奥多摩 | 東京都奥多摩ビジターセンター

氷川渓谷など山麓は春めいてきました。奥多摩湖はサクラ見頃。雲取山は北斜面に凍結があり軽アイゼンが必要です。

奥多摩むかし道 しだくら橋からの眺め(2017.04.25 東京都奥多摩ビジターセンター )
奥多摩むかし道 しだくら橋からの眺め(2017.04.25 東京都奥多摩ビジターセンター )
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天気・気温

04/20(木) 14:30の気温17℃ 昨日の最低気温16℃
千代田区の天気予報
明日
雨のち晴
21℃
12℃
明後日
晴時々曇
25℃
12℃
日本気象協会提供 2024年3月28日 16:00発表
甲府市の天気予報
明日
雨のち晴
22℃
10℃
明後日
25℃
10℃
日本気象協会提供 2024年3月28日 16:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

4月20日 
昨日の最低気温16℃、今日は晴れていますが、午前中から風がありましたが、16時頃になると収まり14:30の気温17℃。 

奥多摩ビジターセンター近くの氷川渓谷はすっかり春めいてきています。
ニリンソウ ニリンソウ かたくさん咲いています。
カエデの木やオニイタヤも春の装い。ケヤキは淡く芽吹いてきました。
ミツバツツジ ミツバツツジ も咲いています。 スミレ スミレ 、イロハモミジ、足元には黄色やピンクの小さな花盛り。
一気に春がきたようです

4月12日、浅間嶺にて環境省奥多摩自然保護官事務所のアクティブレンジャーと共に自然情報収集調査や登山道の状況確認を行いました。登山経路は払沢の滝入口バス停から出発し、時坂峠、浅間嶺を経て上川乗のバス停に下山しました。
上りの際、浅間尾根の麓では道沿いに スミレ スミレ 類などの花々がよくみられ、浅間嶺の手前の登山道では カタクリ カタクリ が見頃で、まさに春欄満という感じでした。
下りは南秋川沿いの上川乗バス停へ向かいました。植林の中を行く道が多くなりますが、それほど急な道ではありませんでした。今回のコースで登山道に問題も見られず、早春の花々を楽しむには恰好のコースだと思います。皆さんもぜひ訪れてみてください



●クマ目撃情報 引き続きご注意下さい。奥多摩はクマの生息地です。
2017年 3月9日 金比羅尾根中腹
2017年1月2日 石尾根の鷹ノ巣山近くの日陰名栗峰あたり。
※東京都からも注意喚起が出ています。
人の気配をクマに伝えて下さい。単独の方は鈴やラジオなど音を出しましょう。
食べ物のごみなどは放置せず、必ず持ち帰るようにお願いします。

登山道の状況

・雲取山は、山頂北面でに凍結があり6本爪程度のアイゼンが必要です。
例年4月下旬~5月上旬は凍結が残ります。GW中は軽アイゼンの用意を

・標高1000m以上は防風、防寒、防水装備で

●4/20現在の登山道、ハイキングコース、その他道路の情報です。
前回との変化部分と現在の注意箇所は以下の通り
・鳩ノ巣駅方面から大楢峠に向かう登山道は林道工事のため通行止でしたが、3/13より通行可能。

【1.登山道】
●雲取山
・大ダワ林道 通行止 土砂崩落 平成22年4月30日~当面
・日原林道~唐松谷林道・富田新道分岐 通行注意 足場悪い
・三条ダルミ~雲取山荘の巻き道 通行止 足場悪い
・唐松谷林道 通行止 土砂崩落
・水無尾根 通行注意 登山道崩落
・後山林道 片倉谷より先 車両通行止 整備作業

●高丸山(七ッ石山~鷹ノ巣山の巻き道) 通行注意 登山道崩落

●鷹ノ巣山
・稲村岩尾根 通行可

●三頭山
・風張峠~山のふるさと村 一部通行止 足場悪い  迂回路あり

●御前山
・栃寄沢沿いの登山道 通行止 森林伐採 4月28日~3月末 
※日曜日を除く 日曜日のみ通行可 それ以外の曜日は林道での迂回可能
※詳細は以下へお問い合わせください 
公益財団法人東京都農林水産振興財団
森の事業課(TEL:042-528-0641)

