唐松岳 | 唐松岳頂上山荘

八方尾根は紅葉の見ごろ。主な登山道に支障なし。防寒具(手袋帽子も)必携です。保温に努めて下さい。営業は10/14泊まで。

朝6時 快晴 信州側は雲海です。気温4℃ 風もあり景色を楽しむには防寒帽風対策必携です。(2017.10.11 唐松岳頂上山荘 )
朝6時 快晴 信州側は雲海です。気温4℃ 風もあり景色を楽しむには防寒帽風対策必携です。(2017.10.11 唐松岳頂上山荘 )
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天気・気温

10/05(木) 06:00 晴
富山市の天気予報
明日
雨のち晴
20℃
12℃
明後日
晴時々曇
17℃
9℃
日本気象協会提供 2024年3月28日 18:00発表
松本市の天気予報
明日
雨のち晴
19℃
8℃
明後日
19℃
8℃
日本気象協会提供 2024年3月28日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

今朝はよく晴れています。八方尾根の紅葉は見ごろを迎えています。

昨朝は、霧雨が降り注ぎ地面には氷の張らない-1℃の気温。絶好の霧氷条件のもと静かな朝を迎えました。
山荘前でも枯草や木の実に繊細なガラス細工のような彩を見せてくれました。
登山道沿いにもキラキラ光る氷の花が咲きました。 
エビのしっぽもたくさんできました。
とても寒いです。山荘玄関の軒下の鐘にも小さなつららでできていました。

氷点下の霧雨が降るような天候の中では、特に低体温症にご注意が必要です。
重ね着用衣類・防寒防濡対策・お身体の保温をお願い致します。
フリースやダウン・暖かな帽子・手袋などの防寒対策、防風対策をお願いいたします。
アンダーウエアも夏用のクールタイプからハイブリッド、または暖かいタイプを推奨します。
必ず着替えを用意して、小屋着後には乾いた衣類に着替え体調管理に勤めましょう。
アンダーウエアの機能が上がっていますがハイブリッド系や冬用でも着替えをお勧めします。

<天気>
10/5 06:00 晴 
10/4 06:00 霧雨 気温-1℃ 風速5m 
10/3 06:00 霧雨 気温+7℃ 南西の風7m
10/3 06:00 高曇り 気温+4℃ 南西の風5m →雨

登山道の状況

主ルートに大きな支障の連絡はありません。
各ルートとも秋モードとなっています。夏山よりも慎重に。
天気の良い日の早朝は、放射冷却があり凍結に注意。
霜柱が立つようになり、日が当たるとゆるんだところで石が浮いたり、落ちたりすることがあり足元に注意。

小屋HPにて
八方尾根の状況を説明しています。
http://karamatsu.jp/2017photos_1.html

●八方尾根(長野県側よりの登山ルート) 支障ありません。
・登山道上の浮石にご注意ください。

●唐松山荘~五竜山荘方面 支障の連絡はありません。
五竜岳山荘HP http://www.hakuba-sanso.co.jp/goryusanso/
営業は10/14まで
標高の高いところでは凍結があります。

●不帰方面
元々一般ルートではありません。地図では破線のルートです。体力技術とも一般ルートとは異なります。
今年は天狗山荘の営業もありません。入山はくれぐれも慎重に。
最新情報をもよりの小屋で得るようにしましょう。

※天狗山荘は営業していません。
(宿泊・休憩等)の利用、及びトイレや水場の使用ができません。現在テント場もご利用できません。
http://hakubakousha.com/index.php/mountain-lodge-info/tengu

※白馬鑓温泉小屋への登山道は足元要注意
白馬鑓温泉小屋の営業は9/30で終了
http://www.hakuba-sanso.co.jp/

●「富山県側 唐松~祖母谷線」
台風以降の詳細な情報はまだですが、倒木などがあると思われます。通行注意。

とても長いルートです。厳しいアップダウンと雪渓があります。
※祖母谷線登山道整備状況につきましては、唐松岳頂上山荘受付にて必ず登山道・残雪状況のご確認をお願い致します。
草刈りを行い、雪渓も通行可能な幅で雪切りをしましたが、天候や気温上昇等で雪面状況は変化します。
急な斜面となっていますのでトラバースの際にはくれぐれも注意。
登山道は沢側に向けて傾斜しています。足元にご注意ください。
※全長12キロ、標高差2200m 登り返しの高度300m 避難小屋は山荘から7キロ地点にありますが、ここまでで半分でしょうか。先日避難小屋までに9時間掛かってしまったケースもありました。
とてもとても長いルートです。山歩きに慣れた健脚向きです。

