硫黄岳・横岳 | 硫黄岳山荘

寒気が南下してきて冷え込む予報です。しばらく先までまとまった降雪の予報はありません。

天狗岳の東西のピークと根石岳(右手前)(2018.01.19 硫黄岳山荘)
天狗岳の東西のピークと根石岳(右手前)(2018.01.19 硫黄岳山荘)
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天気・気温

01/28(日) 夏沢鉱泉:標高2,060m 7:00 快晴 気温-14℃ 
曇り空で、風はほとんどありません。北アルプスの雪景色がきれいに見えています。

根石岳山荘:標高2,550m 7:00 快晴 気温-8℃ 風速8~10m 快晴の朝、日の出がきれいに見えました。
松本市の天気予報
明日
晴時々曇
20℃
7℃
明後日
晴時々曇
18℃
8℃
日本気象協会提供 2024年3月29日 12:00発表
甲府市の天気予報
明日
晴時々曇
25℃
10℃
明後日
晴のち曇
25℃
11℃
日本気象協会提供 2024年3月29日 12:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

●このところの山の陽気
これから、しばらく先まで寒気が南下してきて、冷え込む予報になっています。
山の中では、この時期としては平年並みの感覚です。

●降雪状況
1/23(火)以降の降雪はありません。しばらく先までまとまった降雪の予報はありません。
冷え込みに気をつけるようにしてください。

●積雪量
分岐(唐沢鉱泉と夏沢鉱泉の分岐)10cm:マイカーの方の送迎車待ち合わせ場所
桜平駐車場(中)15~20cm前後
夏沢鉱泉 40~50cm
夏沢峠 70~100cm(峠の硫黄岳山荘方面、吹きだまりでは120~150cm)
赤岩の頭(北側)100~150cm以上
硫黄岳、天狗岳の頂上、稜線の高山帯 10~30cm(風に飛ばされていて少ない)

登山道の状況

●雪の登山道
ほとんどのルートにトレース、もしくはトレースの痕跡があります。
トレースの上を歩けば、歩きやすいですが、踏み外すと股~腰まで埋まるところがあります。
風倒木など支障となるものはなく、グリーンシーズンと同じで、下記の2件を除いて通行可能です。雪と風と防寒への対策が必要です。
降雪直後、トレースなくとも登山道は開いた感じになっていますのでわかりやすいです。
森の中は赤テープを、硫黄や天狗への稜線ではオレンジ杭を、登山道の目印にしてください。

《下記のルートは通行しないでください》
・赤岩の頭~オーレン小屋の区間は積雪量が増え不明瞭です。冬道をご存知でない方は、このルートの通過を避けてください。
・白砂新道(東天狗と根石岳の鞍部~本沢温泉)は、不明瞭で危険なため冬期通行禁止です。

<桜平の周辺、最新画像>→ http://www004.upp.so-net.ne.jp/natsuzawa/saishin-sub/sakuradaira/sakuradaira-images.html
<桜平の登山口へのアプローチ>→駐車場の地図 http://www004.upp.so-net.ne.jp/natsuzawa/saishin-sub/parking-sub/parking-sub-a.html



【緊急のご案内】
安全のため、桜平駐車場(中)まで入る車は、冬用タイヤで4WD車でも、2輪チェーンが必要です。
1/17(水)の降雨により、桜平登山口まで車道が凍結しています。凍結しているところが多数あります。
チェーンをお持ちでなければ、桜平駐車場(下)に駐車されることをおすすめいたします。

登山装備

冬山に登る支度が必要です。
具体的には…
・冬用の上下アウター(2,500mまでの森林限界まで:透湿性の雨具の上下でも可)
・アイゼン 前爪のある10本爪以上のもの(森林限界まで:軽アイゼン、チェーンスパイクでも可)
・耳までおおえる帽子(できれば目出帽、バラクラバ)、厚手の手袋(できればダブルタイプ)
・ピッケル、ストックをお持ちください。
・登山靴は冷えないように。冬用登山靴か、防寒の効く靴か、防寒の対策をしてください。
・現時点では、降雪後なのでスノーシュー、ワカンは、あってもいいです。なくても、多少苦労しますが歩行できます。

注意点

【冬期の桜平登山口について:お知らせ】
★安全のための「進入制限」について、現地にて適宜、看板を立てて告知しています。
ご理解、ご協力の程、よろしくお願いします。

