白馬岳 | 白馬山荘

大雪渓は上部秋道となりました(6本爪アイゼン推奨)。高山植物の競演がはじまりました。雷鳴る日あり小屋着早めに。

日没寸前になってようやく雲が茜色に焼けて久しぶりの感動のシーン(2017.08.01 白馬山荘 )
日没寸前になってようやく雲が茜色に焼けて久しぶりの感動のシーン(2017.08.01 白馬山荘 )
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天気・気温

富山市の天気予報
明日
晴一時雨
23℃
13℃
明後日
晴のち曇
26℃
11℃
日本気象協会提供 2024年4月24日 10:00発表
松本市の天気予報
明日
曇のち晴
25℃
12℃
明後日
晴のち曇
29℃
8℃
日本気象協会提供 2024年4月24日 10:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

本日霧、ちょっと青空も見えます
昨日は雨でした。
天気が悪いと日中でも12~13℃の気温です。
雷の鳴る日もあり、小屋着は早めに。

●高山植物
「花の白馬」その名の通り、高山植物の競演が始まっています。

登山道の状況

●大雪渓 6爪程度のアイゼンがあると安心。
・落石注意 
休憩中も山の上の方を見ながら休憩して下さい。落石は杓子方面(登りでの左側)から多いようでずか、頂上側(右側)からの落石にも注意が必要です。
・下部で雪渓に割れ目が出来ているところがありますが、雪上にベンガラ(赤色の染料)でルートを指示してあります。今後天候や融雪状況によりルートの変更がされますが、指示に従って通行下さい。
・葱平(ねぶかっぴら)は夏道が出ています。
・大雪渓上部 秋道ルートへと変更になりました。現地での指示に従って下さい。

●白馬山頂~三国境~白馬大池~白馬乗鞍~栂池 
・大池周辺  チングルマ チングルマ がいっぱい咲いています。
・白馬乗鞍 まだ雪の急斜面があります。6本爪アイゼン推奨

・栂池パノラマウェイ
グリーンシーズン 営業期間 : 2017年6月1日(木)~10月31日(火)
料金、時刻表など詳細はこちら
http://www.nsd-hakuba.jp/green/tsugaike/panoramaway.html

●朝日方面
・最新情報を得てルートに入るようにしましょう。
・白馬岳~朝日 整備入りました。ロングルートのため朝もお弁当で5時頃出発を!
・水平道は雪のため現在通行止めです。

●蓮華温泉方面
・最新情報を得てルートに入るようにしましょう。
・登山道は支障ありません。お花もかなり良い時期になっています。
・鉱山道も現在通過できますが、増水すると橋が心配です。渡れない場合は無理せず戻って下さい。
・蓮華方面は虫が多いので注意。

●白馬鑓温泉方面
・白馬鑓温泉の営業は7/25からです。
・ルート上に雪残る所が多く、アイゼン(軽4本ではダメです)が必要です。
・大出原も雪です。
・小屋が見えてから、安心しないで慎重に。
・温泉沢上部にトラバースルート上に゜スノーブリッジがあります。通行要注意。
※今シーズンは例年より慎重に通行してください。
残雪の状況により通行する道が変わりますので目印に注意してください。雪の薄くなった箇所の踏み抜き、落石、ガスによる道迷い、鎖場での滑落等に十分ご注意ください。

●白馬~清水谷
・ロングルートです。最新情報を得て下さい。
・祖母谷温泉さんとともにルートに入りました。雪田がありますがマークはつけてあります。
・百貫大下り 荒れています。通行注意。
※黒部渓谷鉄道(トロッコ電車)についてはこちらを参照下さい。
http://www.kurotetu.co.jp/

●不帰方面
厳しい岩稜のロングコースになります。入山は最新情報を得て。
※白馬鑓温泉 オープン日は7月25日(火)
※天狗山荘 2017年休業 雪のため一部倒壊のため2017年の営業はありません。
テント場、水場、トイレも現在使用できません。
http://hakubakousha.com/index.php/mountain-lodge-info/tengu

