涸沢 | 涸沢ヒュッテ

主ルートに大きな支障の連絡はありません。カール内はまだ高山植物が咲いています。小屋入り時間に注意。

空も風も秋の気配を感じさせ、涸沢岳直下は黄色くなり始めています。(2017.08.26 涸沢ヒュッテ )
空も風も秋の気配を感じさせ、涸沢岳直下は黄色くなり始めています。(2017.08.26 涸沢ヒュッテ )
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天気・気温

08/17(木) 10:00 晴
松本市の天気予報
明日
晴時々曇
20℃
8℃
明後日
晴時々曇
18℃
8℃
日本気象協会提供 2024年3月29日 18:00発表
高山市の天気予報
明日
晴のち雨
19℃
7℃
明後日
曇時々晴
16℃
6℃
日本気象協会提供 2024年3月29日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

8/13は朝焼けがきれいでした。 8時の気温16℃。涸沢には500張のテントが張られました

昨日、一昨日とすっきりしない天気でしたが、今日はわりあい天気もよくなりました。
稜線はガスで見えたり見えなかったりしています。

日照が少ないため朝は寒く感じますが、涸沢カールの中はまだ高山植物が咲き、お盆は過ぎたものの秋の気配ではありません。

今のところ夕立のような激しい降りはありませんが、注意は必要です。晴天が続き気温が上がると夕立になっていくでしょう。小屋には早めの到着がよさそうです。

●近頃の気象
平均気温 朝晩8~13℃ 日中13~24℃
モルゲンロート(朝焼け)の現在の見頃時刻 05:05頃(8/14)
涸沢より日の出は見えませんが、奥穂高岳・涸沢岳に陽が当たるモルゲンロートが楽しめます。

登山道の状況

主ルートに支障の連絡はありません。

横尾~本谷
夏道です。

本谷~涸沢
 橋を渡り、夏道を登って来てください。

涸沢~上部
 夏道です。ヘルメット着用奨励山域です。

パノラマコース
 涸沢~獅子岩下部 雪渓をトラバースします。
 新村橋~涸沢 未整備の為閉鎖しています。(8月1日確認してきましたが、登山道が流されていました。)  

登山装備

3000m級の夏山登山装備。
防寒具・雨具は必要です。
涸沢から上はヘルメットを推奨。

注意点

●2016年7月1日より「長野県安全登山条例」が施行されました。
各登山口にて「登山計画書」の提出をお願いします。
詳しくは、コチラ→http://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/tozanjorei/tozanjorei.html

お知らせ

涸沢ヒュッテ
http://www.karasawa-hyutte.com/
03-3211-1023(東京事務所)

●2017年営業
期間 4月27日(木)~11月4日(土)泊まで
※5名様以上の場合はご予約をお願いいたします。

●2017年度レンタルテントについて
7月15日~10月8日までご利用できます。
ご予約は利用日の3ヵ月前の同日午前8時から電話(090-9002-2534)のみで受け付けます。
但し、7月分は5月1日午前8時からとなります。
料金(1泊):テント¥7000 シュラフ¥2000 マット¥700
以下の日にちはレンタルテントの予約受付は終了しました。
8月20(日)・26(土)
9月16(土)~18(月)・20(水)~30(土)
10月1日(日)~8(日)

昨年の今頃の様子は?

2023年の営業は4/27~。宿泊完全予約制。4/27~5/25分予約は4/25の朝8時から予約受付2023.03.27

入山しました。本日降雪中。今年の営業4/27~(宿泊要予約)。4/27~5/25分予約受付は4/25朝8時~2023.04.18

昨日迄の降雪で新雪40cm。雪崩に注意が必要。涸沢までトレース消失(4/29迄に目印付ける予定)2023.04.27

涸沢ヒュッテ周辺の過去の様子

  • 本年の営業は終了しました
  • モルゲンロート
  • 涸沢まででも積雪凍結がありチェーンスパイクなどが必要です
  • 登山道は凍結している為、かなり危険な状態です。お気をつけてお越し下さい
  • 10/8紅葉に積雪
  • 10/8 涸沢三段染め 紅葉のピークに900張のテントが張られました
  • 10/7夜の涸沢 テントの花 
  • 紅葉の様子
  • 紅葉が雪化粧しました。涸沢の朝の積雪5cm 
  • 紅葉が雪化粧 朝の積雪5cm
  • 見ごろを迎えた涸沢の紅葉
  • 見ごろを迎えた涸沢の紅葉

涸沢ヒュッテ

現地連絡先:
090-9002-2534
電話番号:
03-3211-1023
連絡先住所:
東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館B1F

