奥穂高岳 | 穂高岳山荘

小屋までまだ残雪装備必須(前爪アイゼン+ピッケル+ヘルメット+サングラスなど)。日々状況変化のため最新情報得て。

穂高岳山荘の命の水「天命水」を確保することができました。涸沢岳直下の水源からホースを通り、山荘へどんどん水が運ばれています。(2018.06.25 穂高岳山荘 )
穂高岳山荘の命の水「天命水」を確保することができました。涸沢岳直下の水源からホースを通り、山荘へどんどん水が運ばれています。(2018.06.25 穂高岳山荘 )
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天気・気温

06/19(火) 10:00 晴
松本市の天気予報
明日
雨のち晴
23℃
10℃
明後日
晴時々曇
22℃
7℃
日本気象協会提供 2024年4月16日 18:00発表
高山市の天気予報
明日
雨のち晴
21℃
8℃
明後日
晴時々曇
22℃
6℃
日本気象協会提供 2024年4月16日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

本日よく晴れています。午前中から気温が上がり昼前には20℃近くまで上がっています。
涸沢岳方面ではキバナ シャクナゲ シャクナゲ が咲き始めました。
6/16には先程は小屋の中に岩ひばりが来て、休憩していました!
小屋テント場は半分ほどが地面の上となりました。

この時期日々雪の状態が変わります。最新情報を確認下さい。

●天気
6/5 6:24現在の気温は5℃、空気の澄んだ気持ちの良い朝です。
昨日は日中雨が降り続いていて寒かったですが、今日は梅雨の晴れ間となっています。
朝は御来光がきれいでした。

登山道の状況

今年の積雪量は稜線では例年並みです。
雪の状況は気温・天候により著しく変わります。

街では夏のような暑さでも、穂高周辺はまだまだ雪があり装備が必要な時期です。
また、天候により状況は一変するため、登山を計画される方は万全の準備でお越しください。

・涸沢~ザイテングラート~穂高岳山荘(6/18情報)
涸沢~ザイテングラート取り付き、さらにザイテングラート上部に積雪あり。中間部のみ融雪
前爪アイゼン・ピッケル要。
雪の状態は天候・気温により著しく変化するため、対応できる経験・技術が必要。
浮石・落石注意。

・穂高岳山荘~奥穂高岳(6/18情報)
ルート上積雪なし。浮石・落石注意。

・穂高岳山荘~北穂方面(6/18情報)
ルート上に積雪あり。
雪の状態は天候・気温により著しく変化するため、対応できる経験・技術が必要。
上級者コースとなりますので、天候やコース状況の判断・技術も必要となります。
(ヤマケイオンライン付加情報 北穂高小屋の情報も参照下さい
http://www.kitaho.co.jp/index.html

・穂高岳山荘~前穂高岳~岳沢(6/18情報)
ルート上に積雪あり。
雪の状態は天候・気温により著しく変化するため、対応できる経験・技術が必要。
(ヤマケイオンライン付加情報 岳沢ロッジ情報も参照下さい
http://www.yarigatake.co.jp/dakesawa/

・穂高岳山荘~西穂岳岳(6/18情報)
ルート上の雪はだいぶなくなってきていますが、北側・日陰等での残雪の可能性あり。
雪の状態は天候・気温により著しく変化するため、対応できる経験・技術が必要。
上級者コースとなりますので、天候やコース状況の判断・技術も必要となります。
(ヤマケイオンライン付加情報 ヤマケイオンライン西穂山荘情報も参照下さい)

・新穂高~白出沢~穂高岳山荘 (6/18情報)
荷継沢より上部に積雪あり。アイゼン・ピッケル要。
重太郎橋はまだかかっておらず、増水時は渡渉不可。ルート全般で、浮石・落石に十分注意すること。
雪のコンディションは天候・気温で著しく変化するため、対応できる経験・技術が必要。
残雪期、慣れていない方の通行はおすすめしません。

