鳥海山 | 鳥海国定公園観光開発協議会

長坂道コースを笙ヶ岳~ガラ場~渡戸と視察。登山道は刈払いされ歩きやすく、問題ありませんでした

笙ヶ岳1峰・道標と山頂(2017.09.09 鳥海国定公園観光開発協議会)
笙ヶ岳1峰・道標と山頂(2017.09.09 鳥海国定公園観光開発協議会)
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天気・気温

09/15(金) --

山と周辺の状況

9月9日に、吹浦口コース ~ 長坂道コース ~ 二ノ滝コースを歩いてきました。その様子をレポートいたします。

吹浦口コースから長坂道T字分岐を経由して笙ヶ岳から長坂道コースを下り、万助道コースの渡戸を経て二ノ滝駐車場に下山する日程。笙ヶ岳1峰から西鳥海の長い尾根をひたすら下るルートで、一般登山者がほとんど行かない上級コース(水場が無い)。長坂道では他の登山者とは1人も出会いませんでした。

登山道沿いには、エゾオヤマリンドウ、 ウメバチソウ ウメバチソウ ハクサンイチゲ ハクサンイチゲ ハクサンフウロ ハクサンフウロ ウ、 ミヤマリンドウ ミヤマリンドウ などが咲いていました。雪渓が遅くまで残っていたところでは、春の花と秋の花が同じ時期に見られるコースもあり、楽しませてくれます。

ちなみに、7:00に大平登山口を出発して、笙ヶ岳1峰は9:30、二の滝駐車場には13:20の到着でした。

詳細は以下、登山道情報をご確認ください。

登山道の状況

●笙ヶ岳~ガラ場
登山道上部の前半は、傾斜はあるものの比較的歩きやすいコースです。1100m付近から下が灌木帯で、ここから傾斜がややきつくなり足下が悪くなります。ガラ場まで道標がまったくありませんでしたが、きちんと刈払いされていて迷うような箇所もありませんでした。 ハクサンイチゲ ハクサンイチゲ 、エゾオヤマリンドウ、 ミヤマリンドウ ミヤマリンドウ などの花が豊富に確認されました。

●ガラ場~渡戸
きちんと刈払いされていて、さらに赤い目印が多数付いています。南折川(檜ノ沢)の徒渉地点でもある渡戸の川の水は涸れていました。なお、増水時は徒渉困難となります。当日はもちろんですが、前日までの天候をしっかり確認するなど十分に注意してください。

●渡戸~二ノ滝駐車場
とくに問題箇所はありません。


●アプローチ道の状況
・「湯ノ台口」へのアプローチ道の「鳥海高原ライン」は終日通行可能になっています(11月上旬までの予定)。
・「大平口」、「鉾立口」へアクセスする「鳥海ブルーライン」は、終日通行可能になっています(11月上旬までの予定)。
・「鳥海高原ライン」、「鳥海ブルーライン」はどちらも、工事のため一部片側通行になっている個所があります。指示に従って注意して通行してください。

●周辺の小屋と避難小屋の情報
・「滝ノ小屋」は10月20日(金)までの営業予定です。
・大平登山口近くの「大平山荘」は10月31日(火)まで営業しております。
・7合目の「御浜小屋」、山頂の「御室小屋」は9月3日(日)で今年の営業を終了しました。

登山装備

鳥海山は周辺に水場はありません。多めに持っていくなどしてください。
山頂方面に向かう場合は、まだまだ雪渓が残っています。地図・コンパス・GPSなど道迷いの対策が必要です。

雨の続いた後など、雪渓の表面が融けて硬い氷が露出し、転倒や滑落の危険があります。前後数日間の天候を確認し、必要に応じアイゼン・ピッケルなどの装備を準備してください。

注意点

鳥海山の5合目より上にはキャンプ場はありません。テント張る時は特別な許可が必要です。

お知らせ

★山小屋の予約について
夏山シーズンの土曜日や日曜日は混雑するのでお早めにご予約ください。

■登山口付近の宿泊施設
●「湯ノ台口」付近の宿泊施設
 滝ノ小屋の予約受付をしています。
  ・滝の小屋      電話0234-72-5886 遊佐町企画課
  ※滝の小屋はWebからの予約受付も可能。夕食料金が1000円から1200円になりました。
  http://www.town.yuza.yamagata.jp/sightseeing/info/98ff56025.html

●「大平口」、「鉾立口」付近の宿泊施設
 ・大平山荘 電話090-2607-2326
 ・鉾立山荘 電話090-3124-2288

鳥海国定公園観光開発協議会周辺の過去の様子

  • 冠雪した鳥海山
  • 冠雪した鳥海山
  • 中腹の紅葉の様子
  • 鳥海山山腹の様子

鳥海国定公園観光開発協議会

現地連絡先:
0234-26-5759
電話番号:
連絡先住所:
〒998-8502 山形県酒田市中町二丁目5-10(酒田産業会館内)

地図で見る
http://www.chokaizan.com/

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