奥多摩 | 東京都奥多摩ビジターセンター

降雪の影響で登山道には残雪+凍結のため軽アイゼンは必須。慎重な入山を。マイカーは車道凍結ありスタッドレスで。

1月23日(降雪の翌日) 昭和橋から見た氷川渓谷(2018.01.23 東京都奥多摩ビジターセンター )
1月23日(降雪の翌日) 昭和橋から見た氷川渓谷(2018.01.23 東京都奥多摩ビジターセンター )
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天気・気温

千代田区の天気予報
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日本気象協会提供 2024年4月19日 18:00発表
甲府市の天気予報
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日本気象協会提供 2024年4月19日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

1/22は奥多摩周辺は朝9時頃から雪が降り始め、夜半まで続きました。
降雪量は想定したほどではありませんでしたが、積雪しました。

1/23は晴天となりましたが、奥多摩周辺のバスは運休が相次ぎました。

1/24も晴天 ビジターセンター前の積雪はほぼありません。
気温が低く、強い風が吹いていてとても寒いです。
奥多摩周辺のバスも通常運行しているようです。

しかし降雪の影響により、路面が凍結しています。
奥多摩地域にお越しの際は足もとに注意し、車でお越しの方は必ずスタッドレスタイヤを装着しお越しください。
なお、昨日使用不可能であった奥多摩ビジターセンターの駐車場は除雪作業が終了し、使用可能となりました。

●積雪情報 1/23現在
・雲取山荘(標高約1880m) 積雪 25cm《平成30年1月23日時点》巻き道や北斜面、吹き溜まりなどは注意。
・七ツ石小屋(標高約1600m)積雪20cm《平成30年1月23日時点》巻き道や北斜面、吹き溜まりなどは注意。
・大岳山(標高1266m)積雪25cm《平成30年1月23日時点》吹き溜まりなどでは60cmほど積もる場所もみられる。
・奥多摩VC(標高約340m)積雪15cm《平成30年1月23日時点》車道では凍結がみられる。日差しが強く雪はとけつつある。

●雲取山に登られる方へ
雲取山は完全な冬山です。凍結があり軽アイゼンやチェーンスパイクや冬の登山装備が必要です。

昨年より雲取山の標高2017mにちなみ「雲取山Year」といわれて「雲取山へ日帰りで行きたい」という問い合わせをよくいただきます。
雲取山は一般的なコースタイムでは日帰りできません。
雲取山荘などへの宿泊をオススメしています。
インターネット上には「雲取山日帰り」などの記録がありますが、一般的なコースタイムは1泊2日です。
JR奥多摩駅から朝一番のバスに乗り、登山口から山頂、山小屋までで歩くと一日行程です。
信頼性のある情報を得て、無理のない登山をお願いします。
もう冬の装備が必要です。地図やライト、雨具、防寒具といった登山装備も必ず携行しましょう。
日没も早い時期です。

●クマ目撃情報 引き続きご注意下さい。奥多摩はクマの生息地です。
2017年は7月末までに31件、8月は10件、9月3件 10月3件、11月5件以降も目撃が続いています。
12月3日 見はらしの丘
12月4日 御岳山
12月12日 檜原村 藤倉
12月13日 青梅市 二俣尾 
12月16日 雲取山
12月16日 鹿倉山
12月20日 檜原村 人里
※冬季でも動く個体がいます。注意は必要です。
人の気配をクマに伝えて下さい。単独の方は鈴やラジオなど音を出しましょう。
食べ物のごみなどは放置せず、必ず持ち帰るようにお願いします。

登山道の状況

・麦山の浮橋は通行止め継続中。

●【登山道】の状況(1/26現在)
WEB上で見るには 
https://goo.gl/thVB9h
※奥多摩VCのWEB「登山道情報」に飛びます。最新の情報もこちらへ

●以前からの引き続き
・川乗林道 通行止め
 平成29年8月6日に大規模な落石が発生したため、林道入口から細倉橋間は通行できません。
※林道から百尋ノ滝方面に向かうことは出来ませんのでご注意ください。
※通行止め期間は平成30年3月31日までとなります。

・かたらいの路羽村草花丘陵コース 区間通行止め
台風21号の大雨による土砂崩落のため大澄山方面から浅間岳の区間が通行止め

●雲取山
・大ダワ林道 通行止。土砂崩落のため 平成22年4月30日~当面 
・日原林道~唐松谷林道・富田新道分岐 通行注意 足場悪いため。
・三条ダルミ~雲取山荘の巻き道 通行止。
・唐松谷林道 通行注意 登山道上に土砂が流入し、足場が悪くなっているため。
・水無尾根 通行可
・雲取山 後山林道 片倉より先 車両通行止(整備のため)。人は通行注意(足場不良) 