登山装備

まだ残雪装備が基本です。
前爪のあるアイゼン+ピッケル+ヘルメット必携。
雪や濡れに対応できる防寒防水のウェア(手袋、帽子も含め)
雪目、紫外線対策のサングラスも必須です。

注意点

十分に余裕を持った登山計画および、天候や状況に応じて、登山の可否や撤退などの、適切な判断ができることが必要です。
7月上旬までは雪山装備および技術が必要です。

お知らせ

●穂高岳山荘
http://www.hotakadakesanso.com/
2018年の営業は4月27日~11月4日

・夏の予約が入り始めました。

★クレジットカードをご利用できます。
モバイルPOS「Square」を導入。対応カードなど詳細はこちらのご案内をご覧ください。
http://www.hotakadakesanso.com/card

昨年の今頃の様子は?

2023年の営業は4/27~11/4泊まで(要予約)。5/20迄の予約は4/20 午前8:00~受付(WEB予約推奨)2023.04.04

営業4/27~(要予約)。5/20迄の予約受付中(WEB予約推奨)。例年より雪は少な目ですが雪面カチカチ2023.04.21

本日営業開始。昨日迄のまとまった降雪により雪崩や滑落に注意。厳冬期雪山登山装備必要2023.04.27

GWのトレースは天気により消失。雪山登山装備(必ず前爪のあるアイゼンとピッケルが必要)基本2023.05.09

穂高岳山荘周辺の過去の様子

  • 夕焼けの白出沢
  • 満月に照らされる奥穂高の岩壁
  • 完全な雪山となりました 涸沢岳方面から小屋方面の様子
  • 凍てつく小屋
  • 凍てつく小屋
  • 北尾根も完全雪化粧
  • 稜線の標識も雪に埋まりそうです
  • 稜線から山荘を俯瞰
  • 積雪凍結がある冬山となりました
  • 涸沢も少しずつ色づいてきました。
  • 穂高岳山荘ライブカメラ 東側カメラ(長野県・涸沢側) 9/22 11:00
  • 穂高岳山荘ライブカメラ 西側カメラ(岐阜県・白出沢側)  9/22 11:00

穂高岳山荘

現地連絡先:
090-7869-0045
電話番号:
0578-82-2150
連絡先住所:
岐阜県飛騨市神岡町東町504

地図で見る
http://www.hotakadakesanso.com/

施設の詳細を見る

関連する山

長野県 岐阜県 / 飛騨山脈南部

奥穂高岳 標高 3,190m

 奥穂高岳は穂高連峰の中央にそびえる盟主である。標高3190mは富士山の3776m、南アルプスの北岳の3192mに次ぐ日本第3位の高峰で、頂上に造られた2mを超す大ケルンの上に立つと第2位になろうかという高峰なのである。しかも堂々と大きい山容がいい。  山頂で綾線が分岐し、南西に延びる岩稜は馬ノ背からジャンダルムの奇峰を経て、間ノ岳、西穂高岳、焼岳へと延びる。  もう1つの岩稜は南東へ吊尾根となってたわみ、前穂高岳、明神岳となって上高地に雪崩落ちていく。  山稜は硬いひん岩(ひんがん、ひんは「王」偏に「分」の字)の破片に覆われ、岩屑の堆積した山だ。南東側は涸沢のカールが削り取った断崖で、南面は岳沢が急角度に落ち込み、上高地や乗鞍岳が見える展望の優れた山頂である。  山頂から100mほど西へ向かってから右に折れる主稜線を、うっかり見落として直進すると急傾斜にセバ谷に落ち込んでしまう。毎年のように事故を起こす「だましの尾根」だ。主稜線を北に下ると白出乗越で、穂高岳山荘がある。  頂上から南西に延びる岩稜は、奇峰ジャンダルムに続いている。前衛峰、門番といった意味のフランス語だが、むしろ独立峰と呼びたい山で、悠々としてとりとめのない奥穂高岳をきりっと引き締めている。  初登頂は明治42年(1909)の鵜殿正雄パーティで、槍ヶ岳への初縦走の途中だった。彼は大正元年(1912)には岳沢から天狗沢に入り、天狗のコルからジャンダルムを経て奥穂高岳の初トレースをしている。穂高岳開拓のパイオニアとして銘記されるべき人である。  穂高連峰の開拓は信州の梓川側が早く、山小屋もほとんど信州人が占めているが、奥穂高岳だけは、白出乗越に飛騨の名ガイド、今田重太郎が小屋を建てて登山者の安全を期した。1度登山者の不始末で全焼したが再建し、現在では近代的な山荘になっている。  一般登山道は涸沢からザイテングラートの岩尾根を登って白出乗越に出、奥穂高岳へ向かう。涸沢から白出乗越まで2時間、それから奥穂高岳頂上まで1時間。  飛騨側からは、新穂高温泉から蒲田川右俣を白出沢出合まで2時間、白出沢を登って白出乗越まで7時間。静かな谷のいいコースで、下りに使えば白出乗越から5時間30分で新穂高温泉に着き、バス停前の無料温泉で山の汗が流せるので、山好きに好評である。  上高地から岳沢を経て前穂高岳、吊尾根、奥穂高岳のコースは9時間で頂上に着く。少しきついが、登り甲斐のある道だ。

