黒戸尾根は刃渡りからで北面凍結、小屋から上はアイゼン必須です。新緑から雪上へ贅沢な時期ですが装備の油断は禁物です。
山と周辺の状況
ここ数日、麓の北杜市でも気温が上がり、雨もそこそこ降っていました。
麓から見る甲斐駒ヶ岳は黒が増えてきましたが、まだまだ白き嶺々が美しいです。
登山口の尾白渓谷では 桜も緑に変わり季節の移ろいは着実です。
麓の新緑から、まだまだ雪を楽しめる上へ。贅沢な時期なのかもしれません。
登山道の状況
●黒戸尾根 4/19の状況
竹宇神社から七丈小屋までの道の様子
少し肌寒い駐車場から、歩けば半袖がちょうど良い陽気でした。
刃渡りの前は道がぬかるんでいたけど雪もなにも無し。
刃渡りを過ぎると北面の道は凍結してました。
その先は土と氷のミックスでした。
黒戸山のトラバースは雪がまだしっかりなのでその辺からアイゼン等の滑り止めを着けてもいいです。
五合目から上も然りでなんとも歩き辛い感じでした。
小屋までは脱着の楽なチェーンスパイクがそろそろ良いかもしれません。
小屋から上はアイゼンはまだまだ必携です。
登山装備
下界との気温差も装備をうっかり見誤りそうです。気を付けて。
まだ基本的に冬に対応できる登山装備が必要です。
アイゼン+ピッケルはまだ必携です。冬用の着衣。防水の手袋、帽子などなど。
ビバーク装備も用意しておきましょう。
注意点
装備に油断なく、ゆとりある計画で。
お知らせ
●甲斐駒ヶ岳七丈小屋
https://www.kaikoma.info/
予約と問い合わせ 090-3226-2967 ※電波不良時や作業中などの場合は、電話に出られないことがあります。
・宿泊は予約制です。
・山梨県内のこだわりのお酒も多やホットドリンクも多数用意があります。
・七丈小屋オリジナルステッカーの販売がスタートしました。
山の状況が許す限り、いつでもご利用いただけるよう準備をして、皆さまのお越しをお待ちしております。
●小屋の入り口について
・七丈小屋受付は、三角屋根の七丈第一小屋から約10m先です。
ご宿泊、テント泊の方は受付を済ませてください。
受付口にはチャイムボタンがあります。スタッフが受付のご案内をします。
小屋泊の方は、予約状況によって、第一小屋、第二小屋のどちらかのお部屋となります。
七丈第二小屋は第一小屋から約50m先にあります。
・テント泊の方も第1小屋受付口にて一旦お声掛け下さい。
サイトはさらに約200m登山道の先です。
●冬季営業について 水道ストップしている冬期営業期間=11月中旬〜6月上旬予定
https://www.kaikoma.info/winter
・暖房費として別途800円頂戴します。
・夕食(冬メニュー)のみの提供となります。
・朝食は、各自自炊、または販売しているカップ麺やアルファ米などを利用下さい。
・飲料水は、宿泊テント泊の方は1人2リットルまで無料。それ以上は有料(お湯は別料金)
通過者もお声がけ頂ければ有料でお分けします。
昨年の今頃の様子は?
明日は雨予報。雨後も万全の装備で。冬山営業5/28迄。5/29~夏山営業(宿泊要予約、受付中)2023.04.14
小屋から上はピッケル&アイゼン必要。5/28迄冬山営業。以降は夏山営業(宿泊要予約、受付中)2023.04.21
小屋から上はピッケル&アイゼン必要。雪質変化あり確実なアイゼンワークで一歩一歩、慎重に2023.04.27
昨朝0℃。まだ残雪凍結あり万全の雪山装備(アイゼン、ピッケル)で。状況に応じ着脱など臨機応変に2023.05.10
今朝5℃。一部まだ雪があり心配な方はアイゼンの用意を。小屋付近でサクラ開花。山麓は新緑2023.05.19
まだ氷点下の日あり。残雪箇所あり滑り止めの用意を。イワカガミが咲き始め、クモイコザクラも開花。2023.05.25
甲斐駒ヶ岳 七丈小屋周辺の過去の様子
甲斐駒ヶ岳 七丈小屋
- 現地連絡先:
- 090-3226-2967
- 電話番号:
- 090-3226-2967
- 連絡先住所:
- 山梨県北杜市須田町若神子新町1205-25