●高丸山
・七ツ石山~鷹ノ巣山の巻き道 通行注意(足場不良)

●鷹ノ巣山
・稲村岩尾根 通行可。

●三頭山
・風張峠~山のふるさと村 一部通行止。迂回路あり。

●御前山
・栃寄沢沿いの登山道 通行可。 

●蕎麦粒山
・蕎麦粒山南分岐~踊平北の巻き道 通行注意。尾根筋の登山道をご利用ください。足場悪い、

●川苔山 
・川乗橋ゲートより百尋ノ滝方面 通行止め 落石のため。平成30年3月31日まで 
・踊平~獅子口小屋跡 通行止 土砂崩落。  
・大丹波川登山口~獅子口小屋跡 通行注意 木橋老朽化
・大ダワ~足毛岩 登山道崩落、通行止。
・大ダワから北東に向かう登山道 通行注意 幅員狭い

●大岳 通行可

●棒ノ折山
白谷沢上部にある東屋付近 通行注意 階段損壊のため

●御岳山
大楢峠~鳩ノ巣方面 通行止め。林道工事のため3月末まで 城山経由で迂回できます

●日の出山 通行可。

●浅間嶺
・浅間嶺~人里峠 通行可。
・浅間嶺~小岩林道 通行可。

【ハイキングコース】
・氷川渓谷遊歩道 全線 通行可   
・奥多摩むかし道 通行可
・大多摩ウォーキングトレイル 通行注意 鳩ノ巣渓谷は大雨で増水
・海沢三滝  通行注意  
 海沢林道情報 井戸沢上流で山林伐採作業を行っているため、 工事車両に注意。(2017年12月まで)
・見はらしの丘散策路 全線通行可
・奥多摩湖いこいの路 冬季通行止め 2018年4月第二木曜日まで 
・湖畔の小道 全線通行可
・奥多摩湖浮橋 
 麦橋の浮き橋 通行止め 凍結のため
 留浦の浮き橋 通行可
・御岳遊歩道 前線通行可

【その他道路】
・小川谷林道 全面通行止め
・日原林道 歩行者通行可 林業工事関係者のみ通行可 
・鋸山林道 全線通行止め 林道関係車両外通行禁止 

登山装備

ハイキング装備、ルートにより秋から冬の登山装備等が必要。防寒具は手袋や帽子も必携です。
しばらくは軽アイゼン必須です。
靴は防水性の高い登山靴を履きましょう。
雨具は忘れずに。朝夕や、天気急変で気温が下がることもあります。
ライトは日帰りでも必携です。地形図・コンパスなどは基本的装備。
天気の急変に備えた準備もお願いします。

注意点

一年で一番日没が早い頃です。16時には薄暗くなり、樹林帯では灯りが必要なところもあります。
ライトは必ず用意しましょう。

●雲取山登山口公衆トイレ(無料駐車場内トイレ)※ヤマケイオンライン付加情報
12月~翌年3/15、水道凍結のため使用不可。

●登山届け、登山計画書の提出を
春先には事故が続きました。バリエーションルートの滑落、行方不明もありました。くれぐれもご用心下さい。
必ず登山届けを出しましょう。
JR奥多摩駅前には交番があります。またJR奥多摩駅と駅から徒歩5分の奥多摩ビジターセンタ内には届け用のポストがあります。雲取山登山口の鴨沢バス停付近にもあります。

●「東京都自然公園利用ルール」
ぜひご一読下さい。
http://www.metro.tokyo.jp/INET/KEIKAKU/2015/03/70p3u400.htm

お知らせ

●ビジターセンター
http://www.okutama-vc.com/

・雲取山「登頂証明」のサービス
雲取山へ登頂された方を対象とした「登頂証明」のサービスを導入いたしました。
下山後には、ぜひ奥多摩ビジターセンターへお立ち寄りください。
登頂記念の缶バッジを配布しております。詳しくは、ビジターHPをご覧ください。

・奥多摩ビジターセンター館内において雲取山の「いま」と「むかし」を撮影した今昔写真展を開催中です。
展示している写真の数はまだ少ないですが、徐々に増やしてまいります。ぜひ、お立ち寄りください。(入館無料)

【イベント】ビジターHPに詳細があります
・2月開催 冬のいきもの探検隊
催日時 2018年2月10日(土) 応募〆切1月26日
・2月開催 冬の奥多摩むかし道
開催日  2018年2月24日(土) 応募〆切2月10日 必着

【ビジター周辺情報】
給水トイレ JR奥多摩駅で可能
コンビニは7時から営業

昨年の今頃の様子は?

