燕岳 | 燕山荘

台風の風で落葉が進み、ダケカンバの白い幹が目立つようになってきました。晩秋の風景になってきました

薄っすらと雪が積もりました(2018.10.24 燕山荘 )
薄っすらと雪が積もりました(2018.10.24 燕山荘 )
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天気・気温

10/01(月) 晴れ
松本市の天気予報
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日本気象協会提供 2024年3月29日 0:00発表
高山市の天気予報
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曇時々晴
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6℃
日本気象協会提供 2024年3月29日 0:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

台風が過ぎ、今日一日は吹き返しの風が残りましたが、台風一過の秋晴れの一日となりました。
台風の風で葉っぱもだいぶ落ちたようで合戦尾根のダケカンバの白い幹が目立つようになってきました。今回の台風で落葉はさらに進み、晩秋の風景へと変わりました。ただ、そのぶん、その分 ナナカマド ナナカマド の赤い実がより一層美しく見えるようになってきました。
また、燕山荘近くのカラマツも黄葉が始まってきています。

燕山荘、大天荘周辺では被害など影響はありませんでした。大天荘~燕山荘の登山道も、通常通り通行できます。アクセス道の中房線の通行止めも解除されています。
なお、10月1日から当面の間、夜間通行止め(午後6時~翌朝午前6時)となる予定です。詳細は安曇野建設事務所のホームページを確認してください。
https://www.pref.nagano.lg.jp/azumiken/doro/doro.html

登山道の状況

合戦尾根は、とくに問題箇所はありません。大天井岳方面の稜線も、問題箇所は特にありません。

登山装備

底の厚い登山靴で登山をしてください。
気温が下がってきました。防寒対策を十分に行ってください。手袋を用意することをオススメします。

注意点

【マイカー登山者の方へ】
燕岳登山口近くの登山者専用無料駐車場は、連休中や紅葉最盛期の週末は、混雑し、満車になることが予想されます。出来るだけ安曇野市内数ヶ所の登山者専用無料駐車場に車を止められ、併設されている中房温泉行定期バス(最終のバス停が燕岳登山口周辺になります)かタクシー等公共交通機関のご利用をお薦めいたします。
アクセス方法は、以下URLをご確認ください。
http://www.enzanso.co.jp/pages/categories/access.html

お知らせ

●燕山荘グループの営業期間について
燕山荘・・・11月25日(日)の宿泊まで+年末年始(12月23日(土)~2018年1月7日(日)の宿泊まで)
有明荘・・・11月25日(日)の宿泊まで
合戦小屋・・・11月上旬(宿泊はできません)
大天荘・・・11月3日(土)の宿泊まで
ヒュッテ大槍・・・10月8日(月・祝日)の宿泊まで

詳細は、燕山荘HPから「宿泊予約」をご参照ください。
http://www.enzanso.co.jp/pages/categories/reservation.html

昨年の今頃の様子は?

燕山荘、大天荘、有明荘の予約を開始しています。燕岳ビギナー向けのツアーも予定2023.03.30

残雪量は例年より少なめ。最新情報を確認の上、お越しください2023.04.28

燕山荘周辺の過去の様子

燕山荘

現地連絡先:
090-1420-0008
電話番号:
0263-32-1535
連絡先住所:
長野県松本市大手2-3-10 燕山荘松本事務所

地図で見る
http://www.enzanso.co.jp/

施設の詳細を見る

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 常念山脈の北部にある花崗岩と花崗岩砂礫とで構成された山。東側に中房川が流れ、西側は高瀬川の谷が区切っている。  登山口には文政年間(1818~1829年)の開湯と伝えられる中房温泉があり、国民宿舎有明荘とともにいで湯の楽しめる、格好のベースになっている。  遠くから見ると平坦で特徴のない稜線が続いているので、かつては大天井岳近くまでの山稜を、ただ「屏風岳」とひとまとめに呼んでいたらしく、明治39年刊行の『日本山嶽志』にも載っていない。大正4年の長谷川如是閑の『日本アルプス縦走記』には「燕岳」とあるので、その間の10年間に命名されたらしい。  表銀座コースの始発点として有名で、大天井岳で分岐して槍ヶ岳へ常念岳へと志す登山者でいつも賑わっている。  遠目には目立たないが、稜線を山頂に向かってみると、風化した花崗岩群がまるで環境芸術のオブジェのようで面白い。頂上の北には北燕岳の岩峰がそびえ、鞍部はコマクサの群落、東斜面はお花畑と楽しい。  登山道は中房温泉からアルプスでも指折りの急登、合戦(かつせん)尾根を登って所要4時間30分。

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 常念山脈といえば北限は燕岳と思われているが、実はさらに北に延び、東沢乗越から東沢岳、中沢岳を通って餓鬼岳まで続いている。餓鬼岳から北西に延びる稜線は、唐沢岳で高瀬渓谷に切れ落ちている。  餓鬼岳は安曇野から見上げると岩壁がそばだっているので「崖岳」というのが訛ったという説がある。いい山なのに気の毒な名である。  山頂は花崗岩の露岩と風化砂礫で、祠がある。森林限界をわずかに抜け出してハイマツとコマクサが目立ち、線条構造土の縞模様も目につく。直下にはいかにも山小屋らしい餓鬼岳小屋があり、静かな山を楽しめる。  登山道は2本。1つは大町から白沢登山口を経て登るコースで所要10時間。もう1つは中房温泉から中房川をつめて東沢乗越へ出て継走路を行くルートで、所要7時間。

ユーザーの登山記録から