甲斐駒ヶ岳 | 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋

台風通過後の黒戸尾根は通行可ですが、倒木、落石、浮石に注意。天候は台風の影響あり。公共交通機関は事前に運行確認を。

【緊急情報!】熊・ハチに厳重注意!尾白川渓谷登山口の吊橋から20分ほど登った所にある木に、ニホンミツバチが営巣しそれを狙って熊が出没。手当してありますが厳重注意です。(2018.08.25 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋)
【緊急情報!】熊・ハチに厳重注意!尾白川渓谷登山口の吊橋から20分ほど登った所にある木に、ニホンミツバチが営巣しそれを狙って熊が出没。手当してありますが厳重注意です。(2018.08.25 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋)
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天気・気温

08/24(金) 07:00の気温9℃

山と周辺の状況

・今日の天気の様子
台風20号の影響で、甲斐駒ヶ岳でも風雨ともに強い夜を過ごしました。
昨日と今日はご予約のお客様は全てキャンセルとなり、登山者もなく静かな時間が流れています。

登山道の状況

●黒戸尾根
本日もまだ山は台風モード。
風は弱くなりましたが、時折激しい雨が降っています。
本日スタッフが入山いたしましたが、七丈小屋までの黒戸尾根登山道は、問題なく通行できます。
しかしまだ山の上は、本日も台風の影響が残っております。雨も依然として降り続いています。

週末の登山は台風の後であることを念頭に、倒木や落石、浮石などにいつも以上に気をつけてお出かけ下さい。

●アクセスの最新の情報は以下でご確認ください。
・山梨県県営林道通行規制情報
 http://www.pref.yamanashi.jp/rindoujyouhou/kisei.php?id=4
・山梨交通バスHP
 http://yamanashikotsu.co.jp/
・伊那市林道バス
 http://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html

●【お願い】マイカーで尾白川渓谷駐車場をご利用の皆様
夏シーズンは尾白川渓谷駐車場が満車になることがあります。
ぜひ乗り合わせにご協力をお願いいたします。
また警備員の指示にもご協力ください。
山中にてお泊まりの場合は、大変恐れ入りますが、砂利の駐車スペースへの駐車にご協力ください。
舗装スペースは登山口やトイレにも近く便利ではありますが、車の出入りが激しいため、車同士の接触などのリスクが高くなります。
可能な範囲で結構ですので、ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

登山装備

登山装備が必要です。防寒具、雨具は必携。
気温上がり十分な飲料水の携行を。
強い日差し対策の帽子やサングラス
これから一日の気温差が大きくなって来る時期です。飲料水、衣類含め、万全の準備でおでかけください。

注意点

●注意事項
<脱水症対策>
黒戸尾根上は七丈小屋以外に水場はありません。
水分はしっかり持参いただき、休憩ごとのこまめな補給をこころがけください。

<日焼け対策>
特に山頂付近の岩稜帯は直射日光に加え照り返しもきついです。
日焼け止め、帽子やサングラスなども忘れずに。

<虫除け対策>
アブ・ブヨ・蚊などが増えてくる時期です。
虫刺されに弱い方は特に十分な対策でお出かけください。

●「乗り合いタクシー付き七丈小屋ご宿泊予約」
タクシー付きプラン https://www.kaikoma.info/taxi
・お一人様より催行!
・小淵沢駅→登山口(片道) の乗合タクシー付き! 七丈小屋 ご宿泊プラン
 ¥11,800(税込・1泊2食付)
・期間:平成30年7月15日~11月3日の毎日
※ご不明な点は七丈小屋までお電話にてお問い合わせください。
皆さまのご利用、心よりお待ちしております!

●周辺交通機関(ヤマケイオンライン付加情報)
・南アルプス林道バス 戸台口~北沢峠
http://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html

・南アルプス市営バス 広河原~北沢峠
https://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/docs/4034.html

・南アルプス登山バ 甲府駅・芦安~広河原線
http://yamanashikotsu.co.jp/noriai/hirogawara/2018hirogawara.htm

お知らせ

●​甲斐駒ヶ岳七丈小屋
https://www.kaikoma.info/
予約と問い合わせ 090-3226-2967 ※電波不良時や作業中などの場合は、電話に出られないことがあります。
・宿泊は予約制です。
山の状況が許す限り、いつでもご利用いただけるよう準備をして、皆さまのお越しをお待ちしております。

●小屋の入り口について
・七丈小屋受付は、三角屋根の七丈第一小屋から約10m先です。
ご宿泊、テント泊の方は受付を済ませてください。
受付口にはチャイムボタンがあります。スタッフが受付のご案内をします。

小屋泊の方は、予約状況によって、第一小屋、第二小屋のどちらかのお部屋となります。
七丈第二小屋は第一小屋から約50m先にあります。

・テント泊の方も第1小屋受付口にて一旦お声掛け下さい。
サイトはさらに約200m登山道の先です。

●小屋主 花谷泰広 Twitter 小屋主の声や最新情報もあります
https://twitter.com/hana1976
(ヤマケイオンライン付加情報)
※8/6 昨日の出来事。心がざわついている。
※7/21 小屋の予約に関するつぶやき

昨年の今頃の様子は?