高水三山ではミツバツツジやスミレが見頃。雲取山などでは凍結あり軽アイゼンがお守りです2023.04.07

晴れると春らしい陽気となりましたが、日により、また朝晩の寒暖差大。ウエアの着脱で体温調節を2023.04.14

朝夕は寒く、日中は暑いため衣類の着脱で体温調節をしましょう。氷川渓谷でヒメウツギ開花2023.04.21

今年はフジの花が当たり年。早くも谷あいは花房が長く見頃です。登山は早出早着+ゆとりある計画で2023.04.28

5/13青梅線17:30頃~運休。川苔山でシロヤシオ見頃。山麓と上の気温差あり衣類の着脱で調節を2023.05.11

氷川の三本杉でセッコクが見頃。山麓と上の気温差あり衣類の着脱で調節を2023.05.19

東京都奥多摩ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 氷川渓谷のチゴユリ
  • 氷川渓谷の白(ニリンソウ)と黄(ミヤマキケマン)
  • のんびり食事するカモシカ 登計トレイル 
  • 見はらしの丘では、満開のミツバツツジの下に、カモシカが寝ていました
  • 奥多摩湖のサクラが見頃
  • 海沢カタクリ山 見頃を迎えています
  • 海沢カタクリ群生地
  • カタクリ群生地へは、海沢の信号から斜面を上がっていくと看板があります。この看板の手前にもたくさんの株があります。
  • 小川谷林道の通行止めの様子。バリケードで折り返してください
  • 氷川渓谷 を巡視しました。遊歩道沿いのアゼビ 薄ピンクで小さなつぼ上の花が可憐な木の花です。
  • 氷川渓谷 を巡視しました。 ニリンソウも2株開花 雨に打たれて、白い花がうつむき加減です
  • 凍結した大岳の岩場

東京都奥多摩ビジターセンター

電話番号:
0428-83-2037
連絡先住所:
〒198-0212 東京都西多摩郡奥多摩町氷川171−1

地図で見る
http://www.okutama-vc.com/

施設の詳細を見る

関連する山

東京都 / 関東山地

三頭山 標高 1,531m

 三頭山は自然豊かな美しい山。山頂付近は3つのピークからなる。主要登山口は「都民の森」として、登山者のみならず観光客も多く訪れる。  日帰りも可能であるが、できたら山麓の数馬に1泊してみたい。都民の森から登るコースのほか、笹尾根の西原峠から尾根通しに三頭山に登り、西にある鶴峠に下るコースもお勧め。そこには美しいブナ林が残っている。

東京都 / 奥多摩

御前山 標高 1,405m

 早春、カタクリの花が咲き、それを見に訪れる登山者の多い山で、大岳山、三頭山とともに奥多摩を代表する山である。  北側の栃寄(とちより)の近くに森林公園がある。一帯は観光客によるカタクリその他の野草の乱掘が気になる。ここも自然災害により三頭山の二の舞にならなければよいが。  さて、この山へは北面から登っていくのが人気だ。山頂近くになると雑木林の下生えにピンク色に咲くカタクリの花の群れが見られる。御前山山頂からは展望は余りよくないが、下山路を南方の湯久保(ゆくぼ)尾根へと下ってゆくと、丹沢方面の山々が見えてくる。すぐ眼前の山稜は浅間(せんげん)尾根で、春は浅間嶺一帯の桜が美しい所である。  奥多摩駅で下車、境橋から御前山山頂、湯久保ノ頭から北秋川へ下り、武蔵五日市駅まで約5時間の行程。

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御岳山 標高 929m

ケーブルカー(御岳登山鉄道)の利用で、簡単に登れることから、首都圏のハイカーに人気の山。 山頂には、武蔵御嶽神社があり、元旦には、初日の出客と参拝客とで特に賑わう。また、4月にはヤマザクラやカタクリ、6月はアジサイ、8月はレンゲショウマの花が咲き、賑わいを見せる。 ケーブルカー御岳山駅から神社へ続く参道には天然記念物の「神代ケヤキ」がある。

ユーザーの登山記録から

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