七ツ石山 | 七ツ石小屋

湿気があり、天気は下り坂です。長袖シャツの上にもう一枚上着を着たい感じでまで気温が下がる日もあります。

早朝の七ツ石小屋から望む富士山(2017.09.24 七ツ石小屋)
早朝の七ツ石小屋から望む富士山(2017.09.24 七ツ石小屋)
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天気・気温

09/12(火) くもり、7:00の気温、13℃。

山と周辺の状況

お天気下り坂の七ツ石小屋です。湿気があり、「ぬるい」という体感です。テン場の夏の名残り、 キツリフネ キツリフネ ソウ(黄釣船草)もこの雨で終わりになっちゃうかな? と心配しています。
朝は、長袖シャツの上にもう一枚上着を着たい感じでまで気温が下がる日もあります。

8月は記録的な長雨となり、歯がゆく辛い季節でした。七ツ石小屋は2017年雲取山イヤーということもあって、いらっしゃる方は多かったのですが、雲取山行きを諦めたり、宿泊の予定をやめて帰ったりといった方が多かったです。

小屋はソーラーパネル発電なので、日照不足で何度も電力が足りなくなりました。
電力不足だと、照明は灯油ランプにすればいいのですが、一番電気喰いなのは「電波増幅器」で、電話が使用できなくなるのが厳しい夏でした。

9月に入っても青空が続きません。

登山道の状況

鴨沢から七ッ石山への登山道は、とくに問題なく通行できます。雨がずっと続いたため、登山道はぬかるみが多くなっています。

唐松谷林道(日原方面~七ッ石山へ抜ける登山道)の通行止めが解除されています。唐松谷林道は、橋を掛け直したり土を切ったりして歩きやすくなっていますが、以下の点で注意が必要です。
 ・アクセスに舗装路を二時間近く歩かないといけないので真夏は厳しい。
 ・岩をへつるような道幅が狭い部分が数ヶ所あり、落ち葉や残雪があるとちょっとコワイ、積雪があるとかなり難しい。


【ナイトハイクを計画している方へお願い】
・山中には夜行性の動物がたくさんいます。とくにツキノワグマは薄明薄暮性です。
・小屋敷地内ではテント泊や小屋泊の方が翌日の山行に備えて寝ています。
・道迷い、転・滑落などのときに助けてくれる通行者は基本的には居ません。

以上を踏まえ、自分の経験、体力、装備は十分かどうか熟慮した上で行ってください。七ツ石小屋では、ナイトハイクの方には小屋としてのサポート(物品の販売、休憩場所の提供など)をお断りする場合もあります。あらかじめご了承ください
(ただし事故、怪我、遭難などの緊急時は何時でも対応します。お声かけください)。

注意点

七ツ石小屋には2014年に新設されたバイオトイレがあります。男性小用、和式、洋式が各1つずつあります。ご利用の際は料金箱に協力金をお願いいたします。

水場は徒歩3分ほど上の沢から小屋に引水しています。ご自由にお使いください。

テント泊は一名につき500円です。予約は必要ありませんが、小さなテント場ですので10名様以上の団体のテント泊は事前にご連絡ください。

お知らせ

小屋への宿泊は、素泊一名4,000円です。自炊小屋ですので、食料や調理に必要な道具はご自身でご用意ください。

小屋泊予定の方は、安全登山のために予約をお願いします。ただし、避難所としての役割上、体調・天候悪化などによる飛び込みのご宿泊も承ります。なお、キャンセルは必ずご連絡ください。

小屋周辺は電波状況が良くないため、docomoの電波増幅器を使用しています(電源はソーラーパネル発電です)。
そのため予約受付時間は9:00~15:00までで、現地の状況によっては、かからなかったり通話が途切れたりすることもあります。予約は090-8815-1597(9:00~15:00)をお願いします。

昨年の今頃の様子は?

