石転ビ沢ホン石転ビ沢すぐ下流の亀裂は1~3mの幅でルート工作が必要、赤谷林道は再び土砂崩れで通行止め
天気・気温
山と周辺の状況
飯豊山は夏山のシーズンを迎えようとしていますが、まだ残雪あります。登山中は、滑落などに注意してください。最近の主な注意点、変わった点は以下のとおりです。
・赤谷林道(加治川治水~湯の平温泉経由・北股岳方面の登山道)は、7月26日に大規模な山崩れの発生が確認されたことから、現在、通行できません。8月5日(土)に予定していました山開きは中止となりました。
http://www.city.shibata.niigata.jp/view.rbz?cd=10768
・御西小屋の水場を掘り出し使用できるようになりました。
・杁差小屋の水場は、若干降った所の融雪水が使用できます。
・本山小屋、御西小屋の水場は管理人が掘り出したので利用できます。
・石転ビ沢ホン石転ビ沢すぐ下流の亀裂は1~3mの幅でルート工作が必要です。作業が出来ない方は入渓しないでください。今後亀裂は大きくなります。
・大日杉から登り、切合小屋直前の残雪はまだ消えていないので、滑落に留意してください。
その他、詳細情報は、飯豊朝日連峰の登山者情報もご参照ください。
http://www.ic-net.or.jp/home/iide/
登山道の状況
飯豊山では、まだ登山道に雪が残っている箇所が多く残っています。とくに東側斜面(山形側)は、多く残っています。場所によっては、アイゼン・ピッケルを必ず携行してください。
・大日杉口から登る場合、切合小屋直前の残雪はまだ消えていません。滑落しないように留意してください。
・石転ビ沢は、ホン石転ビ沢すぐ下流の亀裂は1~3mの幅でルート工作が必要です。作業が出来ない方は入渓しないでください。今後亀裂は大きくなります。
梶川出合は高巻きになります。石転ビノ出合までは全て夏道です。
http://www.iideasahi.jp/2077.html
・足ノ松尾根は、奥胎内ヒュッテから足の松尾根登山口までの乗り合いタクシーが再開されています。
・弥平四郎から三国岳までは特に問題ありません。種蒔山は残雪があるので、滑落しないように通行してください。
・梶川尾根は雪が消えました。梶川尾根~扇ノ地紙~梅花皮小屋~梅花皮岳の間の残雪も、すべて夏道となりました。
・梶川尾根は丸登山口から765mピークの岩場地帯の上部の最も大きな岩場付近で、岩に空いた穴に数年前からマムシが棲んでいます。今回も捕獲に失敗し、潜ったので、楔形の石でふさぎましたが、注意して通行して下さい。
http://www.iideasahi.jp/2076.html
・稜線では、梅花皮小屋と御西小屋の間で残雪があります。梅花皮岳~天狗ノ庭の間は、急斜面に張り付いた残雪の末端部分が氷結しており、滑落注意です。
・御沢登山口(川入)からの登山道は、三国小屋までは特に問題はありません。切合小屋の前で雪渓が現れます。
・赤谷林道(加治川治水~湯の平温泉経由・北股岳方面の登山道)は、7月26日に大規模な山崩れの発生が確認されたことから、現在、通行できません。8月5日(土)に予定していました山開きは中止となりました。
http://www.city.shibata.niigata.jp/view.rbz?cd=10768
・ダイグラ尾根取付きの桧山沢吊橋は、ワイヤーを修繕するため通行禁止ととなりました。ダイグラ尾根は基本的に通行できないと考えてください。
・大石ダム~権内尾根の林道は、終点直前で路肩が崩れていますが、徒歩で通過する分には問題ありません。
登山装備
登山道には残雪が残っている箇所があります。登山道によっては、雪に対する装備が必要です。
お知らせ
天狗平ロッジは7月初旬から8月下旬までの間、管理人が常駐しますので、予約なしでも利用できます。なお、常駐期間外は鍵が掛かっていますので、必ず予約をお願いします。
山小屋仕様で素泊まりです。寝室は2階で畳敷きとなります。布団も用意していますが基本的にはご自身で用意ください。
稜線の梅花皮小屋・御西小屋は避難小屋ですが、夏季は管理人が常駐します(不在のこともあります)。避難小屋ですが、清掃協力費をお願いしています。お問い合わせは天狗平ロッジへ(梅花皮小屋・御西小屋・天狗平ロッジの連絡先は同じです)。
昨年の今頃の様子は?
4月28日に倉手山登山口と大日杉小屋までの車道が開通予定、開通時刻にも留意ください。2023.04.27
足ノ松尾根のアプローチ道路が通行止め、足ノ松尾根登山道は当面の間、通行不可2023.05.11
飯豊山・天狗平ロッジ周辺の過去の様子
飯豊山・天狗平ロッジ
- 電話番号:
- 090-5846-1858
- 連絡先住所:
- 山形県西置賜郡小国町