火打・妙高山 | 高谷池ヒュッテ

久々に晴れて白馬岳が見えてきました。ナナカマド少し色づき秋が進んでいます。防寒具雨具に油断なく低体温に注意。

美しく色づいた高谷池(2018.09.28 高谷池ヒュッテ )
美しく色づいた高谷池(2018.09.28 高谷池ヒュッテ )
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天気・気温

09/11(火) 朝 小雨 昼前晴れ 気温9℃
長野市の天気予報
明日
20℃
7℃
明後日
20℃
6℃
日本気象協会提供 2024年3月29日 0:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

3日ほど雨が続きました。
今朝もパラパラと雨が降りましたが、10時半ころには晴れとなりました。気温9℃と寒いです。
晴れてきて展望がよくなりました。
白馬岳が徐々に見えてきています。
もっと視界が開けると小屋から後立山連峰を見渡すことができます。

気温低下し、室内でもスタッフはフリースやダウンを着用することが多くなりました。
周囲もすっかり秋となり、草紅葉が進んでいます。
イワイチョウ イワイチョウ の黄色は、夏に雨が少なった影響でしょうかイマイチです。
ナナカマド ナナカマド の葉のうちで木早い部分が少しだけオレンジ色になってきています。
例年より早い色づきです。紅葉も早いかもしれません。
本格的紅葉は秋分の日三連休あたりではないかと予想しています。
9月後半になると雪が降ってもおかしくありません。装備の油断は禁物です。

登山道の状況

台風21号で発生した倒木は整備が終わっています。主ルートに通行止めはありません。
雨後は足元に注意してください。

【ヤマケイオンライン付加情報】
●県道妙高高原公園線【笹ヶ峰】通行規制のお知らせ
・片側交互通行 4月28日(土)~11月16日(金) 時間08:00~17:00
・夜間全面通行止 5月7日(月)~11月15日(木)の月~土曜日まで毎日
 時間20:00~翌日5:00
※上記時間内の24:15~24:45の間は一時開放。
ただし、8月16日(木)以降は舗装工事の為、夜間の一時開放なし。        
※規制は月~土曜日となり、日曜日の朝5:00~月曜日の朝8:00までは通行可。
※8月10日(金)17:00~8月16日(木)朝8:00の間は、昼間(8:00~17:00)は片側交互通行。その他の時間(17:00~翌朝8:00)は通行可。   
詳細はこちら
http://www.myoko.tv/news/5178.html

●林道妙高小谷線の通行止めについて 9月6日現在
台風21号の影響により、長野県小谷村地内で落石・倒木が発生した為、乙見隧道から小谷村側が現在、通行止めとなっています。復旧は9月15日(土)ごろの予定
詳しくはこちら
http://www.myoko.tv/news/2842.html

登山装備

3000m級の秋山登山装備が基本。
防寒具、雨具は必携 荷物の防水も忘れずに。
靴は防水性の高いものが必要です。
行動中に体温調節ができるワードローブや、汗を掻いても体を冷やさないウェアが必要です。

注意点

●日没早くなっています。小屋到着は15時を目標に。早出早着の原則で安全登山でお願いします。

●携帯電話通話状況
笹ヶ峰登山口はauの携帯電話開通しました。笹ヶ峰キャンプ場付近、笹ヶ峰グリーンハウス付近、笹ヶ峰牧場付近で使えます。
現在のところ笹ヶ峰登山口で使用できる携帯電話は 「NTT docomo」と「au」です。
ヒュッテではauが入ります。

●<参考になるサイト>ヤマケイオンライン付加情報
・妙高市観光協会 Facebook
https://www.facebook.com/myoko2.tv/

・笹ヶ峰直行バス
http://keinanbus.com/detail.php?id=33

●<環境省から:妙高山・火打山を登山される方へのお願い>ヤマケイオンライン付加情報

環境省および妙高市では、妙高山・火打山の美しい自然を保全し、次の世代に継承していくため、自然環境保全にかかる500円の協力金を、登山者の方に任意でお願いする社会実験を、下記期間・3箇所の登山口にて行います。
収受金は、登山道の維持管理およびライチョウの生態調査・保全活動に使われます。ご協力をお願いします。

実施期間:2018年(平成30年)10月1日(月)~10月21日(日)
※天候等の事情によって変更の可能性あり
実施時間:5:00~17:00
※実施場所の状況によって変更の可能性あり
実施場所:3箇所の登山口(笹ヶ峰、燕温泉、新赤倉登山口)
受付方法:係員による収受(一部、募金箱による)
協力金額:一人1回 500円 ※協力金の納入で協力証をお渡し
環境省の報道はこちらです
http://www.env.go.jp/press/105915.html