登山装備

3000m級の秋山登山装備必要です。
気温が下がってきますので、フリースや薄手のダウンなど重ね着調節のできる衣類をお持ちください。手袋や帽子も必要。
・防寒だけでなく防風対策をお願い致します。
・ザック内の荷物の防水に留意願います。
・地図やライト リップクリーム、サングラスなどもお持ちください。
・冷たい飲み物より温かい飲み物の携行を。

注意点

●登山中、登山後の汗冷えに注意
・保温水筒に温かな飲み物をお持ちになられることもお勧めいたします。
・標高2000mを超えた辺りからは、休憩時の急激な汗冷え注意。八方尾根では丸山ケルンを過ぎると急激に体感温度が下がります。
・登山中も乾いたタオルなどを背中に充て 汗をかいたらタオルを取り換えることなどで体の冷えの防止ができます。
・山荘に到着後は、濡れた衣類は早目に着替え、乾いた衣類でお過ごしください。体調不良時には速乾性の材質でも着替えることをお勧めします。
・登山中は首や頭を冷やさないように、ネックウォーマーや帽子を用意しましょう。急な温度変化は体調不良のもとです。
・山の中で体調を崩しやすい方は、登山前の朝食に、水分と分離するような油分の多い食べ物を控え、消化のよい食べ物をお勧めします。
※頭痛、吐き気、気持ちの悪さ、寒気、顔色が白くなる などの症状が出て体調不良を起こした時には、乾いた温かい衣類への着替えや、温かい飲み物の摂取で回復するケースが多々あります。

●天狗山荘 2017年休業のお知らせ
雪のため一部倒壊のため2017年の営業はありません。
http://hakubakousha.com/index.php/mountain-lodge-info/tengu

お知らせ

●唐松岳頂上山荘
http://karamatsu.jp/
グリーンシーズンの営業 6/17(土)~10/14(土)泊まで。
今週末の小屋は金曜日は少々、土曜日かなり賑やかになりそうです。

●予約について
・営業期間中は予約なしでも宿泊できます。(予約のお電話は不要)
※7名様以上のグループは、ご連絡をお願い致します。
小屋WEBに個室の予約状況があります。
SMS 携帯ショートメッセージサービスメールのご予約には対応致しておりません。

・個室予約 
受付時間 10:00~17:00
予約電話 090-5204-7876 唐松岳頂上山荘
個室の予約状況は小屋HPで掲載しています。

●唐松岳頂上山荘では現在 電波状況が非常に不安定です。
山荘直通のお電話が繋がらずに皆様に大変ご迷惑をお掛け致しております誠に申し訳御座いません。
お電話が集中する時間帯には 回線が不通状態となっております。
唐松岳頂上山荘の営業期間中は、ご予約を頂かなくても ご来山当日にお泊まり頂けます。
(稜線付近に雷雲が近づいている場合また雷雨の最中は、お電話は繋がりません )

●アルプス紅葉まつり  秋の彩を楽しむ五竜・唐松・紅葉祭り
五竜山荘・唐松岳頂上山荘・八方池山荘2017年10月1日~10月7日まで開催中です

昨年の今頃の様子は?

2023年の予約は4月頃からお受けいたします2023.03.28

2023年のGWは4/27~5/7迄営業をいたします。必ず事前にご連絡を入れてからお越しください2023.04.10

2023年のGWは4/27~5/6迄営業(要予約)。前爪のあるアイゼン、ピッケルなど雪山登山装備が必要2023.04.27

唐松岳頂上山荘周辺の過去の様子

  • (みんなの登山記録 akira さんの投稿から)
  • 山荘裏山より剣岳、立山連峰の眺望
  • 氷点下の寒い朝。快晴の稜線は真っ白な雪に覆われています。
積雪は少なく吹溜りで20㎝ほど。信州側は雲海、雲が切れて時折山麓が見えます
  • 朝の静かな稜線です。遥か遠くに富士山のシルエットが見えました。八ヶ岳の連山と富士山の遠望です
  • 立山連峰と剱岳。稜線のタカネナナカマドは落葉し、枝先に残る赤い葉もわずかとなりました
  • 快晴 唐松岳山頂より山荘方面 
  • 気温1℃と寒い朝を迎えました。 霜柱がたち氷がはっています。
  • ウラシマツツジの草紅葉と唐松岳
  • 牛首登山道より ウラシマツツジと山荘
  • 秋色の稜線と唐松岳
  • 山荘周辺に生息するライチョウ 春はまれたヒナたちがそろそろ親離れの時期を迎えています
  • 雲海と日の出

