多種多数の花開花。「花の登山道」中ツル尾根のピストンならば夏装備可。鳥原山ルートは軽アイゼン+ストック。視界不良時注意。
天気・気温
山と周辺の状況
6/10山形県は梅雨入りしました。
例年並みの梅雨入りです。
すっきりしない天気が多くなっています。
気温も落ち着き、20℃前後の過ごしやすい気温です。
朝晩は10℃前後まで下がり、肌寒く感じます。
●今咲いている花
カタクリ
カタクリ
、コ
イワカガミ
イワカガミ
、
ミヤマキンバイ
ミヤマキンバイ
、
タムシバ
タムシバ
、
マンサク
マンサク
、
ハクサンイチゲ
ハクサンイチゲ
、
シラネアオイ
シラネアオイ
、
ミズバショウ
ミズバショウ
、
ミツバオウレン
ミツバオウレン
、
サラサドウダン
サラサドウダン
など
たくさんの種類の花が楽しめます。
●朝日川および支流での渓流釣り
東北地方が梅雨入りし、気温が落ち着き20℃前後の日が多いです。
今年は雪解けが早く、雪しろによる川の増水や濁りのピークは終わっています。
増水や濁りはほとんどありません。
気温があがり多少濁りが出て、増水した方が、特に餌釣りの方には食いつきが良く、爆釣になることが多いようです。
餌釣りの方には非常に好条件と言えます。
※朝日川での渓流釣りに関する詳しい情報は朝日川を管轄する【最上川第一漁協】のHPにも掲載していますので、併せてご覧ください。
http://www.yfn-net.jp/mogamigawa-dai1/index.htm
登山道の状況
●朝日鉱泉からの各ルート情報。
・中ツル尾根ルート
全く雪を踏まず頂上まで登山可能です。
ピストンであれば夏山装備で大丈夫です。
春の花が咲き乱れ「花の登山道」と言われるのを実感できるでしょう。
長命水はまだ雪が残っています、あてにしない方が良いでしょう。
・鳥原山ルート
避難小屋までは雪はなく夏道で登ることができます。
小屋前の水場は給水可能です。
避難小屋から木道を過ぎ、小朝日岳方面へ向かう、鳥原山山頂部や展望台までの間は残雪が多く道がわかりずらいです。
地図をしっかり見ながらのルートファインディングが必要です。
鳥原山と小朝日岳の鞍部以降では雪渓の上を歩く箇所があります。
例年遅くまで雪の残る場所ですが、今年はだいぶ雪解けが早いようです。
軽アイゼンとダブルストックで十分対応可能です。
小朝日岳と大朝日岳の間の銀玉水は給水可能です。
銀玉水前の雪渓は数百mの雪渓歩きとなります。
アイスバーンではありませんが、こちらも軽アイゼン、ストックは必要です。
視界が悪い時などは方向を見失わないように注意しましょう。
●朝日鉱泉までの道路は全線で開通。
・朝日鉱泉まで車で入ることができます。
・留意事項
朝日鉱泉手前14km(冬季閉鎖ゲート設置地点、「立木」最終集落)から朝日鉱泉側は朝日鉱泉も含め携帯電話の電波が入りません。
朝日鉱泉手前7km以降は簡易舗装および未舗装の林道区間となり、道路整備は入っているものの悪路となりますので運転には十分ご注意ください。
【お願い】重要!!
朝日鉱泉登山口には、一般登山者用駐車場(10台程度)と朝日鉱泉利用者(宿泊、昼食・入浴利用など)駐車場があります。
夏季は駐車場が込み合いますので、朝日鉱泉利用以外の方は必ず一般駐車場へ駐車をお願いします。
登山口は朝日鉱泉前にあります。
登山装備
登山装備が必要です。
ルートによりアイゼンやストックが必要です。
注意点
●各避難小屋
・朝日連峰上の各避難小屋は利用は可能です。すべての小屋の管理人は不在です。
避難小屋の管理協力費は¥1500/人です。
・以東岳の避難小屋
2017年10月1日新築より利用可能。
1Fにはバイオトイレも設置され、非常に快適に利用できます。
●登山バス
2018年度の【夏季登山バス】および【秋季連休限定登山バス】の運行が決定しました!
