台風18号の影響はそれほどありません。見晴新道にあった倒木は整備して通行可能。草紅葉が広がり来週見頃でしょう。
天気・気温
山と周辺の状況
台風18号は一昨日の夜半に過ぎて行き、かなり雨風が強かったです。
昨日は台風一過とならず、一日中雨でしたが、今日は爽やかな風が吹き晴れ上がりました。
尾瀬ヶ原の草紅葉はだいぶ広がってきて、来週くらいに見ごろになるでしょう。
ヒツジグサ
ヒツジグサ
の葉の紅葉も色が増してきました。
花がほぼ終わりエゾリンドウが咲き残っている程度です。
日が徐々に短くなってきています。
風も冷たくなり、朝晩や雨の日、日中でも休憩時はフリースが必要です。
登山道の状況
台風で見晴新道の入り口辺りで倒木がありましたが、既にチェーンソウで処理して通過可能です。
ところどころ細い木が折れていたり木の葉が散乱していますが、通過に支障があると言う情報は入ってきておりません。
ぬかるみがひどいルートは、さらに足元注意です。
長蔵小屋から三平峠方面の登山道は、雨後はぬかるみになります。
三平峠から一の瀬に下る木道の階段は、ところどころ横板の取れた個所や、崩れかかった木道あり。
片側が切れて谷底になっている個所は、山側を歩くようにして滑落注意です。
見晴新道の道は明瞭で迷うことはありませんが、ぬかるみの急登が続き、下りは相当厳しいです。
一部、四つん這いでなくては登れないような泥道の急登もあり、笹薮を切り開いて作った登山道なので、ここを下るのは山慣れしていても難儀するでしょう。
ましてや暗くなってからの行動はまず難しいと思われます。
初心者の方はこのルートを下山で利用するのは避けた方が良いです。
登りは山慣れた人で3時間半から4時間くらいです。
長英新道の下りは2時間半くらいでしょう。
沼の南岸は通れるようになりましたが、木道が荒廃したままなので歩きにくいです。
登山装備
朝は10℃位まで下がることがあります。
今の時期はお天気が良ければ汗ばみますが、汗を書いた後、身体が冷えるので、服装はレイアリングを考えて、体温調整できるように重ね着が良いでしょう。
朝晩や雨の日、休憩時は寒いのでフリースやウルトラライトダウン、ウインドブレーカーをお持ちください。
ヘッドランプ、地図、熊鈴、帽子や手袋。
軽装の方をよく見かけますが、足元はトレッキングシューズか軽登山靴、雨に備えてしっかりした雨具を用意しましょう
注意点
鳩待峠~山の鼻間で、熊が多く出没しているようです。立ち番の人も出動しており、登山客に絶えず注意を呼びかけれいます。
登山客が多いときでも警戒が必要です。
雨の日などは木道が滑って、転倒し骨折することあり。朝晩や雨後など特にご注意ください
小屋に宿泊された方で、燧ケ岳に翌日に登る方は、朝弁当で5時出発くらいがオススメです
時間と体力に充分余裕をもって臨まれるよう注意喚起して下さい
お知らせ
週末平日共に余裕がありますので早めのご予約をどうぞ。
ご予約の方は090-8921-8314(8:00~20:00)へお電話ください。
http://www.oze-haranokoya.com/
原の小屋周辺の過去の様子
原の小屋
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