標高1500m付近の新緑が綺麗です。シオネアオイやサンカヨウ、シャクナゲなどが咲き始めました。沢沿いや鞍部、日陰にはまだ雪が多く残っています
天気・気温
山と周辺の状況
沢沿いや鞍部、日陰などまだ残雪が多く残っている所があります。事前の装備、計画をしっかりと。
風がないとブヨがすでに発生しています。虫よけなど準備ください。
標高1500m付近の新緑が綺麗です。シオネアオイや
サンカヨウ
サンカヨウ
なども咲き始めました。
シャクナゲ
シャクナゲ
は、1500mより上が見頃です。また、春ゼミが一斉に鳴き始めました。
登山道の状況
一ノ倉沢、マチガ沢、幽ノ沢、南面の危険地区に立ち入る場合は事前の届出、又は計画書が必要となります。
詳しくは谷川岳遭難防止条例をご覧ください。
天神尾根は夏道がほぼ出ていますが木道部分に数か所(3~5m)残雪と熊穴沢避難小屋手前の鎖場トラバース部分とその先に各15m位、残雪あり。踏み抜きや滑落に注意して下さい。
肩ノ小屋手前の斜面の雪は6月も残ります。軽アイゼンが必要です。
稜線の多くは夏道が出ていてアイゼン等、不要に感じる事も多いですがトラバースなど融雪によりルートが変化するので状況によって必要になります。
特にエスケープルートや旧道などの沢地形に残雪が多く、装備がないと危険です。
西黒尾根はガレ沢の頭からザンゲ岩にかけて残雪があります。
残雪の距離はわずかですが、急斜面となり滑落の危険があります。下りは、特に注意が必要です。
厳剛新道は、沢地形のトラバースが特に危険です。
登山指導センター先のゲートは、5月25日まで冬期閉鎖中です。
土木事務所が管理し、立ち入り禁止となっております。
芝倉沢から先の旧道は崩壊地も多く、足場の狭いトラバースも多くなっています。
新道の方が安全、快適に通過できます。
谷川温泉への登山道で二俣と牛首の間で高巻きする所は大規模な土砂崩れで高巻きの道は通行できません。
川沿いに進む事は可能ですが、周辺の地形を良く理解しているベテランの人以外はお奨めできません。
現在復旧の見通しはたっていません。
中芝新道、中ゴー尾根は共に下部の登山道が崩壊していて、一般道としての利用は危険です。
地形等熟知しているベテランの方以外は通行は控えて下さい。
復旧の見通しは立っていません。
登山装備
アイゼン、ピッケルなど完全な冬山装備が必要です。
日帰り登山でもヘッドランプは必携です!
注意点
谷川岳は残雪期を迎えていますが、天候によってはまだ冬山に逆戻りする可能性があります。
容易な入山は控えてください。
群馬県谷川岳遭難防止条例に基づき、危険地区への立ち入りは入山10日前までに登山届を提出してください。
バックカントリーなどで立ち入る方も同様です。条例違反にならないようにしてください。
条例違反をした場合は、罰金となる可能性もありますのでご注意ください。
国道291号線は、5月25日10時より開通予定です。それに伴い再びマイカー規制となりますのでご注意下さい。
また、電気バスも26日から運行予定しています。
お知らせ
肩ノ小屋は有人営業が始まっています。
蓬ヒュッテは応急処置はしてありますが、窓が一部割れて雪が入り込んでいる場所があります。利用はできます。
白崩避難小屋、笠ヶ岳避難小屋は利用可能。
茂倉岳避難小屋は残雪の為利用できません。
指導センター先のゲートは11月20日から冬期閉鎖中です。
例年より少なく感じますが現在、周辺道路脇の積雪で10cm前後。
白毛門登山口の駐車場の雪が解けて使えるようになりました。
昨年の今頃の様子は?
登山口付近の雪は少なくなってきましたが、稜線はまだ冬山装備が必須です2023.04.11
ロープウェイは4月17日から24日まで点検運休中。ベースプラザも休業のため駐車場も利用できません2023.04.18
雪が解けはじめ、急な斜面のトラバースが増えてきました。岩場などでは踏み抜きに注意2023.04.25
状況変化に対応できる装備と技術が必要な季節であることを意識して入山してください2023.05.02
残雪と夏道が混在しています。滑落事故も多く発生しているのでアイゼンの着け外しの判断は慎重に2023.05.09
登山指導センターから先の冬季閉鎖は5/19解除。翌日からは一ノ倉沢出合までの電気バスも運行開始予定2023.05.16
谷川岳登山指導センター周辺の過去の様子
谷川岳登山指導センター
- 電話番号:
- 0278-72-3688
- 連絡先住所:
- 〒379-1728 群馬県利根郡みなかみ町湯桧曽