紅葉は終わり降雪が多くなりました。登山はアイゼンの携行を、降雪後はワカンも必須。11月は入山届＋ビーコン携帯が必要です。

天気・気温

山と周辺の状況

・場所を選べば短距離滑走できるくらいの雪積になっています。

・アルペンルートの紅葉は終わりました。

・降雪することが多くなってきました。すぐに溶けてしまうことが多いですが、室堂平周辺などは観光客の方が散策しており道が固くなっていたりします。凍結すると滑りますので、できればチェーンアイゼンのような爪が短いアイゼンの携行があると便利です。室堂平周辺の散策でも雪の上を歩くタイミングがあるかもしれませんので、履物や服装の選択が必要になってきます。

・重要文化財である旧室堂山荘は閉館しました。多数の方のご観覧ありがとうございました。

・日中の気温は室堂平で5℃前後、朝晩は0℃前後です。

・日が短くなってきました。行動時間にご注意ください。

・11月上旬の連休後、アルペンルート最終便の時間が早まります。時刻表を確認し間違いのないようにご注意ください。

・11/5の日の出は06:18頃、日の入りは16:51頃です。

登山道の状況

＜主な登山道の様子＞
※記載がなくてもこの時期は念のためアイゼンの携行をお願いします。
※降雪直後はスノーシューや、わかんが必要になります。

室堂平：ターミナルから室堂平周辺の道は積雪あり。室堂駅近辺や場所によっては踏み固められており滑りやすいので、不安な方は軽アイゼンが必要です。

室堂山：積雪あります。トレースがない場合があります。

室堂山分岐～浄土山：積雪あります。トレースがない場合があります。新しい積雪があるとコース不明瞭になります。

一ノ越まで：積雪や凍結箇所があります。

一ノ越～雄山：積雪や凍結箇所があります。降雪直後はルートを確認して歩いてください。アイゼンピッケルを用意してください。

三山～別山縦走：積雪や凍結箇所があります。降雪後など通行困難になっている場合がありますので注意が必要です。

五色が原方面：積雪や凍結箇所があります。降雪後など通行困難になっている場合があります。アイゼンピッケルを用意してください。

奥大日方面：積雪や凍結箇所があります。アイゼンピッケルを用意してください。

・称名滝に続く八郎坂の登山道ですが、土砂崩れにより通行不可となっております。

●入山届の提出義務化期間です。

登山装備

今後はいつ降雪してもおかしくないです。アプローチしやすいとはいえ頂上は3000ｍ超えてますので冬山の装備でいらしてください。

稜線上は体があおられるほど風が強いこともあり、天候が悪い時は立ち止まると一瞬で体が冷えます。ウェアは、雪・風にしっかり耐えられるレベルが必要。また、紫外線が強いのでサングラスと日焼け止めは通年必須。

手袋、バラクラバ、風の強い降雪時に登る場合はゴーグルなどを持参してください。

最近では日中でも気温が上がらず室堂平で５℃前後です。朝晩の稜線で風が吹けば体感はマイナスとなり、夕焼けや星の観察をする場合は寒さ対策のためダウンジャケットやフリースウェアが必要です。

注意点

●11月は入山届の提出及びビーコンの携帯が必要です。
http://toyamaken-sotaikyo.jp/

お知らせ

●室堂山荘ＨＰ
http://www.murodou.co.jp/
室堂山荘の今年度の営業は11月25日(土)の宿泊までとなります。

●系列の奥黒部ヒュッテは10月11日(水)に小屋締めを行い今年の営業を終了しました。
周辺の小屋も大方終了していますのでご注意ください。

昨年の今頃の様子は？

2003年アルペンルート開通は4/15。山荘営業も4/15～(予約受付中）。立山室堂は完全に雪山です2023.04.13

室堂は完全雪山。荒天時トレース消失もあり。登山者やスキーは 入山届提出+雪崩ビーコン携帯が必要2023.04.26

融雪進みルートにより装備が異なる時期です油断しないように。サングラスは観光でも必須です2023.05.11

立山室堂山荘周辺の過去の様子

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