奥多摩 | 東京都奥多摩ビジターセンター

春の大雪。雲取山で42cm積雪。今日は気温上昇し融雪進みましたが、標高1000m以上は今しばらく軽アイゼン+スパッツ+防水登山靴で。

氷川渓谷のカワヅザクラ(2018.03.21 東京都奥多摩ビジターセンター )
氷川渓谷のカワヅザクラ(2018.03.21 東京都奥多摩ビジターセンター )
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天気・気温

03/23(金) 晴れ
千代田区の天気予報
明日
25℃
12℃
明後日
晴のち曇
25℃
11℃
日本気象協会提供 2024年3月29日 0:00発表
甲府市の天気予報
明日
25℃
10℃
明後日
晴時々曇
25℃
10℃
日本気象協会提供 2024年3月29日 0:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

●積雪時の登山はご注意下さい
奥多摩の山では3/21(水・祝)に多くの積雪がありました。
登山をされる際には、十分な情報収集と余裕のある登山計画を立てましょう。
登山時の注意点に関しては「登山の心得」のページも併せてご確認ください。
ご不明な点がありましたら、奥多摩ビジターセンターまでお問合せください。

「登山の心得」
https://www.okutama-vc.com/%E7%99%BB%E5%B1%B1%E3%81%AE%E5%BF%83%E5%BE%97/

※3/22の積雪状況 
・雲取山荘(標高約1880m) 積雪 42cm 3/21の降雪により、合計42cmの積雪となった。
・檜原都民の森(標高1000m)積雪 30cm 3/21の降雪により、重たい雪が積もっている。

●自然
先週春の足音を感じた氷川渓谷。開花したカワズザクラに雪が積もりました。
3/23現在、ビジターセンターのあるJR奥多摩駅周辺の雪はほぼ融雪。氷川渓谷も一部を残すだけとなっていると思われます。
融雪すると、また春の花が開き始めるでしょう。
今は登山口近くの足元を見ると、小さな花をたくさん見かけると思います。
樹木では標高700m(御岳山、高水三山など。ビジターセンターの標高は350mです)あたりでダンコウバイなど木々の花のつぼみもふくらんできました。

●天候
3/23 晴れ
3/22 曇 午後晴れ
3/21 雪

●マイカー
奥多摩地域では場所により路面が凍結している箇所があります。
車でお越しの方はまだスタッドレスタイヤを装着しお越しください。

登山道の状況

●3/23現在 
ビジターセンターから見える本仁田山の斜面は10時現在、まだ白く見えます。
概ね標高1000m以上には残雪があると思われます。
雪は春の雪質で重く湿っています。気温が上がると融雪が一気に進むと思われますが、当分は防水性の高い登山靴が必要でしょう。今後ぬかるみも多くなるのでしばらく登山道のコンディションは滑りやすく足元に注意が必要な状況です。
防水性が無く、靴底が薄いスニーカーでの入山は不適切です。
できればスパッツなどの用意も必要な状況です。

大きな注意は
・川乗林道の車両通行止め・・・諸般の事情で期間が変更されるかもれません。4月末まで延期されそうです。

WEB上で見るには 
https://goo.gl/thVB9h
※奥多摩VCのWEB「登山道情報」に飛びます。最新の情報もこちらへ

●以前からの引き続き
・川乗林道 通行止め
 平成29年8月6日に大規模な落石が発生したため、林道入口から細倉橋間は通行できません。
※林道から百尋ノ滝方面に向かうことは出来ませんのでご注意ください。
※通行止め期間は平成30年3月31日が延期になり4月末までになりそうです。
※3川乗林道は工事のため車両、人とも通行できません。ゲートは施錠される予定です。

・かたらいの路羽村草花丘陵コース 区間通行止め
台風21号の大雨による土砂崩落のため大澄山方面から浅間岳の区間が通行止め

●雲取山
・大ダワ林道 通行止。土砂崩落のため 平成22年4月30日~当面 
・日原林道~唐松谷林道・富田新道分岐 通行注意 足場悪いため。
・三条ダルミ~雲取山荘の巻き道 通行止。
・唐松谷林道 通行注意 登山道上に土砂が流入し、足場が悪くなっているため。
・水無尾根 通行可
・雲取山 後山林道 片倉より先 車両通行止(整備のため)。人は通行注意(足場不良) 

●高丸山
・七ツ石山~鷹ノ巣山の巻き道 通行注意(足場不良)