<ポイント>
①通常は 12/下旬~4/中旬の期間、積雪量が多いため一般車の通行は、分岐(唐沢鉱泉と夏沢鉱泉の分岐)までとし、ここに駐車していただいています。約15台の駐車が可能(無料)。
②上記の期間内で、積雪が少ない場合は、桜平駐車場(下)まで進入して、駐車することができます(70台。無料)。
(*桜平駐車場(下)は、分岐より1km先。桜平ゲートの手前約3kmの位置です)
③夏沢鉱泉の「雪上車」や「雪専用の業務用車」が、これより上で運行していますが、同じように進入することは危険です。
④進入できるように見えますが、入るとすぐに雪深くなり、Uターンできなくなります。
⑤ごくまれに、無理をして入る車もありますがとても危険です。脱出をお手伝いすることもありますが、できない場合もございます。

<桜平の登山口へのアプローチ>
駐車場画像 http://www004.upp.so-net.ne.jp/natsuzawa/saishin-sub/parking-sub/parking-sub-a.html

お知らせ

【山荘営業の情報】
・夏沢鉱泉は通年営業中、根石岳山荘は、1~3月の休前日、3/17(土)~20(火)の宿泊営業行います。
稜線の硫黄岳山荘と根石岳山荘は、現在冬期休業中です。
→ 2018年は、硫黄岳山荘は4/21(土)、根石岳山荘は4/28(土)、からの営業を予定しております。

硫黄岳山荘グループ主催 おすすめ登山教室 
http://www004.upp.so-net.ne.jp/natsuzawa/event-info/event-info.html

NEW!!【根石岳山荘の冬限定サービス】 稜線の営業小屋で画期的、それも冬期に!
冬期営業に合わせて、JR茅野駅からの無料送迎を行います。「お迎え」と「お送り」に対応します。
①お迎えは、午前便のみ「9:15茅野駅東口」発 →10:40ころ桜平ゲート着(中京方面からの9:21着にも対応)
②お送りは、午後便のみ「14:00桜平ゲート」発 →15:30ころJR茅野駅着
③夏沢鉱泉の送迎便を利用するスタイルになります。定員があります。ご予約順です。
→ ご要望が多いため、特定の週末に、上記時間の約1時間後に出発する、追加便を設定します。
具体的には、お迎え便「10:15駅東口」、お送り便「15:00(15:30)桜平ゲート発」となります。
④FreeWi-Fi設備あります(通年)。
*冬期は、凍結してしまうためお風呂はご用意しておりません(入浴可能期間:6/上旬~10/中旬)

【夏沢鉱泉のサービスをあらためてご案内】
①FreeWi-Fi設備あります。
②カード決済に対応しています(少額の場合は、対応難しい場合があります)
③冬期でも水洗トイレ、温泉に入浴でき、温水シャワーも利用可能です。
④就寝まえに、皆様に湯たんぽのサービスを行っています。歯ブラシ付のタオルセットをさし上げています(お一人ひとつ)。
⑤ご希望の方には、JR茅野駅(唐沢・夏沢分岐)~桜平ゲートまでの「お迎え」「お送り」を無料で行っています(時刻が決まっており定員があります。要ご予約:ご予約順になります)。

硫黄岳山荘周辺の過去の様子

  • 根石岳
  • 根石岳に向かう登山道
  • 夏沢峠
  • 冬へ向かう硫黄岳(みんなの登山記録 yasuhiro さんの投稿から)
  • 赤岩の頭から硫黄岳へ(みんなの登山記録 リュウイチ さんの投稿から)
  • 硫黄岳山荘から硫黄岳
  • 硫黄岳山荘
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子
  • 根石岳山荘周辺の様子

硫黄岳山荘

現地連絡先:
090-3142-8469
電話番号:
0266-73-6673
連絡先住所:
長野県茅野市中大塩13-73

地図で見る
https://iodake.jp/

施設の詳細を見る

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 南八ヶ岳の最北端に位置し、北面は夏沢峠へ深く落ち込んでいる。長野県茅野市と同南佐久郡南牧村の境にあって、北面に火山活動のなごりの巨大な火口壁を残している。南面は緩斜面の岩礫帯で、大ダルミの鞍部にかけてはキバナシャクナゲの自生地として有名で、コマクサ、ウルップソウなどの高嶺の花々が見られる。  眺望は中央・北アルプス、北八ヶ岳の山々、浅間山、奥秩父連峰、富士山、阿弥陀岳、赤岳、横岳など、多くの山々に恵まれている。  山名は火口から硫黄を産したことによるが、佐久地方では箕をかぶせたような山容から箕冠岳(みかぶりだけ)と呼んだ時代もあった。  本沢温泉から夏沢峠を経て2時間強、横岳から1時間、赤岳鉱泉から赤岩ノ頭経由で1時間30分、桜平からオーレン小屋を経て4時間強の行程である。

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