今週末は山開き。暑い日が続いていますので水分補給はマメに。虫対策もしっかりと
天気・気温
11:00 山頂の天候 晴れ 気温 +18℃ 微風
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
夏のような暑い陽気が続き、米子市内でも30℃を越える天候となりました。
高気圧の後ろ側になり、太平洋上から湿気を含んだ暖かい風が吹き込んできて、蒸し暑い気温で大山寺で準備をしていても、汗が出てきそうな天候でした。
今週末は「山開き」で日曜日は山頂で神事が行われますが、毎年のことながらかなりの人手が予想されますので、特にペットを連れての登山はご遠慮ください。
登山される方全員がペット好きとは限りませんので、何卒ご理解ください。
登山口付近では
タニウツギ
タニウツギ
(早乙女ウツギ)の花芽がピンク色になっておりまもなく花が咲きそうです。
標高400m付近ではウツギも咲き始めており、いよいよお花シーズンに入ってきます。
大山寺付近では「オドリコソウ」、「ミヤマヨメナ」、「シャガ」、「ツボ
スミレ
スミレ
」、登山道に入ると「ミヤマガマズミ」等が咲いています。
また、1合目前後の林床に「
ギンリョウソウ
ギンリョウソウ
」が出始めました。白く半透明で別名をユウレイタケとも言われています。
この花は光合成で自活する能力がなく、生活に必要な有機物を菌類から得ることにより生活してい腐生植物です。
また3合目付近のブナ林の緑が見事な色になってきて、上を眺めながら休憩していても実に気持ちがいい季節になってきました。
4合目付近では「ダイセン
ミツバツツジ
ミツバツツジ
」が満開で、順次7合目付近まで上がっていきます。
草鳴社ケルンを過ぎると「
イワカガミ
イワカガミ
」が咲き始め、標高1600m付近では「マイヅルソウ」との競演が楽しみです。
登山道の状況
今の時期の登山する上での注意事項は、虫対策です。
「ブト」(関東ではブヨとも言います)が顔の周りにまとわりついて、肌の弱い方は噛まれると腫れあがってしまいます。虫除けとともに塗り薬もお持ちください。
登山道の危険な箇所は特にはありませんが、初めて大山に登る方は階段が苦手のようで、かなり苦労されているようです。不安な方は、山での歩き方の基本を学びましょう。
最近、危険に対する意識の低い登山者が目立ちます。
先日、とあるグループが7合目を過ぎた標高1500m付近で休憩をしていたのですが、全員が崖のほうに寄った状態で、中には登山道を外れて草付きの崖の途中で腰掛けていました。あまり広い場所でもなく、一歩気を抜けば、そのまま転がり落ちてもおかしくない状況でした。
山を楽しく登るのは良いことですが、少なくともリーダーは、潜在的な危険にもっと気を配ってください。そうしないと楽しい山行も台無しですし、山での事故が減りません。
登山装備
装備での注意点は、防寒具と水分量です。
いくら降水確率0%であっても、雨具の上着は必需品です。山頂では太陽が翳ってくると一気に気温が下ってきます。その時には防寒具として使えます。
水分をしっかり摂りながら登らないと、熱中症になる恐れがあります。下りでも水分が必要ですから、しっかり水分はお持ちください。目安は500ペットで健康飲料2本、水が1本です。余力がない方は山頂の売店で不足分を購入するのも方法です。
また、ブヨ(ブト)虫を避けるために、虫避けスプレーやハッカ油があるといいでしょう。
注意点
今年も山頂避難小屋の売店には平日に日本山岳ガイド協会の上野ガイドがいますので、声を掛けてみてください。
営業は11月までは無休ですが、悪天候であれば予告無しに休みますのでお気をつけください。
平日は日本山岳ガイド協会の上のガイドが常駐していますのでご利用ください。
ご利用にあたっては必ず小銭をご用意を。
営業に関するお問い合わせは
チロル&白樺(0859-52-2821)まで。
お知らせ
登山道の状態とか装備品などわからないこと、またガイドに関する依頼も受けておりますので遠慮なく下記までお問い合わせください。
日本山岳ガイド協会正会員 登山ガイド 久保昌之
中国山岳ガイド協会
事務局 090-7999-2931
鳥取県日野郡江府町御机鏡ヶ成709-1 休暇村 奥大山
電話 0859-75-2300
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大山プロガイド協会周辺の過去の様子
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