剱岳 | 剱澤小屋

2018年営業は10/7で終了。山は冬へ。晴天でも一般登山者の登山時期は終了。周辺小屋もほぼ営業終了。

冬に向かう剣岳 (2018.10.10 剱澤小屋)
冬に向かう剣岳 (2018.10.10 剱澤小屋)
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日本気象協会提供 2024年3月29日 0:00発表
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8℃
日本気象協会提供 2024年3月29日 0:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

10/7に2018年の営業を終了しました。
ご利用ありがとうございました。

10/10現在、紅葉は標高1000~1500mあたりへ見頃は下っていきました。

●一般登山者が剱岳登山を目指す時期は終わりました。
剣岳は10/2に初雪を観測し、山の季節はすでに冬に向かっております。
立山黒部アルペンルートは11/30まで運行予定ですが、天気が良くても剱岳登山は室堂周辺と同じ状況ではありません。

・周辺の小屋はほとんど営業を終了しております(逃げ場はありません)

・日々天候は厳しくなります。低体温症には十分な注意が必要です。

・剱岳は次第に雪と氷の世界となります。稜線は天候次第で今でも冬同様です。天候は安定しません。

・携帯電話が通じなくなります。
 周辺小屋を中継としている所では小屋じまいとともに通じなくなります。
 稜線に出ないと通じないところが多くなります。
 特に剣沢など沢の中はほとんど通じません。別山尾根も同様に通じない事が多くなります。

・小屋利用は確認を 周辺の小屋も営業を終えているところがあります。
 利用前に必ず営業最終日の確認をお願いします。
 剣沢テント場にも管理人はおりません。水場、トイレの利用もできません。

登山道の状況

周辺営業小屋終了にともない、登山道の状況は不詳となります

剣沢二又、真砂沢の二箇所の吊り橋は撤去されています。
今後は渡渉となります。

剣沢雪渓は、来シーズンまで管理者がおりません。
現在ある指導の印(マークなど)は、最終確認した時のものです。
巻き道へのピンク色の指導、ホースなどによる指導、雪渓を渡る箇所の指導などが残っていますが、雪渓の状況は刻々変化しており、すでに現状でも変わってきている可能性があります。
雪渓ルートに入る場合は、各自で十分な安全確認が必要です。

注意点

●登山届を出しましょう。
富山県警山岳警備隊 
http://police.pref.toyama.jp/cms_cat_police/108020/

●剣沢野営場の利用について ←【重要】
野営場の管理は剱澤小屋ではありません。
管理人はすでに今季下山。トイレ水場の利用もできません。
剱澤小屋営業終了後、テントは小屋から離れて張るようにお願いします。

●ヤマケイオンライン付加情報
立山黒部アルペンルート 公式
https://www.alpen-route.com/index.php

内蔵助山荘(2018年営業終了)
https://www.facebook.com/%E5%86%85%E8%94%B5%E5%8A%A9%E5%B1%B1%E8%8D%98-117728805068371/

剱御前小屋
https://www.tsurugigozengoya.net/

剣山荘
http://www.net3-tv.net/~kenzansou/

真砂沢ロッジ
http://masagozawa.jp/

仙人池ロッジ
https://www.senninike.jp/

阿曽原温泉小屋 
http://azohara.niikawa.com/

お知らせ

●剱澤小屋(標高2400m) 
小屋HP http://home.384.jp/tsuruqi1/

Facebook
https://www.facebook.com/%E5%89%B1%E6%B2%A2%E5%B0%8F%E5%B1%8B-566406640092080/

今シーズンもありがとうございました!下山しました。
8月下旬からの台風と悪天候で辛いシーズンでしたが、色々な事を学んだシーズンでした!
来シーズンもまたよろしくお願い致します!

