昨夜から赤岳天望荘で20~30cmの降雪、樹林帯はもっとある予想、トレースなし、11:30現在地吹雪。八ヶ岳山荘昨日雨、前の道路には雪なし。
天気・気温
赤岳天望荘(2,722m)晴れ、西風15m、11:30現在地吹雪、7:00の気温-10℃、最低気温-10℃、最高気温-2℃
美濃戸山荘(1,760m)休業中
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
赤岳天望荘
1月13日(土) ガス、7:00の気温-19℃、最低気温-20℃、最高気温-15℃
1月14日(日) 晴れ、西風、7:00の気温-19℃、最低気温-21℃、最高気温-15℃
1月15日(月) 晴れ、西南風15~20m、7:00の気温-12℃、最低気温-12℃、最高気温-11℃
1月16日(火) 晴れ、西風15m、7:00の気温-6℃、最低気温-10℃、最高気温-8℃
1月17日(水) 八ヶ岳山荘で一日雨、夜中に雪になり、今朝うっすらと白くなりましたが、晴れて山荘周辺の雪は融けました。前の道路には雪なし。
赤岳天望荘では昨夜から降雪し、20~30cm積もったと思われます。
先週末の寒波より少し寒さは和らぎました。
吹溜りで2m以上、赤岳天望荘小屋裏側の吹溜りは地形的なことで4m以上あります。
今日赤岳天望荘で晴れてはいますが、地吹雪で見通しは良くないです。
林道は昨日雨が降り、凍結でかなり厳しい状況のところもあると予想されます。
4輪駆動でスタッドレスタイヤでさらにチェーンを用意してください。
登山道の状況
美濃戸口以上は、チェーンアイゼン又は10本爪アイゼンが必須です。
場所により雪が一度融けて再凍結した上に新雪が積もった状態でトレースは雪で消えたところがあるでしょう。
赤岳鉱泉より上部に行かれる方は、積雪量もさることながら風で雪が飛ばされトレースをあてにしない様に。
晴れて登山者が入っていますが、鉱泉から上については登山道の状況やなだれに関する情報を小屋で得てください。
※赤岳鉱泉より上は厳冬期冬山登山に準ずる装備が必要です。
冬期の一般ルートでもアイゼンは12本爪で前歯のあるアイゼンをオススメします。ピッケルは必須、ヘルメットお薦めします。
赤岳天望荘で20~30cmの降雪だったため、樹林帯にはさらに雪積もり、トレース消えている個所があるでしょう。
地蔵尾根は以上は雪と岩のミックス状態で凍結あり、前爪アイゼンとピッケル必携。ヘルメットもあると良いでしょう。
上の方は雪が風で飛ばされ雪が薄い岩稜帯などは充分にご注意ください。
鉱泉から上は、初心者には困難と思われますので、必ず冬山熟練者かガイドとご同行ください。
登山装備
完全冬山装備をご用意ください。
山頂や稜線を行く方は、前爪のあるアイゼンとピッケルをお持ちください。ヘルメットもあった方が良いです。
地図、ヘッドランプは必携。
車の方は4輪駆動、スタッドレスタイヤとチェーンもご用意ください。
注意点
・日が短いため行動を早めに、目的地には遅くとも15:00までに到着するようにしましょう。
・天候が悪いときは無理をしないように。
お知らせ
・赤岳天望荘は2月20日(火)泊まりまで厳冬期営業をしています。
・各小屋ご宿泊をご希望の方は、八ヶ岳山荘(TEL0266-74-2728)までお問い合わせください。
八ヶ岳山荘:通常営業
赤岳天望荘周辺の過去の様子
赤岳天望荘
- 電話番号:
- 0266-74-2728
- 連絡先住所:
- 長野県諏訪市渋崎1792-448