雨が続き、センターの水不足が解消。稜線の紅葉が進んでいます。朝晩や悪天時は気温が低いです。防寒対策をしっかりと
天気・気温
山と周辺の状況
3連休は曇りと雨が続き、登山者は少なめでした。休日明けの今日も朝から雨が降っていましたが、今(午前8時ごろ)は上がり、一部青空も見えはじめました。
紅葉は、山頂付近の稜線の草紅葉が進んでいます。秋の気候に変化しているので、徐々に下へと紅葉が進むでしょう。
また、秋になり、日没が早まっています。日帰り登山でもヘッドランプは必ず持つようにしてください。
●水不足が解消
雨が続いたおかげで、渇水していたセンターの水源が完全に復活しました。登山道上の各水場もしばらくは安心でしょう。
●谷川岳ロープウェイ、観光リフトが運休します
11月15日〜22日までの間、点検・整備のため、谷川岳ロープウェイと観光リフトが運休となります。ご了承ください。
登山道の状況
溝状の登山道に雨水が流れ、樹林帯はぬかるみもあるため、滑りやすくなっています。注意しましょう。
谷川温泉から二俣へ向う登山口から2つ目の沢が、上部から大きく崩落し、登山道も崩れています。
再崩落の可能性が高く、危険な状態です。いわお新道や中ゴー尾根なども通行は控えてください。
保登野沢コースは、土砂崩れにより登山道が崩落している所があり、大変危険です。
コースを熟知しているベテラン以外の利用は控えてください。また山ビルも多く生息していますので併せてご注意ください。
※中芝新道は刈払い盤備やルートマーキングをしていません。足場も悪く道は藪で不明瞭です。道迷いに注意。
登山装備
朝晩は気温が低く、日中でもガスに巻かれたり風に吹かれると休憩中などは寒いので、フリースや薄手のダウンを用意しましょう。万が一、行動不能におちいった時に、低体温症を防ぐ装備になります。手袋、帽子なども役に立ちます。
秋になり、日が短くなりました。日帰り登山でもヘッドランプは必ず携行するようにしましょう。
注意点
晴れると稜線は想像以上に熱いので帽子、日焼け止め、水分は余裕を持って熱中症対策して下さい。
余裕を持った行動計画、自分と共に同行者の体調も考慮しながら楽しい登山にして下さい。
群馬県谷川岳遭難防止条例に基づき、危険地区への立ち入りは入山10日前までに登山届を提出してください。
一ノ倉沢など、群馬県谷川岳遭難防止条例に基づく「危険地区」に一般コース用の登山カードで入山する違反者が増えています。
危険地区に入る場合は事前に届出が義務づけられています(日本山岳スポーツクライミング協会、または日本勤労者山岳連盟所属の山岳会を除く)ので厳守して下さい。
条例違反をした場合は、罰金となる可能性もありますのでご注意ください。
不明の方は当センターまでお問合せ下さい。
一の倉沢までの国道291号線は、全面マイカー規制となっています。
一般車は、通行できませんのでご注意ください。
お知らせ
・小屋の情報
肩ノ小屋は有人営業をしています。蓬ヒュッテは利用できます。白崩避難小屋、笠ヶ岳避難小屋も利用可能です。
・水場の情報
8月19日現在、茂倉岳避難小屋の水場は利用可能です。朝日岳の水場も取水できます。
大障子避難小屋の水場も利用可能でリボンテープ先に水場あり。
清水峠の水場はJR巡視小屋の建物裏の斜面(七つ小屋山側)を2m位降りた所に小屋に引いた沢水のオーバーフローがパイプから出ています。
指導センター先のゲートから先は、一般車両は通行出来ません。
昨年の今頃の様子は?
登山口付近の雪は少なくなってきましたが、稜線はまだ冬山装備が必須です2023.04.11
ロープウェイは4月17日から24日まで点検運休中。ベースプラザも休業のため駐車場も利用できません2023.04.18
雪が解けはじめ、急な斜面のトラバースが増えてきました。岩場などでは踏み抜きに注意2023.04.25
状況変化に対応できる装備と技術が必要な季節であることを意識して入山してください2023.05.02
残雪と夏道が混在しています。滑落事故も多く発生しているのでアイゼンの着け外しの判断は慎重に2023.05.09
登山指導センターから先の冬季閉鎖は5/19解除。翌日からは一ノ倉沢出合までの電気バスも運行開始予定2023.05.16
例年より早く雪解けが進み歩きやすくなってきました。山頂直下の急斜面には残雪があり滑り止めが必要です2023.05.23
谷川岳登山指導センター周辺の過去の様子
谷川岳登山指導センター
- 電話番号:
- 0278-72-3688
- 連絡先住所:
- 〒379-1728 群馬県利根郡みなかみ町湯桧曽