湿気があり、天気は下り坂です。長袖シャツの上にもう一枚上着を着たい感じでまで気温が下がる日もあります。
天気・気温
山と周辺の状況
お天気下り坂の七ツ石小屋です。湿気があり、「ぬるい」という体感です。テン場の夏の名残り、
キツリフネ
キツリフネ
ソウ(黄釣船草)もこの雨で終わりになっちゃうかな? と心配しています。
朝は、長袖シャツの上にもう一枚上着を着たい感じでまで気温が下がる日もあります。
8月は記録的な長雨となり、歯がゆく辛い季節でした。七ツ石小屋は2017年雲取山イヤーということもあって、いらっしゃる方は多かったのですが、雲取山行きを諦めたり、宿泊の予定をやめて帰ったりといった方が多かったです。
小屋はソーラーパネル発電なので、日照不足で何度も電力が足りなくなりました。
電力不足だと、照明は灯油ランプにすればいいのですが、一番電気喰いなのは「電波増幅器」で、電話が使用できなくなるのが厳しい夏でした。
9月に入っても青空が続きません。
登山道の状況
鴨沢から七ッ石山への登山道は、とくに問題なく通行できます。雨がずっと続いたため、登山道はぬかるみが多くなっています。
唐松谷林道(日原方面~七ッ石山へ抜ける登山道)の通行止めが解除されています。唐松谷林道は、橋を掛け直したり土を切ったりして歩きやすくなっていますが、以下の点で注意が必要です。
・アクセスに舗装路を二時間近く歩かないといけないので真夏は厳しい。
・岩をへつるような道幅が狭い部分が数ヶ所あり、落ち葉や残雪があるとちょっとコワイ、積雪があるとかなり難しい。
【ナイトハイクを計画している方へお願い】
・山中には夜行性の動物がたくさんいます。とくにツキノワグマは薄明薄暮性です。
・小屋敷地内ではテント泊や小屋泊の方が翌日の山行に備えて寝ています。
・道迷い、転・滑落などのときに助けてくれる通行者は基本的には居ません。
以上を踏まえ、自分の経験、体力、装備は十分かどうか熟慮した上で行ってください。七ツ石小屋では、ナイトハイクの方には小屋としてのサポート(物品の販売、休憩場所の提供など)をお断りする場合もあります。あらかじめご了承ください
(ただし事故、怪我、遭難などの緊急時は何時でも対応します。お声かけください)。
注意点
七ツ石小屋には2014年に新設されたバイオトイレがあります。男性小用、和式、洋式が各1つずつあります。ご利用の際は料金箱に協力金をお願いいたします。
水場は徒歩3分ほど上の沢から小屋に引水しています。ご自由にお使いください。
テント泊は一名につき500円です。予約は必要ありませんが、小さなテント場ですので10名様以上の団体のテント泊は事前にご連絡ください。
お知らせ
小屋への宿泊は、素泊一名4,000円です。自炊小屋ですので、食料や調理に必要な道具はご自身でご用意ください。
小屋泊予定の方は、安全登山のために予約をお願いします。ただし、避難所としての役割上、体調・天候悪化などによる飛び込みのご宿泊も承ります。なお、キャンセルは必ずご連絡ください。
小屋周辺は電波状況が良くないため、docomoの電波増幅器を使用しています(電源はソーラーパネル発電です)。
そのため予約受付時間は9:00~15:00までで、現地の状況によっては、かからなかったり通話が途切れたりすることもあります。予約は090-8815-1597(9:00~15:00)をお願いします。
昨年の今頃の様子は?
温かい日が続いておりますが、雲取山方面はアイゼンやスノースパイクの用意を2023.03.24
暖かい雨の日のあとに、少し冷え込み、降雪もありました。地面にぬかるみ、凍結がまだあります2023.03.30
日中は歩いていると汗ばむほどの陽気ですが、朝晩はまだ寒いです。宿泊の人はダウンジャケットの用意を2023.04.06
暖かくなり、テント場ではタチツボスミレがどんどん開花。コガラやヒガラなどの野鳥たちは営巣を始めている様子2023.04.14
七ツ石小屋周辺の過去の様子
七ツ石小屋
- 現地連絡先:
- 090-8815-1597
- 電話番号:
- 090-8815-1597
- 連絡先住所:
- 山梨県北都留郡丹波山村