天人峡羽衣の滝遊歩道が6月11日に開通。 北海道最大の落差270mを誇る「羽衣の滝」へ、5年ぶりの再開です
天気・気温
山と周辺の状況
昨日の夕方、ロープウェイの上の「姿見駅」周辺は雪。旭岳温泉も昨夜は雪が少々降ったのでしょう、センター近くの路傍の草も寒さに弱いものは霜焼けしてぐったりしました。
7月上旬でも稜線部の2000m前後ではみぞれや雪が降るのは特に珍しいことではありません。雨具・靴の防水性やインナーウェアの質、着替え携行し、低体温症にお気をつけください。頭部や手先の防寒などには、慎重な検討をお勧めします。
7月上旬頃までの残雪が多い時期や9月中旬頃からの降雪を予想しなければならない時期には、「大雪山グレード」が低いコースで道迷い事故が多発していることも忘れないようにしてください。
地元山岳ガイド利用など経験者の同行や、縦走登山を試みる前に、登り下りが同じ短めのルートで当地の経験を積むなど、段階的なステップアップもひとつの方法です。
天人峡羽衣の滝遊歩道が6月11日にオープンします。
道中見られるのはツバメオモト、クルマバソウ、オドリコソウなど白いお花がメインです。
図鑑片手に歩いてみると面白いかもしれません。遊歩道は舗装された歩きやすい道ですが、雨の日は長靴の方が無難でしょう。
新しいビジターセンターの建設が進んでいます。来春開館予定です。手前の公営駐車場は建設のため今夏も狭いですが、普通車30台ほど停められます。アスファルト上の印をよく見て、他の車が出られなくならないよう、沢山停められるよう注意してください。
夜間のトイレは、500m程下って野営場バス停から左に入り、100m程のところに野営場のログハウストイレがあり、24時間使えます。
6月でもまだ冬の気候に逆戻りすることがあります。大雪山の登山には、帰路の道迷いや防寒防風への対策が必要です。
*要注意
5月19日の朝、クロスカントリースキーコースで、母子のヒグマが練習中の選手グループにより目撃されています。
場所は、ロータリーとカモ沼の間のコース(より外の)上部台地のほうを移動していて、子グマとは20m位の距離で出合い、やや離れた場所に居た体長170cm位の母グマと思われる個体は別のグループを吠えて威嚇したそうです。
一般に子連れのクマは非常に神経質に子グマを守ろうとしますので、鈴や笛などでこちらの接近を音で予告して近距離遭遇を避けることが大切です。
単独行は、リスクが高い事を念願に置いて計画して下さい。
6月~10月東川エコツアー募集開始されています。
6/17 旭岳登頂ツアーはまだ2名分空きがございます。
6/23 旭岳・高山植物咲き始めツアー
6/24 復興記念・羽衣の滝 滝見ウォーク
7/2 涼しい山の渓流を歩こう リバーウォーク in 旭岳
ロープウェイ運行情報、夏季シーズン入り始発は朝8:00になっております。
滑走用具類の持ち込みは出来ませんのでご了承下さい。
設備点検による運休はございませんが、風速が18~20m/sを越えると運休するようです。
旭岳ロープウェイのHPなどで運行を確認した方がよさそうです。
お越しの際は、常に最新の道路情報をご確認のうえ、安全第一でお越しください。
http://info-road.hdb.hkd.mlit.go.jp/RoadInfo/index.htm
上川総合振興局旭川開発建設管理部 事業課
TEL: 0166-26-4461
登山道の状況
ロープウェイの上と下では約500mの標高差があります。そのため上と下では全く条件が変わります。
山の上の状況は山麓とは全く異なることがあります。天候の変化に注意してください。
・登山
この時期のこのエリアについて経験と知識、技術のあるガイドさんなどとの入山をお勧めします。
登山道や探勝路など、夏のコースは道も標識も目印も雪に埋もれています。
圧雪されたスキーコースなどをたどるのでなければ、地図やコンパス、GPSなどで行った道を正確に戻って来られるようにしなければなりません。
降雪後は、雪崩れに十分注意して下さい。またコース外に行く方は道迷いにも注意が必要です。無理は禁物です。