●蕎麦粒山
・蕎麦粒山南分岐~踊平北 の巻き道 通行注意 足場悪い  尾根筋の登山道をご利用ください

●川苔山 
・細倉橋~百尋ノ滝 通行可   平成27年10月2日~通行可
・踊平~獅子口小屋跡 通行止 土砂崩落  
・大丹波川登山口~獅子口小屋跡 通行注意 木橋老朽化  
・大ダワ~足毛岩 通行止 登山道崩落  
・大ダワ~北東方面に向かう登山道 通行注意 幅員狭小  

●大岳山  通行可   

●棒ノ折山
・白谷沢上部にある東屋付近 通行注意 足場悪い 階段損壊のため
・御岳山 大楢峠~鳩ノ巣方面 通行可
・日の出山  通行可   

●浅間嶺
・浅間尾根~藤倉バス停 通行止 法面工事  
・浅間嶺~人里峠 通行止 間伐作業 1月15日~6月30日(予定) 迂回路あり
・浅間嶺~小岩林道 通行止 迂回路なし

●笹尾根  通行可   

【2.ハイキングコース】
●氷川渓谷遊歩道 全線 通行可   
●奥多摩むかし道 山トンネル付近 1/14には通行注意(倒木および土砂流入)でしたが、さらに倒木が出たため通行止め。奥多摩湖方面に下れませんので注意
●大多摩ウォーキングトレイル 
・白丸ダム~数馬峡橋 通行止  青梅街道で迂回可能
●海沢三滝  通行可   
・海沢林道情報 井戸沢上流で山林伐採作業を行っているため、 工事車両に注意。(2017年12月まで)
●見はらしの丘散策路 全線通行可
●奥多摩湖いこいの路 通行可
●湖畔の小道 全線 通行可   
●奥多摩湖浮橋 
・奥多摩湖浮橋 麦山の浮橋 通行可
●留浦の浮橋 通行可   
●御岳渓谷遊歩道 寒山寺の上流右岸歩道 通行可

【3.その他道路】
・小川谷林道 全線通行止 
・日原林道 歩行者通行可 林業工業関係車両を除く車両進入禁止
・鋸山林道 歩行者通行可 林業関係車両を除く車両進入禁止
※奥多摩周遊道路の通行可能時間帯 :8時~19時(4月~9月)、9時~18時(10月~3月)

まとめた表はこちら
http://www.okutama-vc.com/%E7%99%BB%E5%B1%B1%E9%81%93-%E9%81%93%E8%B7%AF%E7%8A%B6%E6%B3%81%E4%B8%80%E8%A6%A7/

●奥多摩エリアで「ピンクリボン」の目印について
奥多摩エリアで「ピンクリボン」の目印は登山道以外の用途(仕事道)にもつけられています。
ピンクリボンを頼りに山行することは危険です。

登山装備

ハイキング装備、ルートにより登山装備等が必要です。
雲取山は北斜面に凍結があり軽アイゼン必携。
標高100m以上は防風、防寒、防水対策はしっかりと。
靴は必ず防水性の高いものを履きましょう。
着脱できるワードローブを工夫して下さい。行動中汗をかくようになりました。
雨具は忘れずに。朝夕や、天気急変で気温が下がることもあります。
ライトは日帰りでも必携です。地形図・コンパスなどは基本的装備。天気の急変に備えた準備もお願いします。

注意点

●4月といえども雪や凍結があります。
・日没遅くなってきましたが、日が傾くと気温低下が早い。奥多摩の山々は森の中なのため日が射さず寒い。早めの下山を心がけましょう。必ずめライトの携行も。

・登山届け、登山計画書の提出を
事故が続いています。バリエーションルートの滑落、行方不明もありました。くれぐれもご用心下さい。
必ず登山届けを出しましょう。
JR奥多摩駅前には交番があります。またJR奥多摩駅と駅から徒歩5分の奥多摩ビジターセンタには届け用のポストがあります。雲取山登山口の鴨沢バス停付近にもあります。

●「東京都自然公園利用ルール」
ぜひご一読下さい。
http://www.metro.tokyo.jp/INET/KEIKAKU/2015/03/70p3u400.htm

お知らせ

●ビジターセンター
http://www.okutama-vc.com/
皆様のお越しお待ちしております。

【イベント】
https://www.okutama-vc.com/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88/
・5月14日(日)「初夏の鋸山 自然観察登山」 
愛宕神社から鋸山へ、新緑とイワカガミ、ヤマツツジ、初夏の山歩きです。
申込〆切 5月1日 必着
・7月30日(日)「夏休みこども自然教室・夏の川遊びと生き物観察」
楽しい夏休み、多摩川上流のきれいな川原で、水遊びしましょう。
申込〆切 7月15日 必着

●【ビジター周辺情報】
給水 JR奥多摩駅で可能
コンビニは7時から営業

昨年の今頃の様子は?