長野県 岐阜県 / 飛騨山脈南部

北穂高岳 標高 3,106m

 北穂高岳は穂高連峰の最北端にそびえる。東は涸沢谷、西は蒲田川右俣からの支流、滝谷によって壮絶な岩壁になっている。主稜線は南北に起伏し、南は岩を踏んで涸沢岳へ、北は大キレットを隔てて南岳、中岳、大喰(おおばみ)岳、槍ヶ岳へと続いている。  この山のよさは、西面の滝谷に尽きる。日本でも超一流のロッククライミングのゲレンデである。かつて、名案内人といわれた上條嘉門次が「鳥も止まれねえ」と嘆かせた悪絶な岩壁で、初登攀は大正14年(1925)。早大の四谷龍胤(りようすけ)、小島六郎パーティとR.C.Cの藤木九三(くぞう)、ガイドの松井憲三パーティが、同じ8月13日に挑み、成功している。  滝谷は中間の合流地点からA沢~F沢が分かれ、B沢~D沢の間のルンゼや岩稜、岩壁が主な登攀対象になり、日本を代表する優れたクライマーたちを育ててきた。  北穂高岳は北峰と南峰に分かれている。北峰に三角点があり、直下に北穂高小屋があるので、普通、北穂高岳頂上とは北峰を指す。  登山道は涸沢カールから南稜の急登をがんばれば、3時間で山頂に立てる。上高地からは8時間30分の道のり。

長野県 岐阜県 / 飛騨山脈南部

涸沢岳 標高 3,110m

 穂高連峰の主な岩峰は、涸沢カールを中心に半円を描いている。テント場から見上げるとひときわ目をひくのが北の肩に鋭い三角錐の涸沢槍を従えた涸沢岳である。南に前穂高岳と奥穂高岳、北にクライマーのハイマート、北穂高岳と、すばらしい山々がそびえているが、姿のよさでは涸沢岳がまとまっている。  ひん岩(ひんがん、ひんは「王」偏に「分」の字)の筋肉質の岩峰で、北穂高岳側は険しい岩壁となり、縦走路としては一級の悪さだ。  南の鞍部は白出(しらだし)沢の突き上げる白出乗越。歴史の古い穂高岳山荘が、風力発電、太陽光発電など最新のシステムを駆使して建っている。山頂から西に張り出している西尾根は冬期コースとなり、北穂高岳・滝谷の眺めがすごい。  上高地から涸沢、ザイテングラート経由で所要8時間30分。涸沢の中腹には、近代登山史に残る涸沢の岩小屋がある。新穂高温泉からは白出沢経由で所要9時間30分。

ユーザーの登山記録から

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