甲斐駒ヶ岳 | 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋

北沢峠~広河原方面&戸台方面の林道バスが運行再開。JR小淵沢駅からのタクシー+宿泊予約セットプランあり。

緑が眩しい五合目上の岩場にて。黒戸尾根らしい趣きある風景です。(2018.07.15 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋)
緑が眩しい五合目上の岩場にて。黒戸尾根らしい趣きある風景です。(2018.07.15 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋)
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山と周辺の状況

●大雨による運休から復旧しました。
【北沢峠~広河原】線
7/8(日)の広河原12:30発~北沢峠便、北沢峠13:30発~広河原便より運行再開されます。
その他詳しい時刻表については、山梨交通HPにてご確認ください。
http://yamanashikotsu.co.jp/

【北沢峠~戸台】線
7/8(日)始発便より運行再開しています。
詳しい時刻表については、伊那市HPてご確認ください。
http://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html

●タクシー+宿泊予約のセットプラン
7月より、JR小淵沢駅~登山口(尾白川渓谷駐車場)までのアクセスと、七丈小屋の宿泊予約をセットにした「タクシー付き宿泊プラン」の受付をスタート。
オンラインフォームからお申し込みください。
・タクシー JR小淵沢~尾白川渓谷駐車場まで
・費用 税込み11800円。七丈小屋1泊2食付き+タクシー料金
※一人で申し込こんでもOK。(たとえ他にお客さまがいらっしゃらなくても催行)
※マイカー利用でないとちょっと遠いイメージだった登山口までを、スムーズにお繋ぎいたします。
駅前でのタクシー待ちもなく、お得にお泊りいただけるプランです!

登山道の状況

●黒戸尾根
7/6のスタッフが入山した時の情報です。
尾白川渓谷は大増水。
黒戸尾根登山は、七丈小屋までは全く被害なし。
登山道に倒れそうだった2本の大木も、先週のうちにすべて撤去作業終了済

※雨後は地盤が緩み、浮石になってしまっていたり落石の危険性がいつもよりも高くなります。
また腐った木や枝が折れやすい状況になることもあります。

●伊那側、山梨側からのアクセスについて
・北沢峠への林道バスが運行スタートとなりました。
長野県伊那市方面からの路線については伊那市HPをご参照ください。
http://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html

・山梨県側からの乗り入れは6/22(金)からスタート
詳しい時刻表については山梨交通HPをご確認ください。
http://yamanashikotsu.co.jp/
※黒戸尾根〜甲斐駒ヶ岳〜北沢峠方面への縦走を計画中の方は、ぜひご参考ください。

・黒戸尾根登山口までのアクセスについて
https://www.kaikoma.info/access

登山装備

登山装備が必要です。防寒具、雨具は必携。
気温上がり十分な飲料水の携行を。
強い日差し対策の帽子やサングラス
虫除け対策

注意点

●注意事項
<脱水症対策>
黒戸尾根上は七丈小屋以外に水場はありません。
水分はしっかり持参いただき、休憩ごとのこまめな補給をこころがけください。

<日焼け対策>
特に山頂付近の岩稜帯は直射日光に加え照り返しもきついです。
日焼け止め、帽子やサングラスなども忘れずに。

<虫除け対策>
アブ・ブヨ・蚊などが増えてくる時期です。
虫刺されに弱い方は特に十分な対策でお出かけください。

●周辺交通機関(ヤマケイオンライン付加情報)
・南アルプス林道バス 戸台口~北沢峠
http://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html

・南アルプス市営バス 広河原~北沢峠
https://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/docs/4034.html

・南アルプス登山バ 甲府駅・芦安~広河原線
http://yamanashikotsu.co.jp/noriai/hirogawara/2018hirogawara.htm

お知らせ

●​甲斐駒ヶ岳七丈小屋
https://www.kaikoma.info/
予約と問い合わせ 090-3226-2967 ※電波不良時や作業中などの場合は、電話に出られないことがあります。
・宿泊は予約制です。
山の状況が許す限り、いつでもご利用いただけるよう準備をして、皆さまのお越しをお待ちしております。

・山梨県内のこだわりのお酒やドリンクを多数用意。
・七丈小屋オリジナルステッカーの販売。
・お土産に大好評の手ぬぐいに、黒戸尾根の二本剣をモチーフにした素敵なデザインが仲間入りしました!!!
 デザインは、七丈小屋ステッカーも作成してくださった作家の後藤郁子さん。https://ikuko0418.wixsite.com/gochinn

●小屋の入り口について
・七丈小屋受付は、三角屋根の七丈第一小屋から約10m先です。
ご宿泊、テント泊の方は受付を済ませてください。
受付口にはチャイムボタンがあります。スタッフが受付のご案内をします。

小屋泊の方は、予約状況によって、第一小屋、第二小屋のどちらかのお部屋となります。
七丈第二小屋は第一小屋から約50m先にあります。

・テント泊の方も第1小屋受付口にて一旦お声掛け下さい。
サイトはさらに約200m登山道の先です。

昨年の今頃の様子は?