登山装備

3000m級の夏山登山装備が必要。
※アイゼン推奨(6本爪程度)。

・防寒具必携 夏でも朝は5℃近く、薄手ダウンやフリースなど防寒具必要。雨具もしっかりと。

・紫外線対策のサングラスや日焼け止めも必要。

・スニーカーでは登れません。

注意点

是非下界を離れて避暑にお越しください。ただ事前に最新の登山道情報を確認の上十分な装備でお願いします。

夏山では午後には雷が来ることが多く、小屋には昼過ぎに入るのがベスト。遅くとも16時には必着です。

●無理をせず、安全登山に努めて下さい。戻る事も考えましょう。
登山者の方にとっては過ごしやすい環境になってきましたが、7月といえども天候次第では一転して厳しい状況になったりすることがあります。白馬に来られる際は、油断なく万全の準備をどうぞ。

●天狗山荘 2017年休業のお知らせ
雪のため一部倒壊のため2017年の営業はありません。
http://hakubakousha.com/index.php/mountain-lodge-info/tengu

●稜線のテント場
土日を中心に早い時間からたくさんのテントが張られます。
どうぞお早めに。

お知らせ

白馬山荘
http://www.hakuba-sanso.co.jp/
宿泊予約・お問い合わせは(株)白馬館 電話0261-72-2002
レストラン「スカイプラザ」営業中!生ビールもケーキもお待ちしています。

●系列の小屋の2017年営業予定
・白馬山荘(白馬岳頂上直下)4月29日~10月14日
・五竜山荘(五竜岳・白岳鞍部)4月29日~5月6日と6月17日~10月14日
・白馬大池山荘(白馬大池北西湖畔)7月8日~10月9日
・白馬鑓温泉小屋(白馬鑓ヶ岳中腹)7月25日~9月30日
・白馬尻小屋(白馬大雪渓下)7月15日~9月30日
・キレット小屋(八峰キレット)7月1日~9月30日
・栂池ヒュッテ(栂池自然園)4月29日~5月6日と6月1日~10月21日

●鑓温泉小屋 営業開始 延期のお知らせ
今年は例年以上の残雪があり、小屋の営業開始が遅れています。
オープン日は7月25日(火)になりました。
但し、7/22、23,24の3日間はすでにご予約いただいた方のみのお泊りとさせていただきます。
これからご予約いただける日にちは7月25日分から承ります。週末を中心にかなり込み合うことが予想されておりますのでご了承ください。また、オーバーユースの緩和にご協力ください。

昨年の今頃の様子は?

2023年の営業は4/29から(宿泊要予約)。入山には前爪のあるアイゼンやピッケルなど雪山登山装備必要2023.04.25

大雪渓は融雪早目。踏み抜き、落石に注意。前爪のあるアイゼンやピッケルなど雪山登山装備必要2023.05.11

大雪渓は踏み抜き、落石に注意。急傾斜あり前爪のあるアイゼンやピッケルなど雪山登山装備必要2023.05.19

雪に対応できる装備必要。大雪渓上部からは降雪することもあります。視界不良時の入山は慎重に2023.05.24

白馬山荘周辺の過去の様子

  • 白馬山荘は営業を終了いたしました。今シーズンもたくさんのお客様にご利用いただき誠にありがとうございました。
  • 稜線の様子
  • 三国境方面の登山道
  • 9時の山荘前 降雪続いています。吹き溜まりで40~50㎝、風で雪が飛ばされているような所は、氷がむき出しになっています。
  • 9時の山荘前 降雪続いています。
  • 正午、初雪&猛吹雪です。山の上は季節が冬に近づいております。もういつ雪が降ってもおかしくない時期です
  • 鑓温泉ルート杓子沢に橋が架かりました
  • 鑓温泉ルート 杓子沢付近の雪渓 橋への取り付きはピンクテープで印をしてあります。
  • 白馬岳山頂
  • 夕陽。絶景です
  • 馬山荘付近ではツクモグサが真っ盛り
  • 大雪渓上部から小雪渓

白馬山荘

電話番号:
0261-72-2002
連絡先住所:
長野県北安曇郡白馬村北城6307-ロ 白馬館

地図で見る
http://hakuba-sanso.co.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

