で20~30cmです。週末は、天気予報ではさらに増えると思います。トレースも期待しないほうがよさそうです

正月の富士見平小屋からの富士山(2017.01.01 富士見平小屋)
正月の富士見平小屋からの富士山(2017.01.01 富士見平小屋)
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天気・気温

01/20(金) 雪
甲府市の天気予報
明日
25℃
10℃
明後日
25℃
9℃
日本気象協会提供 2024年3月28日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

富士見平小屋は現在、週末営業となっています。なお、今週末は営業していませんので、ご注意ください。

先週末にまとまった雪が降り、小屋周辺で20~30cmとなりました。気温も朝は-20℃近くまで下り、寒さも本格的になってきています。
厳冬期の装備でお越しください。アイゼンは前爪・カカト爪のあるものでお願いします。ピッケルもご用意ください。

今週末もまとまった雪が降る予報となっています。トレースは消えると思いますので、週末に金峰山方面に行く場合は期待しないほうが良いでしょう。

登山道の状況

小屋までの登山道は積雪があり凍結している箇所もあります。とても滑りやすくなっています。

金峰山方面は登山道は場所によってツルツルに凍っていますので、滑落注意です。また突風で煽られる箇所も多いので、アイゼン・ピッケルは必須です。
アイゼンは、前爪およびカカトに爪のあるものでなければ危険です。最低でも8本爪のアイゼンが必要です。6本爪では役に立ちません。

登山装備

ピッケルおよび、8本爪以上のアイゼンが必須です。厳冬期装備でお越しください。

注意点

暗くなる時間が早いので早めの行動をしてください。稜線では強風が続くこともあります。厳冬期装備を!

お知らせ

●富士見平小屋HP
http://www.fujimidairagoya.jp/index.html
12月~3月までの営業は、予約をいただければ週末のみ営業します。朝・夕の食事も承ります。詳しくはご連絡ください。よろしくお願いします。
ご宿泊の予約、お問い合わせは電話にて受付。富士見平小屋 電話090-7254-5698

●富士見平小屋湧水
富士見平小屋の湧水は暑い夏でも水が枯れることはなく、冬でも凍ることがありません。水道水とは一味違う、自然の恵み100%天然水を是非お試しください!

昨年の今頃の様子は?

金峰山方面の樹林帯には残雪と凍結あり。チェーンスパイクがあると安心2023.04.23

富士見平小屋周辺の過去の様子

  • 瑞牆山・大ヤスリ岩を眼下に。(みんなの登山記録 martygeros さんの投稿から)
  • 林道に咲く山ツツジが見事です
  • ヤマツツジがきれいです
  • 小屋周辺のシャクナゲは満開です
  • 富士見平山荘前の様子
  • 瑞牆山の様子
  • 新緑がだいぶ上がってきています
  • シャクナゲが早くも開花しています
  • カラマツ林から富士山を望む
  • 道路にも雪が積もりました
  • 小屋前で10cmほど積雪しました

富士見平小屋

現地連絡先:
090-7254-5698
電話番号:
連絡先住所:
山梨県北杜市須玉町比志3730-3 増富ラジウム峡観光案内所

地図で見る
http://www.fujimidairagoya.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

山梨県 / 関東山地

瑞牆山 標高 2,230m

 瑞牆山とはなんとも難しい漢字である。明治38年、山梨県知事となった武田千代三郎がこの字に替えたという。『甲斐国志』には「子産(こうぶ)岩」、または「瑞壘」と記録されている。  遠くから眺めるとそんなに目立たないが、間近な西側の黒森集落や富士見平の手前辺りで見ると、峨々とした岩峰の林立は鬼気迫るものがある。全山花崗岩で、初夏のころ、アズマシャクナゲの花の群落は見事である。  一般的に、富士見平から天鳥川に下りる。岩塊の間を縫い、たくみにつけられた道を上がり、樹間を北側から抜けて山頂に立つ。  眺望絶佳。はすに見上げる金峰山、御坂の山の上に富士山、さらに右、大無間山から延々と南アルプスの連嶺が続く。そして中央アルプス、八ヶ岳、右に北アルプスは白馬岳まで。登山口からわずか3時間ばかりの登高で、これだけの絶景である。  下にぽつんと金山の集落が見える。ここには、奥秩父の先駆者、木暮理太郎翁のレリーフが金峰山に向かって建てられている。昭和26年の建立。  毎年5月には日本山岳会山梨支部により、「木暮碑前懇親会」が、10月には増富観光協会などの共催で「木暮祭」が開かれている。

