奥胎内ヒュッテまでの交通規制も解除され、足の松尾根は登れるようになりました。ダイクラ尾根取付きの桧山沢吊橋は今年は通行不可
天気・気温
山と周辺の状況
初夏を迎えた飯豊山ですが、まだ山中には多くの残雪があります。まだ一般向きではありません。
飯豊山・天狗平ロッジは、交通規制が5月下旬に解除され、事前連絡がある場合に限り宿泊が可能となりました。利用を希望する場合は連絡をお願いします。
また、奥胎内ヒュッテまでの交通規制も解除されました。足の松尾根を登って地紙北峰や杁差岳へと行けます。なお、稜線の頼母木山~杁差岳は
ハクサンイチゲ
ハクサンイチゲ
が最盛期となりました。以後順次花は南下して行くでしょう。
ほか、飯豊連峰保全連絡会が開催され、以下の点が決定しました。
・門内小屋は屋根などの修繕を行う。
・切合小屋の照明をLEDにする。本山小屋・切合小屋・三国小屋のトイレ改修工事(一部洋式化)と汚泥汲み取り。
・小白布登山道(下南沢~横峰)は緊急避難道の取扱い、通常の登山では利用しないこと。
・加治川治水ダム赤谷林道入口で法面が崩壊し歩行者も含めて通行禁止になっているが、今後補修工事となる。
・林道飯豊檜枝岐線(大日杉手前~川入)の通行規制は6月中旬まで延期になる。
・今年も川入登山口と足の松尾根登山口に登山者カウンターを設置する。
なお。7月1日(土)~2日(日)、天狗平登山口で実施される飯豊連峰山開きの受付が始まっています。
詳細は「飯豊朝日連峰の登山者情報」http://www.ic-net.or.jp/home/iide/
登山道の状況
山形側からは、飯豊山への登山は、まだ一般向きではありません。登山道にはたくさんの雪が残っています。
・ダイグラ尾根取付きの桧山沢吊橋は、ワイヤーを修繕するため通行禁止とし、本年は踏み板をかけないとの情報が入りました。踏み板がないと吊橋は渡ることができません。ダイグラ尾根を計画している方は十二分に留意してください。
・5月27日に登山道整備のため、石転ビノ出合まで往復してきました。石転ビ沢コースは、「うまい水」手前の下ツブテ石の残雪状況が大変悪くなっており、残雪上部を避けて通行することが必要です。
地竹沢からは雪渓の上を歩けました。滝沢出合は完全に崩壊しており、梅花皮大滝方面には行けません。
・赤谷林道(加治川治水~湯の平温泉経由・北股岳方面の登山道)は、加治川治水ダム先のゲート手前で法面が崩壊し、車両・歩行ともに通行できない状況です。北股岳から新発田市方面に向かうと赤谷林道を出ることができなくなるので、ご注意ください。
・足ノ松尾根は、奥胎内ヒュッテまでの交通規制も解除されました。6/6に杁差岳まで視察しましたが、
ハクサンイチゲ
ハクサンイチゲ
が最盛期となっていました。登山道には、残雪が多く残っています。
・林道飯豊檜枝岐線(大日杉手前~川入)の通行規制は6月中旬まで延期になりました。
詳細は「飯豊朝日連峰の登山者情報」に掲載してます(http://www.iideasahi.jp/2046.html)
登山装備
登山道には多くの残雪が残っています。アイゼン・ピッケルと、使いこなす技量が必須です。
お知らせ
天狗平ロッジは7月初旬から8月下旬までの間、管理人が常駐しますので、予約なしでも利用できます。なお、常駐期間外は鍵が掛かっていますので、必ず予約をお願いします。
山小屋仕様で素泊まりです。寝室は2階で畳敷きとなります。布団も用意していますが基本的にはご自身で用意ください。
稜線の梅花皮小屋・御西小屋は避難小屋ですが、夏季は管理人が常駐します(不在のこともあります)。避難小屋ですが、清掃協力費をお願いしています。お問い合わせは天狗平ロッジへ(梅花皮小屋・御西小屋・天狗平ロッジの連絡先は同じです)。
昨年の今頃の様子は?
4月28日に倉手山登山口と大日杉小屋までの車道が開通予定、開通時刻にも留意ください。2023.04.27
足ノ松尾根のアプローチ道路が通行止め、足ノ松尾根登山道は当面の間、通行不可2023.05.11
飯豊山・天狗平ロッジ周辺の過去の様子
飯豊山・天狗平ロッジ
- 電話番号:
- 090-5846-1858
- 連絡先住所:
- 山形県西置賜郡小国町