北八ヶ岳 | 北横岳ヒュッテ

ヒュッテ付近ではイワカガミやミツバオウレンの花が見頃を迎えました。オサバグサも蕾を付け始め来週には咲き始めそうです。

満開のイワカガミ(2018.06.14 北横岳ヒュッテ)
満開のイワカガミ(2018.06.14 北横岳ヒュッテ)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

天気・気温

06/14(木) 北横岳ヒュッテ(標高2400m)
最近の気温は、最低が1℃~7℃、最高は7℃~16℃です。
松本市の天気予報
明日
晴のち曇
29℃
8℃
明後日
曇のち晴
23℃
13℃
日本気象協会提供 2024年4月25日 18:00発表
甲府市の天気予報
明日
晴のち曇
30℃
13℃
明後日
曇一時雨
24℃
16℃
日本気象協会提供 2024年4月25日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

ヒュッテ付近では イワカガミ イワカガミ ミツバオウレン ミツバオウレン の花が見頃を迎えました。オサバグサも蕾を付け始め来週には咲き始めそうです。
足元の苔は瑞々しく鮮やかで、七ツ池ではミネカエデの若葉が水際をやわらかな緑色で彩って、初夏ならではの美しさを魅せてくれるようになったのです。
梅雨の時期なので雨を嫌って山から遠ざかる方も多いかと思いますが、森林の山は雨ならではの落ち着きのある風情を楽しむことができます。
雨の山ならではの厳しさや難しさもあるので、すべての方が雨の降る中を歩いて楽しめるわけではありません。それでも登山経験を積み上げる目的で雨の山を経験しておくことは大切です。
「雨が降ったら歩けない」という情けない登山者にはならないよう、また悪天候の山を知らないまま難しい山には挑まないようにしていただきたいと思います。

登山道の状況

登山道の氷雪はほぼ消えました。
竜源橋から天祥寺原の登山道は笹が生い茂り不明瞭となっているのでご注意ください。

登山道の状況が変化しやすい時期です。
山の最新情報や装備についての問い合わせは現地電話(090-3140-9702)へお尋ねください。

登山装備

日帰り登山の方でも登山で必要な最低限の装備を必ず携行してください。(装備不足は命が危険に晒されることになります)
万が一の時に備えての装備だけでなく、経験や知識等が必要となるので、初心者だけでの登山は控えるようにお願いします。
個人個人の登山能力や装備等が山の状況にそぐわない場合や体調が優れない時などは、登山計画の変更あるいは中止するなど柔軟に対応してください。

注意点

北横岳が活火山であることに留意されますようお願いいたします。尚、北横岳には噴火に備えてのシェルターやヘルメット等の配備はありません。
山の状況に対して装備不足と思える登山者が目に付きます。特に初心者を連れて来られる方は、必ず装備や力量の確認をしてから入山してください。
登山道の状況が変化しやすい時期です。思いのほか歩行時間がかかることがあるので行程計画は無理のないものにしてください。
夕方以降に大怪我等をされても救助活動は翌朝となります。暗くなってからの行動は昼間よりも危険となるので夕方以降は各自の能力範囲内で行動してください。
疲労や道標の見落とし等により行程計画に対し大幅に遅れてしまうことがあります。
最終目的地には15時までに到着できるような計画であることや、トラブル等へ対処するための予備時間を行程計画に入れ込むことをすすめます。

お知らせ

現在満室となっている日はありません。
6月中の月曜日から木曜日は休館することになりました。
宿泊予約の無い日は閉館しているのでご注意ください。
定員制と予約人数に合わせて食材を買出しして背負い上げているので、宿泊される方は必ず予約してからお越しください。

宿泊を希望される方は「宿泊の方へ」のページも必ずお読みください。
http://kitayoko.fine.to/information

北横岳ヒュッテでは昼食の提供をしていません。
また不定休となっているので休憩利用ができないことがあります。
救助要請や非常事態の場合を除き、15時半から翌朝8時までは宿泊者以外の立ち入りをお断りしています。

北八ヶ岳・北横岳ヒュッテ
http://kitayoko.fine.to/

昨年の今頃の様子は?