マイカー以外での登山口までのアクセスが非常に限られる朝日連峰。毎年多くの方にご利用いただいている登山バスを今年も運行することが決まりました。8月はいつもより1週間長くなっています。ぜひご利用ください!
利用方法、時刻(東京方面から新幹線利用のアクセス掲載もあります)など詳細はこちら
https://www.asahikosen.com/%E7%99%BB%E5%B1%B1%E3%83%90%E3%82%B9-%E9%81%8B%E8%BB%A2%E4%BB%A3%E8%A1%8C-%E3%82%BF%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%BC-1/
・【夏季登山バス】(期間中毎日運行)
期間:2018年7月14日(土)~8月20日(月)
・【秋季連休限定登山バス】(完全予約制)
9月連休限定登山バス
1. 9月15日(土)~18日(月・祝)
2. 9月22日(土)~24日(月・祝)
・10月連休限定登山バス
10月6日(土)~8日(月・祝)
●朝日連峰は火山ではありません。
朝日連峰は花崗岩質の隆起山地であり、その誕生は5000万~6500万年前とされている古い地質です。
火山の噴火によってできた山地ではありませんので、朝日連峰のすべてのピークにおいて噴火するということは絶対にありえません。
朝日鉱泉をはじめとして朝日連峰に「温泉(噴出温度が高温)」がなく「鉱泉(噴出温度が低温)」のみが存在するのはそのためです。
また、火山ではありませんので、気象庁等のいわゆる「火山情報」等には朝日連峰および朝日連峰内のすべての山の名称すら出ておりませんのでご了承下さい。
お知らせ
●朝日鉱泉ナチュラリストの家
窓から大朝日岳が見える山小屋です。
ホームページ
http://www.asahikosen.com/
・5月1日より営業中!
道路は全面開通しました!
Facebook
https://www.facebook.com/asahikosen/
・鉱泉
古くは江戸時代の日記にその存在が記されている「朝日鉱泉」。
塩化物泉の茶褐色の鉱泉です
胃腸に良いとされる茶褐色の鉱泉は、昔から湯治のお客さんに愛されてきました。源泉は河原からポコポコと湧き出しており、その周辺一帯が赤茶色の湯花や石で覆われています。現在の建物は源泉から800mほど手前の林道脇に建て替えられており、源泉からポンプアップして引いています。
・バリエーションに富んだ3つの登山口があります。
主峰大朝日岳への登山道として「日本百名山」著者の深田久弥も歩いたとされるルート、
幹回り9.27mのクロベの巨木があるルート、
日本百急登に数えられるが最短距離で頂上を目指すルートなど、
●朝日連峰・朝日鉱泉 四季の写真館をUPしました!
https://www.asahikosen.com/%E5%9B%9B%E5%AD%A3%E3%81%AE%E5%86%99%E7%9C%9F%E9%A4%A8/
昨年の今頃の様子は?
2023年は4/29~営業開始(宿泊要予約、予約受付中)。雪は少なく7~10日ほど早い季節感です2023.04.19
2023年は4/29~営業開始(宿泊要予約、予約受付中)。林道は4/末に一部開通予定。山はまだ雪山2023.04.26
ブナの新緑が美しいです。登山道整備中。今年は倒木が多め。ルート上には残雪、雪渓あり十分な装備2023.05.16
朝日鉱泉ナチュラリストの家周辺の過去の様子
朝日鉱泉ナチュラリストの家
- 現地連絡先:
- 090-7664-5880
- 電話番号:
- 0237-67-3589
- 連絡先住所:
- 山形県西村山郡朝日町宮宿1905-1