お問い合わせ
妙高高原自然保護官事務所 TEL0255-86-2441
環境省自然環境局国立公園課 TEL03-5521-8277
妙高市環境生活課 TEL0255-74-0033

関連するYOLのニュースはこちら
https://www.yamakei-online.com/journal/detail.php?id=4940

お知らせ

●高谷池ヒュッテ
・ヒュッテの詳細は 妙高市高谷池ヒュッテ
http://www.city.myoko.niigata.jp/kouyaike/2287.html

・Facebook
https://www.facebook.com/%E9%AB%98%E8%B0%B7%E6%B1%A0%E3%83%92%E3%83%A5%E3%83%83%E3%83%86-232360843570257/

・予約は杉野沢観光協会WEBへ
http://www.suginosawa.com/koyaike_yoyaku/
・電話による受付時間  9:00 〜 17:00
(予約は電話申し込みが最優先されますのでご了承ください)
TEL 0255-86-6000
※FAXを送信しただけでは予約完了ではありません。係りからのご連絡をおまちください。
お急ぎの方は直接お電話くださいませ。

・工事中
ヒュツテ工事のため日中、うるさくなっています。

●定員が少なくなっています。
本年度は改装中の為、当分の間定員が25名となっております。
大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご協力をお願いいたします。
自炊室が使用不可となっておりますので、自炊の方は自炊用具一式をご持参ください。

なお本年増築工事を行い定員は大幅に増加予定です。
問い合わせは妙高市役所観光商工課まで

昨年の今頃の様子は?

2023年は4/29から営業(宿泊要予約)。予約受付中(WEB&電話)。妙高はスカイケーブルGW運休2023.04.18

高谷池ヒュッテ周辺の過去の様子

  • 初霜です。木道がとても滑りやすくなっています。足元に注意ください
  • まだまだ雪上のテント場  7月中旬にはぬかるみになるかも・・・
  • 標高1800m付近シラビソの森から雪の量が大幅に増加します。
  • 雪の重さに耐えていました。奥に見えるは白馬方面。
  • テントサイトは雪上です 
  • 今朝の高谷池ヒュッテ
  • 雪の階段から火打山
  • 過去の画像になりますが、富士見平を過ぎて、高谷池ヒュッテ
が小さく見え始めるトラバースは通行注意。冬山装備必携です
  • 今年は例年より残雪が多く、一定の登山装備と登山スキルが必要
  • 今朝の火打山
  • 今期小屋閉めいたしましたので御礼を兼ね、小屋閉めのご報告をさせていただきます。
  • 完全に雪山となりました。黒沢橋で積雪20センチ。くれぐも雪山装備でお越しください(要前爪アイゼン)

高谷池ヒュッテ

電話番号:
0255-72-0021
連絡先住所:
〒944-8686 新潟県妙高市栄町5-1

地図で見る
http://www.city.myoko.niigata.jp/kouyaike/2287.html

施設の詳細を見る

関連する山

新潟県 / 妙高山とその周辺

火打山 標高 2,462m

 妙高戸隠連山国立公園に属している「頸城三山」の最高峰である。活火山の焼山とコニーデ型の妙高山に挟まれているので、山名が示すように、かつては同系の火山と思われていたが、山体の基盤は新第3紀層の堆積岩と迸入したひん岩で、海生動物類の化石も発見されている。  江戸時代の『越後野志』に、「難波山の南、妙高山の北にて両山の中間に在り、数峰の嶮巌並び列れり、宛も燧石を並べ立つるが如し、故に名付くと云う」との記述がある。昭和30年代に山頂の三角点標石を立て替えた際に、鎌倉時代の作と見られる銅製の十一面観音懸仏が2体発掘されたというから、遠い昔には信仰登山が行われていたのであろう。  妙高山の賑わいに比べると登山者は少ないが、ヒュッテがある高谷池(こうやいけ)周辺の標高2000mを超える高層湿原は植生が多彩で、北アルプスの白馬岳周辺を除けば新潟県内で唯一のライチョウ生息地でもある。  笹ヶ峰の国民休暇村から富士見平経由の南面コース(笹ヶ峰から4時間30分で山頂)が一般に利用されているが、北東面の矢代川流域や、能生谷の渓谷遡行、積雪期のルート開拓などを地元の山岳会が行っている。