明日は雨予報。雨後も万全の装備で。冬山営業5/28迄。5/29~夏山営業(宿泊要予約、受付中)2023.04.14

小屋から上はピッケル&アイゼン必要。5/28迄冬山営業。以降は夏山営業(宿泊要予約、受付中)2023.04.21

小屋から上はピッケル&アイゼン必要。雪質変化あり確実なアイゼンワークで一歩一歩、慎重に2023.04.27

昨朝0℃。まだ残雪凍結あり万全の雪山装備(アイゼン、ピッケル)で。状況に応じ着脱など臨機応変に2023.05.10

今朝5℃。一部まだ雪があり心配な方はアイゼンの用意を。小屋付近でサクラ開花。山麓は新緑2023.05.19

まだ氷点下の日あり。残雪箇所あり滑り止めの用意を。イワカガミが咲き始め、クモイコザクラも開花。2023.05.25

甲斐駒ヶ岳 七丈小屋周辺の過去の様子

  • 小屋から上の残雪はまだまだ豊富
  • 八合目と九合目の間にあるルンゼは、一部氷化した雪の急斜面となっており、滑落の危険あり。ピッケル、前爪有りのアイゼンは必須
  • 眼下には雲海。寒暖差によって登山道のコンディションはとても難しいくなる時期。万全の装備で
  • 小屋の前の雪も少しずつ溶けていますが、固く滑りやすくなっています。
  • 小屋付近の様子
  • 夜半から強風。今朝は晴れて厳しい冷え込みとなりました。不安定な天気です
  • 強い西風が吹いていますが晴天が続いてまいす
  • 山頂へ続く道 強い西風で雪質は締まってきました
  • 周辺の様子
  • 積雪
  • 小屋前の様子 昨日の降雪が今朝は湿雪に変わりました
  • 小屋前の様子

甲斐駒ヶ岳 七丈小屋

現地連絡先:
090-3226-2967
電話番号:
090-3226-2967
連絡先住所:
山梨県北杜市須田町若神子新町1205-25

地図で見る
https://www.kaikoma.info

施設の詳細を見る

関連する山

山梨県 / 赤石山脈北部

甲斐駒ヶ岳 標高 2,966m

 全国に駒ヶ岳を名のる山は20座を超えているという。その中で最も高いのが甲斐駒ヶ岳である。作家の宇野浩二は、『山恋ひ』の中で、「山の団十郎」と絶賛した。ふもとから仰いだその山姿は、正にその名に価する高貴な山容をもって迫ってくる。  太古、武御雷命(たけみかずちのみこと)が生んだ天津速駒(あまつはやこま)という白馬がいた。羽があって空中を飛んでおり、夜になると、甲斐駒ヶ岳の頂上で眠ったとのこと。これが命名の由来といわれている。  また、天平3年(731)には、甲斐国から朝廷に、身が黒色、尾が白い馬が献じられた。その馬に乗って聖徳太子が甲斐駒ヶ岳を往復したとか。ふもとを巡る川は、それにちなんで尾白(おじら)川と呼ぶ、などの伝説も残っている。  それはともかく、かつては駒ヶ岳講の名において、白装束の講中登山の山であった。開山したのは、信州・諏訪の小尾権三郎(弘幡行者)で、文化13年(1816)6月15日、20歳のときであった。しかし、文化11年編『甲斐国志』には、すでに「山頂巌窟ノ中ニ駒形権現ヲ安置セル所アリ」と記しているので、その真偽のほどは分からない。  登拝路のメインルートであった黒戸尾根上に残る、おびただしい信仰のモニュメントの数々を目にすると、そんな歴史上の小さな矛盾は消し飛んでいくような気がする。  かつては、白崩山の異称さえあった、真っ白な花崗岩とハイマツの緑に覆われた山頂からの眺めは、さすがに一等三角点の本点だけのことはある。この三角点のやぐら(覘標(てんびよう))は明治24年7月10日に建てられ、同年7月14日に標石を埋めた。同年9月12日から25日まで観測が行われている。南アルプス三大急登の1つに数えられる黒戸尾根を、重さ90kgもある標石を担ぎ上げた先人の苦労には頭が下がる。  甲斐駒ヶ岳は、伊那の人たちは東駒ヶ岳と呼んでいる。目と鼻の先に見える山に、他国の名を冠するほど人間はお人好しではない。  さて、甲斐駒ヶ岳を巡ってたくさんの花崗岩の岩壁がある。この一帯に集中的に挑みルートを開拓していったのは、主として東京白稜会のメンバーであった。1949年から1970年にかけてのパイオニア・ワークは、一頭地抜きん出ている。この会の代表であった、恩田善雄氏の「甲斐駒ヶ岳―わたしの覚書き」は、甲斐駒周辺の地誌、登攀記録、山名の由来、伝説などを網羅したものである(未刊行)。  登山コースは尾白川渓谷から黒戸尾根経由で山頂まで9時間。南西の北沢峠からは双児山、駒津峰を越えて約4時間の登りで山頂へ。

山梨県 長野県 / 赤石山脈北部

駒津峰 標高 2,752m

山梨県 長野県 / 赤石山脈北部

双児山 標高 2,649m

赤石山脈北部周辺の山です。

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