富山県 長野県 / 飛騨山脈北部 後立山連峰

白馬岳 標高 2,932m

 白馬岳は、槍ヶ岳とともに北アルプスで登山者の人気を二分している山である。南北に連なる後立山連峰の北部にあって、長野・富山両県、実質的には新潟を加えた3県にまたがっている。  後立山連峰概説に記したように、この山の東面・信州側は急峻で、それに比して比較的緩い西面・越中側とで非対称山稜を形造っている。しかし信州側は山が浅く、四カ庄平をひかえて入山の便がよいため登山道も多く、白馬大雪渓を登高するもの(猿倉より所要6時間弱)と、栂池自然園から白馬大池を経るもの(所要5時間40分)がその代表的なものである。  越中側のものは、祖母谷温泉より清水(しようず)尾根をたどるもの(祖母谷温泉より所要10時間)が唯一で、長大である。  白馬三山と呼ばれる、本峰、杓子岳、鑓ヶ岳、そして北西に位置する小蓮華山の東・北面は、バリエーション・ルートを数多く有し、積雪期を対象に登攀されている。  近代登山史上では、明治16年(1883)の北安曇郡長以下9名による登山が最初であるとされている。積雪期では慶大山岳部の大島亮吉らによる1920年3月のスキー登山が初めての試みである。  白馬岳の山名は、三国境の南東面に黒く現れる馬の雪形から由来したといわれる。これをシロウマというのは、かつて農家が、このウマが現れるのを苗代(なわしろ)を作る時期の目標としたからであって、苗代馬→代馬(しろうま)と呼んだためである。白は陸地測量部が地図製作の際に当て字したものらしい。代馬はこのほかにも、小蓮華山と乗鞍岳の鞍部の小蓮華側の山肌にも現れる。白馬岳は昔、山名がなく、山麓の人々は単に西山(西方にそびえる山)と呼んでいたのである。また富山・新潟側では、この一連の諸峰をハスの花弁に見立てて、大蓮華山と総称していたようである。  この山からの眺望はすばらしく、北アルプスのほぼ全域はもとより、南・中央アルプス、八ヶ岳、頸城(くびき)や上信越の山々、そして日本海まで見渡すことができる。頂の展望盤は、新田次郎の小説『強力伝』に登場することで知られる。  日本三大雪渓の1つ、白馬大雪渓は登高距離が2kmもあり、全山にわたる高山植物群落の豊かさ、日本最高所の温泉の1つ白馬鑓温泉、高山湖の白馬大池や栂池自然園などの湿原・池塘群、こうした魅力を散りばめているのも人気を高めている理由である。また、白馬岳西面や杓子岳の最低鞍部付近などに見られる氷河地形、主稜線などで観察できる構造土、舟窪地形など、学術的な興味も深い。山頂部の2つの山荘(収容2500人)をはじめ山域内の宿泊施設も多い。

新潟県 長野県 / 飛騨山脈北部

小蓮華山 標高 2,766m

新潟県と長野県の県境にまたがる山で、大日岳とも呼ばれる山。標高2766mは新潟県最高峰となる。山頂には鉄剣と石仏があり、かつては信仰の対象となっていた。 地震や風雪による崩壊で、2008年の国土地理院の調査で標高が3m低くなり、2769mから2766mと低くなっている。 近年、白馬乗鞍岳から小蓮華山へ続く稜線がNHK スペシャルドラマ「坂の上の雲」のエンディングの映像に使われ、登山者のみならず、多くの人に認知されるようになった。

富山県 / 飛騨山脈北部

旭岳 標高 2,867m

 白馬岳のすぐ西方(富山県宇奈月町)にあって、衛星峰といった存在だが、この山を北方の朝日岳―雪倉岳の稜線から眺めると、鋭い兜のような山容を見せて、一見白馬岳と錯覚するほどだ。白馬岳から越中の祖母谷(ばばだに)温泉に下る道がこの山の南山腹を走っており、付近は高山植物で埋まっている。白馬岳との鞍部には例年大雪田が残り、その北側、柳又谷の源頭には氷河地形が見られる。

ユーザーの登山記録から

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