新潟県 長野県 / 妙高山とその周辺

雨飾山 標高 1,963m

妙高山群の西端に隆起する山で、北陸本線の糸魚川から大町に至る大糸線の根知(ねち)駅、中土駅から入山する。姫川沿いの街道から仰ぎ見る雨飾山は、海谷山塊の岩峰、駒ヶ岳を近景として、猫ノ耳と呼ばれる双耳峰を聳立させており、昔から「塩の道」を往来する旅人に親しまれてきた。山麓の住民は毎年5月5日に風祭りの登拝行事を続け、頂上の石祠に御神酒を捧げて風除け、豊作を祈願してきたといわれる。 登山の対象としては、昭和の初めごろから注目されてきたものの、雨飾温泉から薬師尾根道の伐開が昭和37年、小谷(おたり)温泉からの道は同44年、姫川温泉から横川林道経由の道が同52年と、一般の登山者に解放され、注目されだしたのは近年のことである。 山容は第3紀層を貫く閃緑ひん岩でドーム状を呈し、南面の布団菱と称する乳灰色の巨大な岩壁は壮観で、前沢奥壁とともにロッククライミングの対象とされている。 一般路は雨飾温泉、小谷温泉コースが、いずれも約4時間で登頂できる。また、昭和47年に雨飾温泉から海谷の鋸岳への登山道が新設され、同岳の南鞍部から雨飾山への巡回道もでき、登山者の関心を呼んでいる。 雨飾温泉へのアクセスは、糸魚川駅から登山タクシー「雨飾山登山タクシー(予約制)」が出ており、片道1000円(2019年現在)と利用しやすい。

新潟県 / 妙高山とその周辺

妙高山 標高 2,454m

 連聳する火打山と活火山の焼山を合わせて、「頸城三山」と称する山塊の代表といえよう。越後富士とも呼ばれる秀麗な山容と、赤倉、池ノ平、関、燕などの温泉群、そして山裾に展開する多くのスキー場が県内外の耳目を集めて、関東、関西方面の観光客にも知名度が高い。信越本線の妙高高原駅や関山駅から各温泉へバスの便がある。  古名を「越の中山」と呼び、「名香山」とも書かれたのが、仏典の須弥山に付会して「妙光」から「妙高」と改名され、信仰の山として開かれた。江戸時代の文献に「義経記に妙観音岳と書く、信越の境に在りて高山なり、峰に祀廟あり阿弥陀仏を安置す。木曽義仲の護念仏なりという。毎年六月二十三日に諸人登山して香花を奉る」とあり、現在も上越市周辺では講中をつくり、ナンボイサンと称する信仰登山が続けられている。  雄大な裾野の広がりは第4紀のコニーデ複式火山によるもので、外輪山の神奈山、三田原山、赤倉山に囲まれた中央火口丘の真山は「日本岩」が屹立する溶岩原で、約400mの距離がある平頂となっている。  登山コースは東面の燕、赤倉、池ノ平温泉や南西面の笹ヶ峰牧場からと多様で、各登山口から4~5時間で頂上に達するが、燕温泉から北地獄谷、天狗堂跡経由の道が多く利用され、富士登山と同じく、深夜からライトを頼りに登って、頂上でご来光を拝む登山者が多い。  かつては妙高山から大倉乗越を経て火打山、焼山へと縦走する人も多かったが、焼山が昭和49年の夏に爆発して3名の登山者が遭難した。以後も噴火の危険があるとして中腹以上の登山が禁止されている。したがって登山者に好まれた三山縦走はできなくなったが、火打山への縦走は可能である。  頂上には勝軍地蔵が祭られており、阿弥陀堂は強風で倒壊したのか、北地獄谷の岩壁のテラスに残骸を見たことがある。  外輪山の神奈山は、燕温泉に覆いかぶさるような大断崖を屹立させているが、東方の関温泉から幕ノ沢とハルイ沢の中間尾根に開かれた登山道があり、大倉谷を隔てた妙高真山の巨体を眺めながらの登高が楽しく、大倉新道を経てたどり着く黒沢池ヒュッテは、火打山と妙高山へ登る拠点となっている。  登山とは別に、山麓を巡るハイキング・コースも多いので、赤倉や池ノ平の温泉に浴して、シラカバ林の道をたどったり、国民休暇村のある笹ヶ峰牧場でのキャンプ生活は、自然の息吹きに包まれて、野鳥や植生観察を楽しめる。

ユーザーの登山記録から