山梨県 長野県 / 関東山地

金峰山 標高 2,599m

金峰山は奥秩父連峰の盟主である。これを「百貫の貫禄を具へた山」と絶賛したのは、“奥秩父の父”といわれた木暮理太郎であった。古くは日本武尊が東征の折、この地に鎧をおさめたとか、雄略天皇10年(467)に開山されたなどの伝説が残っている。  その後、室町時代に修験の総本山、和州・金峰山から蔵王権現を分祠し、大いに栄えた。  参詣道は9つも通じ、里宮の金桜神社の門前に、神職の家が70軒、参拝者の宿舎200軒を数えたという。  この山がいかに有名であったかは『甲斐国志』をひもとくとよく分かる。金桜神社とともに、7500字も費やして詳述している。表登拝口の金桜神社、猫坂、黒平(くろべら)を経て登るコースは、道中が長いので現在はあまり利用されていない。ルート上に、仏坂、御小屋沢、巫子ノ沢、賽ノ磧、御室小屋、勝手明神などの名が残る。  山頂は大きな積み木を重ねたような、花崗岩の御像石(五丈石)がそびえている。これは南アルプスの前衛、鳳凰山の地蔵仏岩と、甲府盆地を隔てて好対称をなしている。  この五丈石の下には、古い石灯籠や石囲いらしいものが残っている。かつては桧造りのお籠り堂があり、30人くらいが泊まれたという。記録によると、明治42年(1909)に焼失した。  さて、参籠者はいったいどこから水を得ていたのだろうか。原全教の『奥秩父』によると、「御影石うらの4人くらいはいれる岩陰の上約6m、3坪の岩間にたまる水で、量は40lに達する」とある。これが『甲斐国志』でいうところの「甲斐派美(かいはみ)」と呼ぶ小池ではないだろうか。  山容は準独立峰なので、眺望雄大、上信越の山々から八ヶ岳、北アルプス、中央アルプス、南アルプス、富士山や御坂、毛無の山塊、近くに国師ヶ岳から大菩薩嶺など、なかなかの眺めである。  山頂直下に、千代ノ吹上げの絶壁があるが、この岩にまつわる伝説が残っている。それはこんな話。山麓の大豆生田(まみようだ)に信心深い大工夫婦がいた。2人が金峰山登拝の途次、女人禁制のたたりか妻の千代は足を滑らせ、谷底へ落ちてしまった。夫は妻の許しを神に乞うべく、山頂で7日間断食をした。そして満願の日、一陣の風とともに妻は無傷で再び姿を現したという。それから、この絶壁を村人は「千代ノ吹上げ」と呼ぶようになった。  登山コースは、増富温泉から富士見平小屋を経由して7時間、梓山から西股沢に沿って5時間30分、金桜神社から猫坂を経て11時間弱、縦走コースは国師ヶ岳から3時間30分など。

山梨県 / 奥秩父

小川山 標高 2,418m

小川山は奥秩父の最も西端の山である。三峰山、雲取山で始まる奥秩父連峰は、シラビソやツガなどの黒木の深い林の中に秩父古生層の岩壁を露出させ、延々と続く。  原全教や田部重治、木暮理太郎など、日本の山の先覚者たちが愛したこの黒木の林と清冽な渓谷。それら最も日本的な奥秩父の美しさが年々、破壊されていく。しかし、その位置が幸いしてか、小川山はいまだ奥秩父らしさを充分に残している。  道は川上村川端下(かわはげ)の谷の奥、廻目(まわりめ)平から登る。途中の尾根は、瑞牆(みずがき)山に近いため巨岩群があちこちに林立している。近年はフリー・クライミングのメッカとしてクライマーたちの人気を集めている。  登るにしたがって奥秩父らしい景観が深まり、頂上は矮小なシラビソに囲まれている。廻目平、山頂、金山平と回り約7時間の行程。

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