真冬と変わらない装備と雪山の充分な経験がないと登頂は難しいでしょう。鉱泉までの車両通行止めは5/15には解除予定。
天気・気温
山と周辺の状況
連休中から晴天続き&気温も上昇し、朝日鉱泉周辺の雪はほとんど消えました。大朝日岳も少しずつ地肌が見え始めてきています。
登山道の状況
登山道は途中から雪を踏むことになります。
中ツル登山道は二俣(出合)までは、途中一カ所通称マス止めの滝と言われる朝日川沿いを歩くところで大きな雪渓があります。それ以外は倒木などはありますが雪はありません。
二俣以降の登りからは雪も増えます。
鳥原山経由での道は金山沢付近は雪に覆われ、金山沢以降は完全な雪となり道が出ていないため非常にわかりずらくなります。
真冬と変わらない装備(アイゼン、ピッケル、冬山装備)、防寒、雪山登山の十分な経験がある方でなければ登頂は難しいでしょう。
しっかりと準備を行なってください。晴れていれば日中は20℃近くまで気温は上がります。
ただ朝、晩は0℃前後まで冷え込みます。
●朝日鉱泉までの車道(5/9)
朝日町から県道289号線経由で朝日鉱泉に入る道路は車両は朝日鉱泉手前11.5kmの一ツ沢林道との分岐地点までの通行となります。連休中はそこまでの車両通行となり、そこから約11.5kmは林道歩きとなります。
車は周辺が広くなっているので端に寄せて停めておくことができます。2.5時間~3.5時間ほどの歩きとなります。
朝日鉱泉までの林道の除雪作業は終了していますので、普通の林道歩きとなります。
山形自動車道の月山ICから大井沢集落を抜けて大規模林道経由で入る道については現時点では通行できません。
どちらの道も5/15の週の週末までには全面開通する予定です。
登山装備
冬山登山装備が基本です。
真冬と変わらない装備(アイゼン、ピッケル、冬山装備)、防寒など厳冬期雪山装備が必要。装備の油断は禁物です。
必ず前爪のあるアイゼンとピッケルを用意して下さい。
注意点
●朝日連峰上の各避難小屋は無人です。無人でも利用は可能です。
利用は可能です。管理協力費¥1500/人です。
避難小屋の「以東小屋」は解体され、建て替え作業中です。利用できません。
●朝日連峰は火山ではありません。
朝日連峰は花崗岩質の隆起山地であり、その誕生は5000万~6500万年前とされている古い地質です。
火山の噴火によってできた山地ではありませんので、朝日連峰のすべてのピークにおいて噴火するということは絶対にありえません。
朝日鉱泉をはじめとして朝日連峰に「温泉(噴出温度が高温)」がなく「鉱泉(噴出温度が低温)」のみが存在するのはそのためです。
また、火山ではありませんので、気象庁等のいわゆる「火山情報」等には朝日連峰および朝日連峰内のすべての山の名称すら出ておりませんのでご了承下さい。
お知らせ
●朝日鉱泉ナチュラリストの家ホームページ
http://www.asahikosen.com/
営業期間は4/29~11月の第1週まで
※宿泊予約なしでも宿泊は可能ですが、可能な限り、特に食事を希望される場合にはできるだけご予約をお願いします。
・営業期間中は不定休となり、登山ハイシーズン(7月~10月上旬)以外で宿泊予約の無い日に休業する場合があります。
【イベント情報!(2017.5.20-21:1泊2日)】
春の朝日連峰を味わうゆったり体験教室開催!
月山朝日をメイン活動拠点とするNPO法人エコプロさんの体験教室が開催されます。詳細はこちらへ
https://www.asahikosen.com/5-20-21%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88%E6%83%85%E5%A0%B1/
昨年の今頃の様子は?
2023年は4/29~営業開始(宿泊要予約、予約受付中)。雪は少なく7~10日ほど早い季節感です2023.04.19
2023年は4/29~営業開始(宿泊要予約、予約受付中)。林道は4/末に一部開通予定。山はまだ雪山2023.04.26
ブナの新緑が美しいです。登山道整備中。今年は倒木が多め。ルート上には残雪、雪渓あり十分な装備2023.05.16
朝日鉱泉ナチュラリストの家周辺の過去の様子
朝日鉱泉ナチュラリストの家
- 現地連絡先:
- 090-7664-5880
- 電話番号:
- 0237-67-3589
- 連絡先住所:
- 山形県西村山郡朝日町宮宿1905-1