登山道の雪も6合目から上にわずかに残っている程度。ダイセンキスミレが咲き始めました。着脱のできる服装の工夫を。
天気・気温
12:00 山頂の天候 快晴 気温13℃ 微風
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
米子市内から観光道路を大山寺へ向けて上がってくると、チラホラとピンク色の「
タニウツギ
タニウツギ
」が咲き始めています。
別名「早乙女ウツギ」さらに「田植え花」と言われ、昔の人は田植えを始める目安として見ていたようです。
またミズキの大きな木が白い花を咲かせ始めており、下界はすっかり夏へ向けて緑が眩しくなってきました。
大山寺付近から4合目付近まで、様々なお花が咲き始めています。
1合目付近の「ダイセン
ミツバツツジ
ミツバツツジ
」も咲き始め、これから咲く花もよく見ると花芽が膨らみかけてます。
7合目を過ぎた辺りでは「ダイセンキ
スミレ
スミレ
」も咲き始めました。
GWを過ぎて、ようやく山も静けさを取り戻し、鳥たちが賑やかに鳴いていたり風の音も気持ちよく感じられるようになりました。
こうなると問題は何を着て登ろうかと迷ってしまいます。
「登山の基本は寒いぐらいでスタートする。」ということを再確認してください。
厚着でスタートして「暑くなったら脱ぎます。」なんて言ってると、既に阿弥陀堂付近で汗ダラダラで、脱いでいる方がおられます。
下着まで濡らしてしまうと途中で調整も出来ないし、山頂で寒いときに着込んでも寒いだけです。
今日の場合もアウターを着て、スパッツを履き、タオルで汗を拭きながら登っておられる登山者に「せめてスパッツを脱いだら少しは涼しいですよ」と要らぬアドバイスをしたところ、そのまま登って行かれました。
きっと何かの苦行をしていたのか、ダイエットでもしていたんでしょうね。
風もさほどでなければ、半袖のシャツ1枚で充分です。
ただブト(ブヨ)が飛び始めましたので、気になる方は長袖がいいと思います。
虫除けスプレーもお持ちください。
最近は色んなタイプが発売されていて、どれがブト除けに効果があるかは試してみてください。
ちなみに私は「ハッカ油」を愛用しています。
登山道の状況
登山道の残雪も6合目から上に向けて、30mほど残すのみとなりました。
7合目の上にも少し残っていますが、もうほとんど消えかかっています。
登山装備
登山装備が必要です。
ブヨ(ブト)虫を避けるために虫避けスプレーやハッカ油
注意点
GW期間中は山頂避難小屋の水洗トイレが積雪のため使用できなくて登山者の皆さまには非常にご迷惑をお掛けしました。
今週末は使用可能となる予定です。
山頂の売店もよほどの事情が無い限りは無休で営業中です。
平日は日本山岳ガイド協会の上のガイドが常駐していますのでご利用ください。
ご利用にあたっては必ず小銭をご用意を。
お知らせ
登山道の状態とか装備品などわからないこと、またガイドに関する依頼も受けておりますので遠慮なく下記までお問い合わせください。
日本山岳ガイド協会正会員 登山ガイド 久保昌之
中国山岳ガイド協会
事務局 090-7999-2931
鳥取県日野郡江府町御机鏡ヶ成709-1 休暇村 奥大山
電話 0859-75-2300
昨年の今頃の様子は?
今年は融けるのも早く、ザクザクの残雪期の様相になっています。それでも、まだ多くの登山道は雪があります2023.04.03
大山プロガイド協会周辺の過去の様子
大山プロガイド協会
- 現地連絡先:
- 090-7999-2931
- 電話番号:
- 0859-75-2300
- 連絡先住所:
- 〒689-4424 鳥取県日野郡江府町御机字鏡ヶ成709-1 休暇村 奥大山 内