剱澤小屋周辺の過去の様子

  • 芦峅寺の山の神の祭り。毎年3月9日の朝6時から山の関係者(山小屋、立山ガイドする芦峅寺の村の方、建設業の方等)で行われます。
  • 2023年の営業終了。剣岳も冠雪し、剱澤小屋周辺も積雪
  • 今日の剱岳 まだ安易に登れ時期ではありません
  • 5月下旬。偵察時の剱岳。
  • 10月10日に小屋を閉め下山しました。ありがとうございました!来シーズンまた剱澤小屋でお待ちしてます。
  • 小屋を閉めしました
  • 登山道の雪渓切り、看板の設置設置完了。転倒や視界不良の道迷いには注意をして下さい。
  • 剱澤小屋〜剣山荘間の雪渓切りしました
  • 今シーズンの営業を終えました
  • 来年のご利用をお待ちしております
  • 小屋の食堂でセルフで販売している剱岳ブレンドのコーヒー。1杯分のドリップ用です。
  • ちょっと天候回復剱岳の頂上付近は青空も

剱澤小屋

現地連絡先:
080-1968-1620
電話番号:
076-482-1319
連絡先住所:
富山県中新川郡立山町芦峅寺9

地図で見る
http://ww3.ctt.ne.jp/~tsurugis/

施設の詳細を見る

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 剱岳は剱・立山連峰と呼ばれるように、北アルプス北部の立山三山や大日岳と同じ山域にある。地籍は富山県中新川郡立山町と上市町。  北アルプス南部の盟主、穂高連峰と同じように、いかにも日本アルプスの名にふさわしい岩峰で飛騨系閃緑(せんりよく)岩や斑糲(はんれい)岩が氷雪で削り出された氷食冠帽である。氷河の痕はU字谷が稜線を削ってできた「窓」と呼ばれる地形にも見られる。三ノ窓、小窓、大窓などだ。もちろんカール地形も剱沢などに見られる。  登山史としての初登頂は1909年、吉田孫四郎パーティにより長次郎谷から行われているが、その2年前に、すでに陸地測量部の柴崎芳太郎たちが測量のため登頂している。  前人未踏の岩峰と思われていた頂上で、彼らは思いがけない発見をした。槍の穂と錫杖、古い焚火の跡などであった。奈良時代のものらしい。隣の立山とともに修験道の霊場だったのだろう。  現在の一般登山道、別山尾根は、1913年に木暮理太郎、田部重治パーティが初トレースしている。日本でもトップクラスの岩峰でロックゲレンデとして超一流なので、それ以後はバリエーション・ルートをねらう多くのアルピニストにより、さまざまな登路、登攀ルートが開拓されてきた。1923年には今西錦司、西堀栄三郎などの京大パーティによるチンネやクレオパトラ・ニードル登攀など、未開拓の難ルートが登られてきた。豪雪地帯だけに豊富な残雪とすっきりした岩峰群の人気は高く、戦後の登山ブームも加えて多くのクライマーを迎えてきた。それだけに事故も多く、1966年に日本で初めて積雪期登山の届出条例が発令されている。  ロッククライミングの対象として人気の高い三ノ窓や小窓、池(いけ)ノ谷(たん)、東大谷(ひがしおおたん)などにはチンネ、ジャングルム、クレオパトラ・ニードル、小窓ノ王、ドームなどと名づけられた岩壁や岩塔がクライマーの血を躍らせてくれる。  一般登山道は別山尾根。別山乗越から行っても剱沢から入っても一服剱(いつぷくつるぎ)で合流する。前剱を越え、途中、カニのヨコバイ、カニのタテバイなど岩壁を行く所があり緊張する。所要3時間30分。  もう1つは剱岳へ西から突き上げる早月(はやつき)尾根。標高差が大きく、途中の早月小屋で泊まる健脚向。馬場島(ばんばじま)から早月小屋へ7時間、早月小屋から山頂へ所要3時間30分。  裏剱の展望台、仙人池へは剱沢、仙人新道経由で所要6時間。仙人池から仙人谷を下って黒部峡谷の阿曽原(あぞはら)から水平歩道を欅平へは所要7時間。

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