●鷹ノ巣山
・稲村岩尾根 通行可。

●三頭山
・風張峠~山のふるさと村 一部通行止。迂回路あり。

●御前山
・栃寄沢沿いの登山道 通行可。 

●蕎麦粒山
・蕎麦粒山南分岐~踊平北の巻き道 通行注意。尾根筋の登山道をご利用ください。足場悪い、

●川苔山 
・川乗橋ゲートより百尋ノ滝方面 通行止め 落石のため。平成30年3月31日まで 
・踊平~獅子口小屋跡 通行止 土砂崩落。  
・大丹波川登山口~獅子口小屋跡 通行注意 木橋老朽化
・大ダワ~足毛岩 登山道崩落、通行止。
・大ダワから北東に向かう登山道 通行注意 幅員狭い

●大岳 通行可

●棒ノ折山
白谷沢上部にある東屋付近 通行注意 階段損壊のため

●御岳山
大楢峠~鳩ノ巣方面 通行止め。林道工事のため3月末まで 城山経由で迂回できます

●日の出山 通行可。

●浅間嶺
・浅間嶺~人里峠 通行可。
・浅間嶺~小岩林道 通行可。

【ハイキングコース】
・氷川渓谷遊歩道 通行可 
・奥多摩むかし道 通行可 
・大多摩ウォーキングトレイル 通行可 
・海沢三滝  通行可  
・見はらしの丘散策路 通行可
・奥多摩湖いこいの路 冬季通行止め 2018年4月第二木曜日まで 
・湖畔の小道 通行可 
・奥多摩湖浮橋 
  麦山の浮橋 3/21から通行可
  留浦の浮き橋 通行可 
・御岳遊歩道 通行可

【その他道路】
・小川谷林道 全面通行止め
・日原林道 歩行者通行可 林業工事関係者のみ通行可 
・鋸山林道 歩行者も車も全線通行止め 林道関係車両外通行禁止 

登山装備

冬のハイキング装備、ルートにより冬の登山装備等が必要。
防寒具まだ必要。寒暖の差があり着脱して体温調節できるワードローブで。
しばらくは標高1000m以上はお守りで軽アイゼンの用意を。
大雪の影響で残雪があります。融雪後はぬかりみます。靴は防水性の高い登山靴を履きましょう。スパッツも欲しいです。
雨具は忘れずに。
ライトは日帰りでも必携です。地形図・コンパスなどは基本的装備です。

注意点

日没時間に注意。樹林帯は早く薄暗くなります。16時ころには下山地に。ライトは必ず用意しましょう。

●登山届け、登山計画書の提出を
春先には事故が続きました。バリエーションルートの滑落、行方不明もありました。くれぐれもご用心下さい。
必ず登山届けを出しましょう。
JR奥多摩駅前には交番があります。またJR奥多摩駅と駅から徒歩5分の奥多摩ビジターセンタ内には届け用のポストがあります。雲取山登山口の鴨沢バス停付近にもあります。

●雲取山に登られる方へ
現在、雲取山は完全な冬山です。積雪凍結がありまだアイゼンなどの登山装備が必要です。
昨年より雲取山の標高2017mにちなみ「雲取山Year」といわれて「雲取山へ日帰りで行きたい」という問い合わせをよくいただきます。
雲取山は一般的なコースタイムでは日帰りできません。
雲取山荘などへの宿泊をオススメしています。
インターネット上には「雲取山日帰り」などの記録がありますが、一般的なコースタイムは1泊2日です。
JR奥多摩駅から朝一番のバスに乗り、登山口から山頂、山小屋までで歩くと一日行程です。
信頼性のある情報を得て、無理のない登山をお願いします。
もう冬の装備が必要です。地図やライト、雨具、防寒具といった登山装備も必ず携行しましょう。

●クマ目撃情報 引き続きご注意下さい。奥多摩はクマの生息地です。
※冬季でも動く個体がいます。注意は必要です。
人の気配をクマに伝えて下さい。単独の方は鈴やラジオなど音を出しましょう。
食べ物のごみなどは放置せず、必ず持ち帰るようにお願いします。

●「東京都自然公園利用ルール」
ぜひご一読下さい。
http://www.metro.tokyo.jp/INET/KEIKAKU/2015/03/70p3u400.htm

●奥多摩駅からのバス (ヤマケイオンライン付加情報)
・「西東京バス」
http://www.nisitokyobus.co.jp/

お知らせ

●ビジターセンター
http://www.okutama-vc.com/

・HPトップに「冬山登山の注意点」をまとめたファイル(冬山登山の注意点.pdf)があります。
ぜひご一読下さい。

・雲取山「登頂証明」のサービス
雲取山へ登頂された方を対象とした「登頂証明」のサービスを導入いたしました。
下山後には、ぜひ奥多摩ビジターセンターへお立ち寄りください。
登頂記念の缶バッジを配布しております。詳しくは、ビジターHPをご覧ください。