温かい日が続いておりますが、雲取山方面はアイゼンやスノースパイクの用意を2023.03.24

暖かい雨の日のあとに、少し冷え込み、降雪もありました。地面にぬかるみ、凍結がまだあります2023.03.30

日中は歩いていると汗ばむほどの陽気ですが、朝晩はまだ寒いです。宿泊の人はダウンジャケットの用意を2023.04.06

暖かくなり、テント場ではタチツボスミレがどんどん開花。コガラやヒガラなどの野鳥たちは営巣を始めている様子2023.04.14

七ツ石小屋周辺の過去の様子

  • トレースは付いていました
  • 小屋周辺の様子
  • 3/9朝の積雪、15cmほどです
  • 積雪は18cmです
  • 雪はすっかり融けてしまいました
  • 石尾根の積雪状況
  • 石尾根にはまだ、たっぷり雪がありました
  • 小屋前にもまだ雪は残っています
  • 小屋周辺で40cmほど積もりました
  • 膝下くらいまでの積雪です
  • 土曜日に降った雪はまだ残っています

七ツ石小屋

現地連絡先:
090-8815-1597
電話番号:
090-8815-1597
連絡先住所:
山梨県北都留郡丹波山村

地図で見る
http://www.tabayama.jp/nanatsuishi/

施設の詳細を見る

関連する山

東京都 山梨県 /

七ツ石山 標高 1,757m

東京都と山梨県の県境にある山で、東京都最高峰の雲取山に登る際に通過できるので、登山者にはよく登られる山。山頂からの展望はよく、天候が良ければ富士山や南アルプスの山々が美しい。 山名の由来は、山頂付近にある石灰岩の岩塊からで、この岩塊は平将門の共をした武者七人が石と化したといわれ、その霊を祀っているのが七ツ石神社だ。

東京都 埼玉県 山梨県 / 関東山地

雲取山 標高 2,017m

 三峰山の最高峰。山頂の一部には埼玉県も含まれていることを知る人は少ない。  山頂からの展望は北を除いて非常によく、山並みのはるかかなたに富士山も眺められる。山頂直下にお花畑があり、山頂の避難小屋も利用しやすいように改築された。  一般には三峰神社から尾根通しに白岩山を通って、雲取山荘に1泊して山頂に立つ。  山頂を挟んで、奥多摩側にも山小屋がある。甲州側には三条ノ湯があり、温泉付の山小屋に人気が集中している。下山コースは石尾根を前方に奥多摩の雄、大岳山、三頭山を見ながら七ツ石山、六ツ石山、鷹ノ巣山を経て氷川へ下るのが豪快な山旅となる。七ッ石山から鴨沢へ下るエスケープコースもある。  雲取山は東京都の最高峰、そして一等三角点のある山としても知られているが、三角点のかたわらにもう1つの三角点がある。大きな三角点には「明治十五年十二月内務省地理局原三角測点」と彫られてある。当時の地理局長塚本明毅、河田羆らの活躍の記念物である。  三峰山口から約5時間で雲取山に達し、石尾根は下り8時間で氷川へ。七ツ石山から鴨沢には約6時間で下れる。

東京都 / 奥多摩

鷹ノ巣山 標高 1,737m

 雲取山から東に延びる長い尾根は、石尾根と呼ばれ、小雲取山、七ツ石山、鷹ノ巣山、六ツ石山と続き奥多摩町の氷川へ下っている。  この中でりっぱなのは七ツ石山と鷹ノ巣山だ。これらの山々は雲取山から一気に通過してしまうので単独に登られることは少ないが、鷹ノ巣山は多くの人に登られている。  この山へは北側の日原と南の水根沢沿いに登山道がある。日原からの登山道は急で長いので下山路に使う方がよいだろう。水根沢沿いの道は静かで、沢辺に咲く草花を見ながら楽に歩くことができる。ただ、沢のツメから倉戸山、榧ノ木尾根に出るのが少しきつい。冬季、北側の日原側は雪が多く、下山でも困難をきたすことがある。そのときは往路を戻るか石尾根を氷川へ下るようにしたい。  奥多摩駅で下車、水根から水根沢を登って、鷹ノ巣山に至り、日原に下る。約6時間30分。

ユーザーの登山記録から

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