●今シーズンは、特に大雪山山域に入山しての山岳事故が多発しております。たとえ入山開始時に晴れていても天気が急変し、一気に視界不良となるケースは頻繁にありますので入山される方はくれぐれもご注意くださいませ。「道がわからない。」「道に迷った。」は山岳遭難の状態ですので直ちに警察への救助要請が必要です。無理のない計画、十分な装備、事前の天候確認など、事故のない安全で快適な登山に心掛けください。
登山装備
長靴やスパッツ、レインウェアなどの防水対策が必要です。
暖かくなりましたが、天候によっては気温がかなり低くなりますので、防寒着は必ずお持ちください。
基本的な登山装備もお忘れなく。
また、天候が急変し、一気に視界不良になるケースが頻繁にあります。
入山の際は、コンパス・地図は必ず持って、くれぐれも気をつけて入山してください。
注意点
ここ数年、厳冬期を含めた積雪期の事故が続いています。無理のない計画、装備の油断なく、天気をよく見て入山し、慎重な行動で安全な登山を。
・悪天候時の道迷いに注意が必要です。視界不良時には無理は禁物です。
・この時期は雪崩れにも注意が必要です。バックカントリースキーや登山の方はビーコンの携行をお勧めします。
・山頂をめざす方へ 下りでの滑落に注意。強風も吹きます。
・入山には、なるべくこの時期、このエリアの経験者との同行を。地元の経験者でも「思いがけない事」「予想外のこと」はままあるものです。初見の方はより慎重な対応を。
●飲料水
・飲料水は旭岳温泉から持参しましょう。ロープウェイ姿見駅(上の駅)には給水施設がありません。ロープウェイ売店での販売となります。ビジターセンターでは飲料水(お湯はありません)をおわけすることができます
●ドローンについて
・旭岳ロープウェイがゴンドラ内への持込みを認めません。ご注意ください。
詳しくは以下のページの注意書きをお読みになって、ご不明の点はロープウェイにお尋ねください。
http://wakasaresort.com/asahidakeropeway/price/index.htm#label
・姿見駅や旭岳ビジターセンターは道有林ですので、無人航空機の飛行については以下をご覧ください。
http://www.kamikawa.pref.hokkaido.lg.jp/sr/nsr/kannri/kannri/mujinkoukuuki.htm
お知らせ
●旭岳ビジターセンター
旭岳の登山・自然の情報はビジターセンターにおたずねください。
来館した方や、電話・メールなどのお問合せに対し、最新の現地情報と、過去の事例や個々の事情に照らし、最適な答えを返せるよう努めています。
ビジターセンターでは、旭岳登山、スキーの情報のだけでなく、広く周辺の情報を把握し来訪者に提供しています。
天気が良い時は勿論ですが、天気が悪い時でも、この時期ならではの楽しみをお知らせしています。
自然だけでなく、文化(スキーで遊んだあとは、この時期のオイシイものを食べるのも・・)もお伝えするように心がけています。
ガイドの紹介、スノーシュー、クロカンのレンタルも行っています。
ぜひ、この時期、この山ならではの楽しみを探しにビジターセンターにお越し下さい。
・ビジターセンターのFacebook https://www.facebook.com/%E6%97%AD%E5%B2%B3%E3%83%93%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC-1257161287656591/
●東川エコツーリズム推進協議会
イベントほか各種有益な情報があります。
http://www.welcome-higashikawa.jp/info/?c=1&s=8273
イベントは〆切日があります、詳細はWEBをご参照下さい。
旭岳ビジターセンター周辺の過去の様子
旭岳ビジターセンター
- 電話番号:
- 0166-97-2153
- 連絡先住所:
- 〒071-0372 上川郡東川町旭岳温泉