例年に比べて半月ほど早く雪解けが進んでいます2023.04.18

山の上にも花の季節が訪れました2023.05.17

北横岳ヒュッテ周辺の過去の様子

  • ロープウェイからの蓼科山
  • 夕映えの縞枯山の樹氷林
  • 暮れゆく三ッ岳
  • 山麓から見上げる北横岳
  • 坪庭から望む新雪の北横岳
  • カラマツ黄葉の山麓と南アルプス

北横岳ヒュッテ

現地連絡先:
090-3140-9702
電話番号:
090-7710-2889
連絡先住所:
長野県茅野市塚原2-17-26

地図で見る
http://kitayoko.fine.to/

施設の詳細を見る

関連する山

長野県 / 霧ヶ峰・八ヶ岳

蓼科山 標高 2,531m

 八ヶ岳連峰の最北端、長野県茅野市と同北佐久郡立科町との境に位置する蓼科山は、コニーデ型の山容をした信州きっての名山のひとつで、諏訪富士とも呼ばれている。また、高井山、飯盛山(いいもりやま)、黒斑山、女ノ神山などの別称もある。山頂は岩石累々とした偏平な噴火口跡で、中央に蓼科神社奥宮の石祠がある。  山頂からの展望は、八ヶ岳連峰をはじめ浅間山、霧ガ峰、美ガ原、北アルプスなど360度である。ツガやシラビソなどの山腹には、縞枯現象も見られ、北麓の湿原帯、御泉水(ごせんすい)周辺には、レンゲツツジ、コバイケイソウ、マツムシソウなどが咲き乱れる。  親湯(しんゆ)から女神茶屋経由4時間、蓼科山7合目から2時間強、大河原峠から2時間弱の行程で山頂に達する。  天祥寺原を流れる滝ノ湯沢からは、縄文時代の生活遺物が発見されており、太古への夢をかき立てられる所である。

長野県 / 霧ヶ峰

横岳 標高 2,480m

 天祥寺原を挟んで蓼科山と対峙する北八ヶ岳の横岳は、主脈の横岳と区別するために「北横岳」と呼ばれている。長野県茅野市と同南佐久郡佐久町(現・佐久穂町)の境に位置し、根張りのある堂々とした山容をもっている。山頂は二峰に分かれ、2480mの北峰には脩那羅大天武(しよならだいてんむ)が祭られ、南峰には2473mの三等三角点がある。  眺望は南峰が優れており、八ヶ岳主脈の山々が直線的に重なり合い、諏訪側に長く引いた裾野の広がりも見事である。はるかに北アルプスの連山も望見できる。  山頂部にはハイマツ、シャクナゲ、シラビソなどが多く、東面にある三ツ岳への岩海のルートには、シャクナゲをはじめコケモモやシラタマノキなどが見られる。  坪庭から1時間強、親湯から亀甲池経由4時間30分、大河原峠から双子池を経て3時間30分の行程である。

長野県 / 八ヶ岳

縞枯山 標高 2,403m

 茶臼山と雨池峠の間にある縞枯山は、ほぼ東西500mにわたる頂上部をもち、シラビソやコメツガの森に覆われている。これらの樹林が立ち枯れたものが、数段の白い横縞をつくっているところから山名が生まれた。縞枯現象は風、降雨、日射などの自然現象によるもので、100年から300年の周期で世代の交代を繰り返すものといわれている。この現象は蓼科山や北横岳の西面、茶臼山などにも分布していて、縞枯帯の中へ入ってみると、枯れた樹幹の根元に緑の幼木が育っていることが分かる。茶臼山の山頂から西へ入った露岩の展望台は、縞枯山の縞枯現象の大要を観察するのにもってこいの場所である。  長野県茅野市と同南佐久郡八千穂村(現・佐久穂町)の境に位置し、山頂の東端にある展望台に立つと、天狗岳や麦草峠付近のパノラマが展開する。  近くには岩石累々とした坪庭、神秘なムードに包まれた雨池、茶臼山の南には麦草峠の草原がある。縞枯山と茶臼山の諏訪側には、国有林監視用の歩道があって、坪庭下から五辻を経て冷山歩道へつながっており、南八ヶ岳の山々を遠望することができる。  麦草峠から2時間弱、坪庭(ピラタスロープウェイ山頂駅)から1時間の行程だ。

ユーザーの登山記録から

周辺の山岳最新情報