尾瀬・山の鼻ビジターセンターは5月15日に開所しました。昨年と比べると積雪が多く、道は雪の下の箇所もあります
天気・気温
山と周辺の状況
尾瀬・山の鼻ビジターセンターは5月15日に開所式を迎え、いよいよ尾瀬のシーズンが始まりました。
今年は例年より積雪が多く残った状態です。尾瀬ヶ原は一部で木道が見えていますが、まだまだ雪が残っていますので、防寒着などの雪山の装備を調え、移動の際は踏み抜きに充分気を付けてください。
融けた雪の合間から、植物たちがちらほら顔を出し始めています。尾瀬を代表する植物の一つ、
ミズバショウ
ミズバショウ
は、まだ出始めで小振りな個体が多いです。
雪が解けた湿原や、川などの水辺付近で姿を見ることができますが、最盛期まではまだ時間がかかりそうです。今年の尾瀬の幕開けを彩ってくれるのを楽しみにしています。
初春の山菜としては有名なフキが、顔を出しています。下界では天ぷらなどで食卓に上がることもありますが、尾瀬は国立公園であり特別保護地区なので、採取は禁止です。味を楽しむのではなく、目で見て楽しみましょう。
まだまだ白銀の世界が広がっていますが、これからさらに様々な生き物がでてくるのが楽しみです。
登山道の状況
鳩待峠から山の鼻までは、まだ雪に対する装備が必要です。
尾瀬ヶ原を一周して歩いてみましたが、まだ雪が多く残っていて、踏み抜きに注意する箇所や、雪で道が隠れ、踏跡もない箇所もあります。
とくに林内の登山道では、多くの雪が残っているので、十分な対策が必要です。
今の時期は、まずは足元の装備、次に雪道や木道上を歩く際、細心の注意を払ってくだい。
■至仏山の残雪期の登山道閉鎖について
残雪期の植生保護のため、5月8日(月)~6月30日(金)の期間中は至仏山登山道が閉鎖されます。
https://www.oze-fnd.or.jp/archives/77931/
登山装備
十分な防寒対策と、雪に対する装備が必要となります。
お知らせ
今シーズンも、よろしくおねがいします。
昨年の今頃の様子は?
山ノ鼻ビジターセンターは5月16日に開所予定。鳩待峠への道路の冬期閉鎖解除は4/21(金)より2023.04.19
山の鼻ビジターセンター周辺の過去の様子
山の鼻ビジターセンター
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