尾瀬ヶ原ではワタスゲが見頃ですが、そろそろヒオウギアヤメやカキツバタなどの季節に移行しつつあります
天気・気温
山と周辺の状況
山ノ鼻では朝まで小雨が降り、
ワタスゲ
ワタスゲ
の果穂はしっとり濡れて少し小さく見えましたが、お昼からは少しづつ晴れ間も見えて、
ワタスゲ
ワタスゲ
も元気に揺れていました。
植物たちは毎日忙しそうに花を咲かせ、来年のために種をつけています。尾瀬ヶ原では、植物の見ごろは今は
ワタスゲ
ワタスゲ
ですが、そろそろ
ヒオウギアヤメ
ヒオウギアヤメ
やカキツバタなどの季節に移行しつつあります。また、
レンゲツツジ
レンゲツツジ
も満開となっています。
植物研究見本園では
コバイケイソウ
コバイケイソウ
をあちらこちらで見ることができます。この植物は凶作と豊作の年があるのですが、今年は豊作らしく、研究見本園以外でもたくさん見ることができます。
この植物が豊作だと、夏が冷夏になるといううわさのある植物ですが、今年の夏は寒い、ということになるのでしょうか。
最後に
ニッコウキスゲ
ゼンテイカ
ですが、7月に開花する
ニッコウキスゲ
ゼンテイカ
は蕾のものがほとんどです。ただ、すでに開花した気の早い
ニッコウキスゲ
ゼンテイカ
もあります。今年はもしかすると
ニッコウキスゲ
ゼンテイカ
と
ヒオウギアヤメ
ヒオウギアヤメ
・カキツバタが同じ時期に見ごろを迎える、ということもあるかもしれません。
登山道の状況
鳩待峠~山ノ鼻間、および尾瀬ヶ原に、とくに問題箇所はありません。
湿原や周辺の登山道・遊歩道で、異常箇所は特にありません。
★至仏山登山について
至仏山は残雪期の植生保護のため、5月7日(月)~6月30日(土)まで登山道を閉鎖します。残雪状況で前後する可能性があります。なお、解除後も、雪渓を避けるために、指定された登山道から外れて植生の上を歩行することのないようにしてください。
例年通り、東面登山道(山ノ鼻~至仏山頂) は「上り」専用 (山ノ鼻~森林限界は除く)となります。
登山装備
尾瀬は高山ですので平地に比べて天候によっては気温がぐっと低くなります。上着などの防寒具や雨具を必ず準備して下さい。
また、場所によっては雪に対する装備が必要となります。
お知らせ
★「尾瀬子どもサミット」の参加者を募集します!
尾瀬に関わりの深い新潟県・福島県・群馬県では、小中学生を対象にした三県交流事業「尾瀬子どもサミット」を毎年、夏に開催しており、今年も参加者を募集しています。
尾瀬の貴重な動植物の観察や自然保護のための施設の見学、参加者同士の意見交換や交流などを通じて、自然・環境について学ぶとともに、次代を担う三県の子どもたちの交流を深めます。以下をご確認ください。
https://www.oze-fnd.or.jp/archives/84082/
昨年の今頃の様子は?
山ノ鼻ビジターセンターは5月16日に開所予定。鳩待峠への道路の冬期閉鎖解除は4/21(金)より2023.04.19
5月16日に山ノ鼻ビジターセンターは開所。ミズバショウが咲き始めています2023.05.17
山の鼻ビジターセンター周辺の過去の様子
山の鼻ビジターセンター
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