湿原の花も移り変わり、現在は背の高い黄色いお花 マルバダケブキが目立ちます。雨が続き、半袖でいると肌寒く感じる日もあります。
天気・気温
山と周辺の状況
雨が続き、気温も上がらず、半袖でいると肌寒く感じる日もあります。湿原の花も移り変わり、現在は背の高い黄色いお花
マルバダケブキが目立ちます。
マルバダケブキは、尾瀬では湿原の太陽が当たる場所や、林内で咲いているのが見られます。鮮やかな黄色い花を 散房状に付け、とても目立つ花です。
他にも、オゼミズギク、
イワショウブ
イワショウブ
、チョウシギク、
コオニユリ
コオニユリ
などが咲いています。
先日、アヤメ平に行くと、
キンコウカ
キンコウカ
が辺り一面に広がり、黄色い絨毯になっていました。アヤメ平では、もう少し
キンコウカ
キンコウカ
の花を楽しめると思います。
最近、鳩待峠~山ノ鼻間のテンマ沢湿原付近(クマ警鐘設置箇所)で、ツキノワグマの目撃情報が多く寄せられています。朝早い時間や夕方はクマの活動時間であるため、遭遇する危険性が高くなりますので、ご注意ください。
登山道の状況
鳩待峠から山の鼻までは、とくに問題なく歩けます。尾瀬ヶ原では木道でのスリップに注意してください。
至仏山は7/1より登山可能となっています。夏の緑がより鮮やかに見える時期です。雨に濡れた蛇紋岩の至仏山は大変滑りやすくなります。しっかりとした装備を身につけて慎重に登ってください。
登山装備
熱中症対策をしっかり行ってください。晴れた日は必ず、帽子をかぶってください。
注意点
ミズバショウの実が熟してきているので、クマが食べに来ているようです。 最近クマの目撃情報が増えてきているので、ミズバショウが群生している場所などを通る際は注意して通行してください。
尾瀬はツキノワグマの生息地なので、クマ鈴をつけるなどのクマ対策をして、もしクマに出会っても、写真を撮ったり大声を上げるなどの刺激を与えないようにしてください。
出会ってしまったら、背中を向けたり、走ったりせずに、目を合わせないようにゆっくり後ずさりして立ち去ってください。
シカの植生被害度を調査するための柵を設置をしました。近年、尾瀬ではシカの問題が起こっています。シカがミズバショウを荒らしたり、ミツガシワの根、ニッコウキスゲの新芽や蕾等を食べます。
花が咲く前に食べられてしまうと言うことは、種(子孫)を残せなくなるので、次の年には数が減少してしまいます。
シカ柵設置作業への、ご理解ご協力を、お願いいたします。
昨年の今頃の様子は?
山ノ鼻ビジターセンターは5月16日に開所予定。鳩待峠への道路の冬期閉鎖解除は4/21(金)より2023.04.19
5月16日に山ノ鼻ビジターセンターは開所。ミズバショウが咲き始めています2023.05.17
山の鼻ビジターセンター周辺の過去の様子
山の鼻ビジターセンター
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- 連絡先住所: