燕岳 | 燕山荘

風で合戦尾根の木々の葉の多くは飛ばされ晩秋の雰囲気です。ダケカンバの白い木の幹がより目立つようになりました

薄っすらと雪が積もりました(2018.10.24 燕山荘 )
薄っすらと雪が積もりました(2018.10.24 燕山荘 )
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

天気・気温

10/11(木) --
松本市の天気予報
明日
曇のち雨
19℃
12℃
明後日
22℃
12℃
日本気象協会提供 2024年4月20日 4:00発表
高山市の天気予報
明日
曇一時雨
17℃
10℃
明後日
曇一時雨
23℃
12℃
日本気象協会提供 2024年4月20日 4:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

連休の初日は台風の影響で強い風が吹きました。この風で合戦尾根の木々の葉の多くは飛ばされてしまったようで、ダケカンバの白い木の幹がより目立つようになりました。
晩秋の光景も紅葉の時期とは違った美しさがあります。強風により空気中の塵が飛ばされ空気も澄んで、この光景がより一層美しく見えました。

例年なら水道の凍結に苦労する時期ですが、今年は気温が高く、その心配はなく、随分と助かっています。ただ、このあと気温はまたぐっと下がりそうなので、もしかしたら雪が見られるかもしれません。一雨ごとに秋は深まっていきます。

燕山荘グループの山小屋「ヒュッテ大槍」は10月8日のご宿泊までで今シーズンの営業が終了となりました。稜線の山小屋は10月中旬で閉まる所もありますので縦走される方はご注意ください。

登山道の状況

合戦尾根は、とくに問題箇所はありません。大天井岳方面の稜線も、問題箇所は特にありません。

登山装備

底の厚い登山靴で登山をしてください。
気温が下がってきました。防寒対策を十分に行ってください。手袋を用意することをオススメします。

注意点

【マイカー登山者の方へ】
燕岳登山口近くの登山者専用無料駐車場は、連休中や紅葉最盛期の週末は、混雑し、満車になることが予想されます。出来るだけ安曇野市内数ヶ所の登山者専用無料駐車場に車を止められ、併設されている中房温泉行定期バス(最終のバス停が燕岳登山口周辺になります)かタクシー等公共交通機関のご利用をお薦めいたします。
アクセス方法は、以下URLをご確認ください。
http://www.enzanso.co.jp/pages/categories/access.html

お知らせ

●燕山荘グループの営業期間について
燕山荘・・・11月25日(日)の宿泊まで+年末年始(12月23日(土)~2018年1月7日(日)の宿泊まで)
有明荘・・・11月25日(日)の宿泊まで
合戦小屋・・・11月上旬(宿泊はできません)
大天荘・・・11月3日(土)の宿泊まで
ヒュッテ大槍・・・10月8日(月・祝日)の宿泊まで

詳細は、燕山荘HPから「宿泊予約」をご参照ください。
http://www.enzanso.co.jp/pages/categories/reservation.html

昨年の今頃の様子は?

残雪量は例年より少なめ。最新情報を確認の上、お越しください2023.04.28

雨で雪は減りましたが、ピッケル、アイゼンが必要です2023.05.02

燕山荘周辺の過去の様子

燕山荘

現地連絡先:
090-1420-0008
電話番号:
0263-32-1535
連絡先住所:
長野県松本市大手2-3-10 燕山荘松本事務所

地図で見る
http://www.enzanso.co.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

長野県 / 飛騨山脈北部

燕岳 標高 2,763m

 常念山脈の北部にある花崗岩と花崗岩砂礫とで構成された山。東側に中房川が流れ、西側は高瀬川の谷が区切っている。  登山口には文政年間(1818~1829年)の開湯と伝えられる中房温泉があり、国民宿舎有明荘とともにいで湯の楽しめる、格好のベースになっている。  遠くから見ると平坦で特徴のない稜線が続いているので、かつては大天井岳近くまでの山稜を、ただ「屏風岳」とひとまとめに呼んでいたらしく、明治39年刊行の『日本山嶽志』にも載っていない。大正4年の長谷川如是閑の『日本アルプス縦走記』には「燕岳」とあるので、その間の10年間に命名されたらしい。  表銀座コースの始発点として有名で、大天井岳で分岐して槍ヶ岳へ常念岳へと志す登山者でいつも賑わっている。  遠目には目立たないが、稜線を山頂に向かってみると、風化した花崗岩群がまるで環境芸術のオブジェのようで面白い。頂上の北には北燕岳の岩峰がそびえ、鞍部はコマクサの群落、東斜面はお花畑と楽しい。  登山道は中房温泉からアルプスでも指折りの急登、合戦(かつせん)尾根を登って所要4時間30分。

長野県 / 飛騨山脈北部

有明山 標高 2,268m

 餓鬼岳から南下する山稜が東沢岳、東餓鬼岳などを起こしつつ最後にそびえる山で、中房渓谷で絶ち切られている。常念山脈の前衛山脈の一峰とでもいうべきだろうか。  登山の対象としては人気のない有明山だが、山麓から見上げると堂々とした富士山型の秀麗な山容をしている。別名を有明富士とか信濃富士と呼ばれる「ふるさと富士」の1つで、登山史から見ると、すでに亨保6年(1721)に修験者、宥快によって開山され、多くの信者によって登拝されたという。山頂に手力男命(たぢからおのみこと)と天細女命(あめのうずめのみこと)を祭る奥社がある。  標高が低いため近ごろでは登る人も少ないが、里から見上げても、または燕岳から見下ろしても心ひかれる山だ。ことに燕岳から見る日の出のときの、雲海に浮かぶシルエットはすばらしい。  登山口は中房温泉で、所要3時間30分。

長野県 / 飛騨山脈北部

餓鬼岳 標高 2,647m

 常念山脈といえば北限は燕岳と思われているが、実はさらに北に延び、東沢乗越から東沢岳、中沢岳を通って餓鬼岳まで続いている。餓鬼岳から北西に延びる稜線は、唐沢岳で高瀬渓谷に切れ落ちている。  餓鬼岳は安曇野から見上げると岩壁がそばだっているので「崖岳」というのが訛ったという説がある。いい山なのに気の毒な名である。  山頂は花崗岩の露岩と風化砂礫で、祠がある。森林限界をわずかに抜け出してハイマツとコマクサが目立ち、線条構造土の縞模様も目につく。直下にはいかにも山小屋らしい餓鬼岳小屋があり、静かな山を楽しめる。  登山道は2本。1つは大町から白沢登山口を経て登るコースで所要10時間。もう1つは中房温泉から中房川をつめて東沢乗越へ出て継走路を行くルートで、所要7時間。

ユーザーの登山記録から