北岳 | 白根御池小屋

ここ数日は雨もふらず、太陽が出ています。気温が低くなり、風も強くなってきました。もう夏ではありません

ミヤマハナショウブが咲き始めました(2017.07.12 白根御池小屋)
ミヤマハナショウブが咲き始めました(2017.07.12 白根御池小屋)
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天気・気温

08/25(金) 晴れ、13:00の気温16℃
甲府市の天気予報
明日
晴時々曇
31℃
14℃
明後日
晴のち曇
30℃
13℃
日本気象協会提供 2024年4月24日 12:00発表
静岡市葵区の天気予報
明日
晴時々曇
27℃
16℃
明後日
晴のち曇
27℃
15℃
日本気象協会提供 2024年4月24日 12:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

今週は天気が回復し、晴れ間も広がるようになりました。ただ、雲は多めとなっていて、スッキリしない晴れ間です。

日中でも気温は15℃あたりまでしか上がらないようになってきました。まだ朝方でも10℃以下に下がることはありませんが、もう夏の気温ではありません。
ここはまだ暖かいですが、稜線では風も強く、かなり寒さを感じるようになってきています。

もう咲いている花も限られてきました。今は ヤマハハコ ヤマハハコ やミヤマ アキノキリンソウ アキノキリンソウ などです。

登山道の状況

登山道で特に問題なく、安全に通行できます。ただし、今年は雪解けが遅く、雨も多かったので浮き石が多くなっています。
浮石に注意し、落石を落とさないように気をつけてください。

登山装備

天候が悪い場合は、朝晩寒くなりますので、フリース、薄手ダウンなど防寒をご用意ください。
テントの方は特に、防寒を忘れずに。
どんなに晴れていても、雨具、ヘッドランプ、地図は必携です。帽子や日焼け止めを忘れずに。

注意点

落石に注意を払いましょう。ガスが濃くなると道迷いにもご注意ください。
日が短くなってきていますので、夏の最盛期よりも早出早着を心がけ、小屋入りを15:00をめどにしましょう。

お知らせ

白根御池小屋へのお泊りをご希望の方は、090-3201-7683(20:00まで)へご予約ください。

白根御池小屋周辺の過去の様子

  • 整備した箇所。上からの落石に注意して通過してください
  • 例年より遅い初霜&初氷
  • 真っ白な北岳に朝日が
  • 今日の御池小屋、雲ひとつない良いお天気だったのにな〜(^.^)

白根御池小屋

電話番号:
連絡先住所:

地図で見る

施設の詳細を見る

関連する山

山梨県 / 赤石山脈北部

北岳 標高 3,193m

 日本で富士山に次いで高い山は白峰の北岳である。白峰は通称白峰三山と称し、3000mを抜く山5座が、南アルプスの北部に連なっている。すなわち北岳(3192m)、中白峰(3055m)、間ノ岳(3189m)、西農鳥岳(3050m)、農鳥岳(3026m)である。  この連山の最北にある故、北岳。当を得た山名である。古くは『平家物語』に「手越を過ぎて行きければ、北に遠ざかりて、雪白き山あり。問へば甲斐の白根と云ふ」と出ているが、果たして東海道筋から見えたであろうか。時代は下がり、『甲斐国志』(文化11年―1814年編)によれば「白峰、此山本州第一ノ高山ニシテ西方ノ鎮タリ。国風ニ詠スル所ノ、甲斐ヶ根コレニシテ(中略)南北ニ連ナリテ三峰アリ。其北方最モ高キモノヲ指シテ、今専ラ白峰ト稱ス」と記している。  同書によれば、「山上ニ日ノ神ヲ祀ル。其像黄金ヲ以テ鋳ル。長七寸許、容ルニ銅室ヲ以テス。高貳尺貳寸廣方八寸、其四隅ニ鈴ヲ掛ク、風吹ケハ声アリ」と大日如来を祭ってあることを載せている。明治41年7月、この頂に立った小島烏水は「奉納大日如来寛政七年乙卯六月(1794年)」と彫られた小鉄板のあったことを記録している。となれば『甲斐国志』の記事も本当かも知れない。  明治4年、地元、芦安村の行者、名取直江が里宮、中宮、奥宮を造営して開山したという。  登山者として最初にこの頂を踏んだのはウエストンで、明治35年8月23日のことであった。積雪期の初登頂は大正14年3月22日、京都三高山岳部のメンバーで、西堀栄三郎、桑原武夫、多田政忠、四手井綱彦の4人。野呂川両俣から右俣に入り、間ノ岳を経て頂上に立った。次いで3月28日、山梨の平賀文男が広河原から第2登を飾った。  最近は交通の便がよくなり、おそらく南アルプスの山の中で、一番人気のある山ではないだろうか。登山基地の広河原まで車で入れば、1泊2日でゆっくりと往復でき、雪渓あり、お花畑あり、しかも展望絶佳ときている。  展望は南、眼前にどっかと腰をすえた間ノ岳、これに重なり合うは、塩見岳や悪沢岳。南東の櫛形山の上に富士山、東側には鳳凰三山の上に奥秩父。その左には八ヶ岳、甲斐駒ヶ岳。遠く白馬三山から槍・穂高、その左にずんぐりと仙丈ヶ岳、御岳山、中央アルプスが堪能できる。  登山コースは広河原から大樺沢二俣、小太郎尾根経由で6時間、同じく二俣から八本歯のコル経由で5時間強の登りで登頂可能。

ユーザーの登山記録から

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