地図で見る
http://www.karasawa-hyutte.com/

施設の詳細を見る

関連する山

長野県 岐阜県 / 飛騨山脈南部

奥穂高岳 標高 3,190m

 奥穂高岳は穂高連峰の中央にそびえる盟主である。標高3190mは富士山の3776m、南アルプスの北岳の3192mに次ぐ日本第3位の高峰で、頂上に造られた2mを超す大ケルンの上に立つと第2位になろうかという高峰なのである。しかも堂々と大きい山容がいい。  山頂で綾線が分岐し、南西に延びる岩稜は馬ノ背からジャンダルムの奇峰を経て、間ノ岳、西穂高岳、焼岳へと延びる。  もう1つの岩稜は南東へ吊尾根となってたわみ、前穂高岳、明神岳となって上高地に雪崩落ちていく。  山稜は硬いひん岩(ひんがん、ひんは「王」偏に「分」の字)の破片に覆われ、岩屑の堆積した山だ。南東側は涸沢のカールが削り取った断崖で、南面は岳沢が急角度に落ち込み、上高地や乗鞍岳が見える展望の優れた山頂である。  山頂から100mほど西へ向かってから右に折れる主稜線を、うっかり見落として直進すると急傾斜にセバ谷に落ち込んでしまう。毎年のように事故を起こす「だましの尾根」だ。主稜線を北に下ると白出乗越で、穂高岳山荘がある。  頂上から南西に延びる岩稜は、奇峰ジャンダルムに続いている。前衛峰、門番といった意味のフランス語だが、むしろ独立峰と呼びたい山で、悠々としてとりとめのない奥穂高岳をきりっと引き締めている。  初登頂は明治42年(1909)の鵜殿正雄パーティで、槍ヶ岳への初縦走の途中だった。彼は大正元年(1912)には岳沢から天狗沢に入り、天狗のコルからジャンダルムを経て奥穂高岳の初トレースをしている。穂高岳開拓のパイオニアとして銘記されるべき人である。  穂高連峰の開拓は信州の梓川側が早く、山小屋もほとんど信州人が占めているが、奥穂高岳だけは、白出乗越に飛騨の名ガイド、今田重太郎が小屋を建てて登山者の安全を期した。1度登山者の不始末で全焼したが再建し、現在では近代的な山荘になっている。  一般登山道は涸沢からザイテングラートの岩尾根を登って白出乗越に出、奥穂高岳へ向かう。涸沢から白出乗越まで2時間、それから奥穂高岳頂上まで1時間。  飛騨側からは、新穂高温泉から蒲田川右俣を白出沢出合まで2時間、白出沢を登って白出乗越まで7時間。静かな谷のいいコースで、下りに使えば白出乗越から5時間30分で新穂高温泉に着き、バス停前の無料温泉で山の汗が流せるので、山好きに好評である。  上高地から岳沢を経て前穂高岳、吊尾根、奥穂高岳のコースは9時間で頂上に着く。少しきついが、登り甲斐のある道だ。

長野県 岐阜県 / 飛騨山脈南部

涸沢岳 標高 3,110m

 穂高連峰の主な岩峰は、涸沢カールを中心に半円を描いている。テント場から見上げるとひときわ目をひくのが北の肩に鋭い三角錐の涸沢槍を従えた涸沢岳である。南に前穂高岳と奥穂高岳、北にクライマーのハイマート、北穂高岳と、すばらしい山々がそびえているが、姿のよさでは涸沢岳がまとまっている。  ひん岩(ひんがん、ひんは「王」偏に「分」の字)の筋肉質の岩峰で、北穂高岳側は険しい岩壁となり、縦走路としては一級の悪さだ。  南の鞍部は白出(しらだし)沢の突き上げる白出乗越。歴史の古い穂高岳山荘が、風力発電、太陽光発電など最新のシステムを駆使して建っている。山頂から西に張り出している西尾根は冬期コースとなり、北穂高岳・滝谷の眺めがすごい。  上高地から涸沢、ザイテングラート経由で所要8時間30分。涸沢の中腹には、近代登山史に残る涸沢の岩小屋がある。新穂高温泉からは白出沢経由で所要9時間30分。

長野県 岐阜県 / 飛騨山脈南部

北穂高岳 標高 3,106m

 北穂高岳は穂高連峰の最北端にそびえる。東は涸沢谷、西は蒲田川右俣からの支流、滝谷によって壮絶な岩壁になっている。主稜線は南北に起伏し、南は岩を踏んで涸沢岳へ、北は大キレットを隔てて南岳、中岳、大喰(おおばみ)岳、槍ヶ岳へと続いている。  この山のよさは、西面の滝谷に尽きる。日本でも超一流のロッククライミングのゲレンデである。かつて、名案内人といわれた上條嘉門次が「鳥も止まれねえ」と嘆かせた悪絶な岩壁で、初登攀は大正14年(1925)。早大の四谷龍胤(りようすけ)、小島六郎パーティとR.C.Cの藤木九三(くぞう)、ガイドの松井憲三パーティが、同じ8月13日に挑み、成功している。  滝谷は中間の合流地点からA沢~F沢が分かれ、B沢~D沢の間のルンゼや岩稜、岩壁が主な登攀対象になり、日本を代表する優れたクライマーたちを育ててきた。  北穂高岳は北峰と南峰に分かれている。北峰に三角点があり、直下に北穂高小屋があるので、普通、北穂高岳頂上とは北峰を指す。  登山道は涸沢カールから南稜の急登をがんばれば、3時間で山頂に立てる。上高地からは8時間30分の道のり。

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