唐松岳頂上山荘

電話番号:
090-5204-7876
連絡先住所:
長野県北安曇郡白馬村北城6336

地図で見る
http://karamatsu.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

富山県 長野県 / 飛騨山脈北部

唐松岳 標高 2,696m

 後立山連峰のほぼ中央に位置するが、地味な存在である。ピラミッド型をしたこの山が大きく美しく見えるのは、主稜線の大黒岳付近からである。  主稜線を振り分けに、長野・富山両県からそれぞれ1本ずつの登山道が通じている。東からの八方尾根は、山岳スキー場として知られるが、途中の八方池は不帰ノ嶮を間近に仰ぐ憩いの場である(八方集落よりリフトなど利用して所要4時間)。西からの南越(なんこし)の道は、黒部渓谷からのもので、難路であったが、昭和61年、大黒鉱山跡まで尾根上をたどる新道に切り替えられた(祖母谷温泉より所要9時間)。  唐松岳北方の主稜線は、両側面からの浸食によって険しいやせ尾根となって、不帰ノ嶮と呼ばれている。ここは白馬岳からの縦走では、電気回路における抵抗のような存在となっているのである。南方への稜線はすぐに牛首岳を起こすが、ここも険路である。  八方尾根と主稜線とのジャンクションをなす小突起の西側に、抱かれるようにして唐松岳頂上山荘が建っている。間に深い黒部の谷を挟んで望む、ここからの剱岳の眺めは、後立山八景の1つに数えられよう。

富山県 長野県 / 飛騨山脈北部

鑓ヶ岳 標高 2,903m

 後立山連峰北部にあり、白馬三山の一峰。白馬岳または唐松岳方面から主稜線を縦走する際に踏まれることが多く、頂は広いザクに覆われ、眺望はすこぶるよい。  頂から信州側に、南・北2つの大きな岩稜を相似形に派生させ、それがこの山の姿を形造っている。  登山道は、東山麓の猿倉から鑓温泉を経るものが鑓ヶ岳の南鞍部に通じている(猿倉より所要7時間30分)。この登路になる東山腹は、登山最盛期近くまで大雪田を残し、融雪後は一面のザクとなる氷河地形を残す大斜面で、圏谷底にあたる大出原(おいでつばら)は、シナノキンバイなどの群落に彩られている。西面の中背尾根の道は廃道になって久しく、越中側からの登路はない。南へ主稜線をたどると天狗池で、池畔には天狗山荘が建つ。構造土の広がる天狗山稜を漫歩すれば、天狗ノ大下りを経て不帰(かえらず)キレットに達する。  なお、この山の東山腹、大出原の下部にある鑓温泉は標高2100mもの高さにある、わが国でも最高所にある温泉の1つ。鑓温泉小屋の背後の岩間から大量の湯が湧き出しており、泉質は含食塩土類硫化水素泉。慢性関節炎、糖尿病、神経痛、皮膚病などに効能があるという。

富山県 / 飛騨山脈北部 後立山連峰

五竜岳 標高 2,814m

 後立山連峰の中央部にあり、雄大な山容をもち、鹿島槍ヶ岳とともにこの連峰の重鎮的存在である。この山の景観が優れているのは、東麓からの唯一の登路である遠見(とおみ)尾根からのものである(神城駅からテレキャビンを利用して所要6時間)。尾根の名称の起こりである、いくつものタワミ(遠見)の上下を繰り返す、きついアルバイトを打ち消して余りあるのが、五竜岳東面と鹿島槍ヶ岳北壁の豪壮な眺めである。五竜岳東面は、いくつものバリエーション・ルートをもっているが、その1つ、G2稜の上部に顕著な武田菱に似た岩が見られ、この山の名の由来となっている。この地を支配していた武田の紋所「武田の御菱(ごりよう)」からきたもので、菱(ひし)は岩の方言でもある。また「後立(ごりゆう)山」の音読みから「五竜」となったという説もある。  五竜岳北隣の白岳(しらたけ)は、初雪のころ真っ白な姿を見せるのでこう呼ばれたが、その南側には主稜と遠見尾根に挟まれた、白岳沢のカールが広がっている。五竜岳から鹿島槍ヶ岳にかけての主稜線は、八峰(はちみね)の稜線と呼ばれる鋸歯状の突起を連ね、東面足下のカクネ里や、黒部峡谷を距てた剱岳の眺めとともに、縦走の醍醐味が味わえる所でもある。

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