紅葉はまだ進んでおらず遅れ気味。キノコのシーズンですが、採取はしないようにお願いします
天気・気温
12:00 山頂 晴れ時々ガス 6℃ 微風
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
秋雨前線が日本付近に異常に長く停滞していて、ここ何日も雨やくもりの日が続いていますが、ようやく少しだけ南下したためにほんのちょっと晴れ間が覗きました。
大陸からの高気圧の勢力が弱く、なかなか秋雨前線が本気を出しているようです。
登山道のお花もほとんどが終わりを迎え、よく見て歩くといろいろな色の木の実が見られます。
またキノコのシーズンでもあり、ツキヨタケが終わりがけ、食べられるキノコも見られますが、国立公園の特別保護地区であるので、採取は禁止です。
何年か前からキノコがブームになり、ポケット図鑑を片手に山に入る方が増えてきましたが、キノコはその環境と大きさにより、色が変わってくる場合があります。図鑑どおりにはいきません。観察だけならかまいませんが、採取はしないでください。
紅葉の様子は、この1週間は思ったほど進んでいないようです。晴れ間が出ないとその素晴らしさがわかりづらいですが、ブナ林の下にあるクロモジなどがきれいな黄葉になりつつあるようです。全般にやや遅れ気味とも言えそうです。
これからの時期の注意点ですが、やはり服装です。山用の服はやや高価ですが、それなりに理由があります。
その特性をよく把握して自分の山行スタイルに合うものを購入してください。基本は「寒いぐらいでスタート」です。
今日の場合は大山寺で12℃ということは肌寒い天候でしたが、アウターを着てスタートすると必ず暑くて汗をかきます。
5合目辺りまでは林の中を歩くためにあまり風が通りません。気温もそうですが、風が直接当たるかどうかで体感温度はずいぶんと変わってきます。また体の中の暖まった空気がどこから逃げるかも考えてください。
上半身の熱気は首の周りから、また下半身の熱気は足元からしか抜けません。
従って歩き始めてからその調整がすぐできるように服装を考えたらいいと思います。
よく雨も降っていないのに足元にスパッツをつけて歩いている方を見かけますが、まだ今の時期は蒸れます。ご注意ください。
もう月末辺りになると初冠雪の便りが聞かれる頃になりました。手ぶらでハイキング気分で登る時期ではありません。
日の暮れるのも早くなってきたので、ヘッドランプも必携です。また天候の急変で、特に気温が下ることもありますので、ちいさなお子さま連れも、楽しみながら登れる時期ではありません。ご注意ください。
大山は徐々に冬山になりつつあります。
登山道の状況
登山する上での注意事項ですが、秋分の日を過ぎてからは昼間の時間がどんどん短くなっていきます。従ってヘッドランプは必携です。
今の時期に注意することですが、登り始めからアウターを着ているためにすぐに暑くなり、それを腰に巻いて登っている女性の方が結構おられます。
街中ではさほど問題ないかもしれませんが、山の中では非常に危険です。どこで引っ掛けるかわからない、すなわち思わぬ所で転倒する可能性があるということです。
必ずザックの中に収納してください。
登山装備
10月終わりになると初冠雪の声も聞かれる時期ですので、服装には充分注意してください。
登りはじめは薄着で登るようにしましょう。暑くなってから脱ぐと、汗でぬれた衣服を山頂で再度着ることになり、冷えにつながります。
また、脱いだアウターを腰に巻いて登山をしている姿が見受けられますが、これは危険です。
登山道が広くても、交差する時に木の枝などに引っ掛けて転倒する恐れがあります。ザックに収納してください。
ザックの外に、コップなどをぶら下げている方も同様です。途中に水場はありません。
街中を歩く感覚で山に入ると、考えられないところで怪我をしてしまうので充分にお気をつけください。
また、、持ち物としては防寒具の代わりになる雨具も必携です。
晴れていても必ずお持ちください。
これから徐々に日が暮れるのが早くなりますので、いざという時のためにヘッドランプもお忘れなく。
注意点
あと1ヶ月もすれば山頂では初冠雪の便りが聞かれる時期になってきました。
簡単なハイキング気分では登れなくなってきますので、それなりの装備は準備して安全な登山をお楽しみください。
●今年も山頂避難小屋の売店には平日に日本山岳ガイド協会の上野ガイドがいますので、声を掛けてみてください。
営業は11月までは無休ですが、諸事情により予告無しに休むことがありますので、ご了承ください。
平日は日本山岳ガイド協会の上のガイドが常駐していますのでご利用ください。
ご利用にあたっては必ず小銭をご用意を。
営業に関するお問い合わせは
チロル&白樺(0859-52-2821)まで。
お知らせ
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関する依頼、受けておりますので遠慮なく下記までお問い合わせください。
日本山岳ガイド協会正会員 登山ガイド 久保昌之
中国山岳ガイド協会
事務局 090-7999-2931
鳥取県日野郡江府町御机鏡ヶ成709-1 休暇村 奥大山
電話 0859-75-2300
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