山はまだ防寒具が必要です。雲取山など標高の高いところは軽アイゼンも!川乗林道通行止3/6~2023.03.17

山麓と山の上の差が大きい時期。軽装でなく山の装備で入山下さい。山の川乗林道通行止3/26迄。2023.03.24

山麓ではサクラやカタクリが咲いていますが山はまだ冬。雲取山などでは凍結ありアイゼン必須です2023.03.31

高水三山ではミツバツツジやスミレが見頃。雲取山などでは凍結あり軽アイゼンがお守りです2023.04.07

晴れると春らしい陽気となりましたが、日により、また朝晩の寒暖差大。ウエアの着脱で体温調節を2023.04.14

朝夕は寒く、日中は暑いため衣類の着脱で体温調節をしましょう。氷川渓谷でヒメウツギ開花2023.04.21

今年はフジの花が当たり年。早くも谷あいは花房が長く見頃です。登山は早出早着+ゆとりある計画で2023.04.28

東京都奥多摩ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 凍結した大岳の岩場
  • 登計トレイル。入り口付近は日当たりが良く気持ちいい眺め
  • 膨らんだ木々の芽を食べるベニマシコ 山麓に春の訪れ。
  • 奥多摩ビジターセンター前はまったく雪がありませんが、後ろに見える本仁田山は白く見えます
  • 遊歩道を雪で曲り、折れて道をふさぐ竹
  • 本仁田山(1224m)も地面に雪がついて見えます。明日以降の登山は無理をせずにお願いします。
  • まだ花は咲いていませんが、ユリワサビの新葉が出てきました。氷川渓谷にて
  • ビジターセンターは青梅街道に面しており除雪が進んでいます。路肩には雪あり。山には積雪があります
  • 朝の冷え込みで霜が降りた葉の様子
  • 春が近づいている証、花を咲かせたオオイヌノフグリ
  • 登計(とけ)集落の暖かな斜面で5分咲きとなっているロウバイ
  • 昭和橋から見た本仁田山とその周りの様子。雲一つない青空!奥多摩ブルー?

東京都奥多摩ビジターセンター

電話番号:
0428-83-2037
連絡先住所:
〒198-0212 東京都西多摩郡奥多摩町氷川171−1

地図で見る
http://www.okutama-vc.com/

施設の詳細を見る

関連する山

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三頭山 標高 1,531m

 三頭山は自然豊かな美しい山。山頂付近は3つのピークからなる。主要登山口は「都民の森」として、登山者のみならず観光客も多く訪れる。  日帰りも可能であるが、できたら山麓の数馬に1泊してみたい。都民の森から登るコースのほか、笹尾根の西原峠から尾根通しに三頭山に登り、西にある鶴峠に下るコースもお勧め。そこには美しいブナ林が残っている。

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 早春、カタクリの花が咲き、それを見に訪れる登山者の多い山で、大岳山、三頭山とともに奥多摩を代表する山である。  北側の栃寄(とちより)の近くに森林公園がある。一帯は観光客によるカタクリその他の野草の乱掘が気になる。ここも自然災害により三頭山の二の舞にならなければよいが。  さて、この山へは北面から登っていくのが人気だ。山頂近くになると雑木林の下生えにピンク色に咲くカタクリの花の群れが見られる。御前山山頂からは展望は余りよくないが、下山路を南方の湯久保(ゆくぼ)尾根へと下ってゆくと、丹沢方面の山々が見えてくる。すぐ眼前の山稜は浅間(せんげん)尾根で、春は浅間嶺一帯の桜が美しい所である。  奥多摩駅で下車、境橋から御前山山頂、湯久保ノ頭から北秋川へ下り、武蔵五日市駅まで約5時間の行程。

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御岳山 標高 929m

ケーブルカー(御岳登山鉄道)の利用で、簡単に登れることから、首都圏のハイカーに人気の山。 山頂には、武蔵御嶽神社があり、元旦には、初日の出客と参拝客とで特に賑わう。また、4月にはヤマザクラやカタクリ、6月はアジサイ、8月はレンゲショウマの花が咲き、賑わいを見せる。 ケーブルカー御岳山駅から神社へ続く参道には天然記念物の「神代ケヤキ」がある。

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