厳冬期過ぎても独特の技術的難しい時期。日曜以降の状況変化は特に注意。体力+技術+装備を整えて2023.03.16

今週末は雨でも雪でもどちらにしても難しいコンディションになりそうです2023.03.24

凍結、積雪あり。下山時要注意。冬山営業は5/28迄。5/29~夏山営業(宿泊要予約、夏山受付4/1~)2023.03.30

小屋より上は雪あり慎重に。冬山営業5/28迄。5/29~夏山営業(宿泊要予約、受付4/7の13時~)2023.04.07

明日は雨予報。雨後も万全の装備で。冬山営業5/28迄。5/29~夏山営業(宿泊要予約、受付中)2023.04.14

小屋から上はピッケル&アイゼン必要。5/28迄冬山営業。以降は夏山営業(宿泊要予約、受付中)2023.04.21

小屋から上はピッケル&アイゼン必要。雪質変化あり確実なアイゼンワークで一歩一歩、慎重に2023.04.27

甲斐駒ヶ岳 七丈小屋周辺の過去の様子

  • 夜半から強風。今朝は晴れて厳しい冷え込みとなりました。不安定な天気です
  • 強い西風が吹いていますが晴天が続いてまいす
  • 山頂へ続く道 強い西風で雪質は締まってきました
  • 周辺の様子
  • 積雪
  • 小屋前の様子 昨日の降雪が今朝は湿雪に変わりました
  • 小屋前の様子
  • 注意喚起の看板を設置しました
  • 晴天
  • 五合目まで道の様子。積雪量概ね脛ぐらいですが、部分的に膝上になる箇所もあります。鎖場、ハシゴのある核心部は除雪しました。
  • 五合目まで道の様子 通常のコースタイムよりも時間がかかることを想定し、余裕をもった計画で
  • 麓に雲海が広がり今朝の北アルプスはとても際立って見えました。

甲斐駒ヶ岳 七丈小屋

現地連絡先:
090-3226-2967
電話番号:
090-3226-2967
連絡先住所:
山梨県北杜市須田町若神子新町1205-25

地図で見る
https://www.kaikoma.info

施設の詳細を見る

関連する山

山梨県 / 赤石山脈北部

甲斐駒ヶ岳 標高 2,966m

 全国に駒ヶ岳を名のる山は20座を超えているという。その中で最も高いのが甲斐駒ヶ岳である。作家の宇野浩二は、『山恋ひ』の中で、「山の団十郎」と絶賛した。ふもとから仰いだその山姿は、正にその名に価する高貴な山容をもって迫ってくる。  太古、武御雷命(たけみかずちのみこと)が生んだ天津速駒(あまつはやこま)という白馬がいた。羽があって空中を飛んでおり、夜になると、甲斐駒ヶ岳の頂上で眠ったとのこと。これが命名の由来といわれている。  また、天平3年(731)には、甲斐国から朝廷に、身が黒色、尾が白い馬が献じられた。その馬に乗って聖徳太子が甲斐駒ヶ岳を往復したとか。ふもとを巡る川は、それにちなんで尾白(おじら)川と呼ぶ、などの伝説も残っている。  それはともかく、かつては駒ヶ岳講の名において、白装束の講中登山の山であった。開山したのは、信州・諏訪の小尾権三郎(弘幡行者)で、文化13年(1816)6月15日、20歳のときであった。しかし、文化11年編『甲斐国志』には、すでに「山頂巌窟ノ中ニ駒形権現ヲ安置セル所アリ」と記しているので、その真偽のほどは分からない。  登拝路のメインルートであった黒戸尾根上に残る、おびただしい信仰のモニュメントの数々を目にすると、そんな歴史上の小さな矛盾は消し飛んでいくような気がする。  かつては、白崩山の異称さえあった、真っ白な花崗岩とハイマツの緑に覆われた山頂からの眺めは、さすがに一等三角点の本点だけのことはある。この三角点のやぐら(覘標(てんびよう))は明治24年7月10日に建てられ、同年7月14日に標石を埋めた。同年9月12日から25日まで観測が行われている。南アルプス三大急登の1つに数えられる黒戸尾根を、重さ90kgもある標石を担ぎ上げた先人の苦労には頭が下がる。  甲斐駒ヶ岳は、伊那の人たちは東駒ヶ岳と呼んでいる。目と鼻の先に見える山に、他国の名を冠するほど人間はお人好しではない。  さて、甲斐駒ヶ岳を巡ってたくさんの花崗岩の岩壁がある。この一帯に集中的に挑みルートを開拓していったのは、主として東京白稜会のメンバーであった。1949年から1970年にかけてのパイオニア・ワークは、一頭地抜きん出ている。この会の代表であった、恩田善雄氏の「甲斐駒ヶ岳―わたしの覚書き」は、甲斐駒周辺の地誌、登攀記録、山名の由来、伝説などを網羅したものである(未刊行)。  登山コースは尾白川渓谷から黒戸尾根経由で山頂まで9時間。南西の北沢峠からは双児山、駒津峰を越えて約4時間の登りで山頂へ。

山梨県 長野県 / 赤石山脈北部

駒津峰 標高 2,752m

山梨県 長野県 / 赤石山脈北部

双児山 標高 2,649m

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