・奥多摩ビジターセンター館内において雲取山の「いま」と「むかし」を撮影した今昔写真展を開催中です。
展示している写真の数はまだ少ないですが、徐々に増やしてまいります。ぜひ、お立ち寄りください。(入館無料)

【イベント】ビジターHPに詳細があります
2018年のイベントまとめ
https://www.okutama-vc.com/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88/

・4月22日(日) 新緑の海沢三滝めぐり 申込締切4月5日必着
・5月12日(土) 「奥多摩を登る」鋸山自然観察登山 申込締切4月22日 必着

●ホームページ移動のお知らせ
奥多摩ビジターセンターのホームページが新しいアドレスへ移行となります。
https://www.tokyo-park.or.jp/nature/
平成30年3月27日(火)以降はこちらのアドレス(自然公園へ行こう!)より奥多摩ビジターセンターのページへアクセスをお願いいたします。
情報の運用は3/27以降です。

【ビジター周辺情報】
給水トイレ JR奥多摩駅で可能
コンビニは7時から営業

昨年の今頃の様子は?

山はまだ防寒具が必要です。雲取山など標高の高いところは軽アイゼンも!川乗林道通行止3/6~2023.03.17

山麓と山の上の差が大きい時期。軽装でなく山の装備で入山下さい。山の川乗林道通行止3/26迄。2023.03.24

山麓ではサクラやカタクリが咲いていますが山はまだ冬。雲取山などでは凍結ありアイゼン必須です2023.03.31

高水三山ではミツバツツジやスミレが見頃。雲取山などでは凍結あり軽アイゼンがお守りです2023.04.07

晴れると春らしい陽気となりましたが、日により、また朝晩の寒暖差大。ウエアの着脱で体温調節を2023.04.14

朝夕は寒く、日中は暑いため衣類の着脱で体温調節をしましょう。氷川渓谷でヒメウツギ開花2023.04.21

今年はフジの花が当たり年。早くも谷あいは花房が長く見頃です。登山は早出早着+ゆとりある計画で2023.04.28

東京都奥多摩ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 凍結した大岳の岩場
  • 登計トレイル。入り口付近は日当たりが良く気持ちいい眺め
  • 膨らんだ木々の芽を食べるベニマシコ 山麓に春の訪れ。
  • 奥多摩ビジターセンター前はまったく雪がありませんが、後ろに見える本仁田山は白く見えます
  • 遊歩道を雪で曲り、折れて道をふさぐ竹
  • 本仁田山(1224m)も地面に雪がついて見えます。明日以降の登山は無理をせずにお願いします。
  • まだ花は咲いていませんが、ユリワサビの新葉が出てきました。氷川渓谷にて
  • ビジターセンターは青梅街道に面しており除雪が進んでいます。路肩には雪あり。山には積雪があります
  • 朝の冷え込みで霜が降りた葉の様子
  • 春が近づいている証、花を咲かせたオオイヌノフグリ
  • 登計(とけ)集落の暖かな斜面で5分咲きとなっているロウバイ
  • 昭和橋から見た本仁田山とその周りの様子。雲一つない青空!奥多摩ブルー?

東京都奥多摩ビジターセンター

電話番号:
0428-83-2037
連絡先住所:
〒198-0212 東京都西多摩郡奥多摩町氷川171−1

地図で見る
http://www.okutama-vc.com/

施設の詳細を見る

関連する山

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三頭山 標高 1,531m

 三頭山は自然豊かな美しい山。山頂付近は3つのピークからなる。主要登山口は「都民の森」として、登山者のみならず観光客も多く訪れる。  日帰りも可能であるが、できたら山麓の数馬に1泊してみたい。都民の森から登るコースのほか、笹尾根の西原峠から尾根通しに三頭山に登り、西にある鶴峠に下るコースもお勧め。そこには美しいブナ林が残っている。

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 早春、カタクリの花が咲き、それを見に訪れる登山者の多い山で、大岳山、三頭山とともに奥多摩を代表する山である。  北側の栃寄(とちより)の近くに森林公園がある。一帯は観光客によるカタクリその他の野草の乱掘が気になる。ここも自然災害により三頭山の二の舞にならなければよいが。  さて、この山へは北面から登っていくのが人気だ。山頂近くになると雑木林の下生えにピンク色に咲くカタクリの花の群れが見られる。御前山山頂からは展望は余りよくないが、下山路を南方の湯久保(ゆくぼ)尾根へと下ってゆくと、丹沢方面の山々が見えてくる。すぐ眼前の山稜は浅間(せんげん)尾根で、春は浅間嶺一帯の桜が美しい所である。  奥多摩駅で下車、境橋から御前山山頂、湯久保ノ頭から北秋川へ下り、武蔵五日市駅まで約5時間の行程。

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ユーザーの登山記録から

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