八ヶ岳・赤岳 | 赤岳鉱泉

10/15初冠雪。北沢は旧道(指導に従って)。車は美濃戸口まで。稜線は凍結注意のためヘルメット推奨。

台風24号により流された美濃戸林道の橋が復元しました!赤岳山荘までの一般車両通行が再開です!!(2018.10.28 赤岳鉱泉)
台風24号により流された美濃戸林道の橋が復元しました!赤岳山荘までの一般車両通行が再開です!!(2018.10.28 赤岳鉱泉)
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天気・気温

10/18(木) 晴れ 今朝の気温+1℃
松本市の天気予報
明日
晴時々曇
22℃
7℃
明後日
24℃
4℃
日本気象協会提供 2024年4月16日 18:00発表
甲府市の天気予報
明日
曇のち晴
22℃
14℃
明後日
28℃
10℃
日本気象協会提供 2024年4月16日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

10/15初冠雪となりました。南八ヶ岳では、昨年より4日早い初冠雪でした。
稜線の岩稜帯だけが雪化粧しました。
赤岳鉱泉と行者小屋での着雪はありませんでした。
寒いとはいえまだ気温が高いので、この雪は数日で溶けて無くなるでしょう。
赤岳鉱泉と行者小屋から上に登る場合には、登山道上の日陰や岩場では凍結している箇所があるので、十分にご注意ください。
こんな不安定な状況だからこそ、ヘルメットの着用は必須!
軽アイゼンではなく、チェーンアイゼンを携帯してるといざという時に役に立つかもしれません。

本日10/18は晴れて山も見えています。
昨晩から雨。赤岳鉱泉では雨で雪にはなりませんでしたが、山の上では雪になったようで10時現在稜線は白く見えます。
今朝の気温+1℃、日中でも+7~+8℃程度。初冠雪してから冷え込みが厳しくなりました。

赤岳鉱泉では16年目のアイスキャンディ足場組立作業が始まりました!!

●気象 (赤岳鉱泉)
10/15 初冠雪 雨のち曇り。最低気温+4℃ 最高気温+8℃
10/17 晴れ時々曇り。最低気温+11℃ 最高気温+55℃
10/18 晴 朝の気温+1℃

●小屋には早めの到着を
◎遅くとも15時には小屋に到着する
◎遅くとも13時には山頂から下山する
ひとりでも多くの方に、安全登山の為に心がけていただければ幸いです。

登山道の状況

※入山前に最新情報を赤岳鉱泉、美濃戸山荘、行者小屋など予定ルート付近の小屋で得るようにして下さい

◎美濃戸林道(八ヶ岳山荘=美濃戸口~赤岳山荘)
車両の通行は出来ません。(復旧時期は未定です)※車は美濃戸口まで
登山者通行可能。

◎北沢登山道(堰堤広場~赤岳鉱泉)
北沢旧道(※マキ道)を利用して通行が可能です。
現地案内板、赤い目印、グリーンロープに沿って歩行してください。
一部、急峻な箇所や国土地理院の地図と違ったルートがありますので、ご注意ください。
所要時間は、上りが1時間30分、下りが1時間です。
※岩に苔がついていたり、穴があったりします。足元注意。通常より30分程度時間を多めにみて下さい。

北沢旧道は、四代目主人柳沢太貴の祖父である二代目国一が苦労して切り開いた苔と緑が美しく、北沢の絶景も望める高度感が楽しめる素敵な登山道になっています。

◎南沢登山道(美濃戸山荘~行者小屋)
通常通り通行できます。

北沢・南沢登山道ともに今後の雨量等で状況が変わる可能性があります。
最寄りの山小屋等でこまめに登山道の確認をお願いします。

●赤岳鉱泉から上
※登山道の凍結があるかもしれません。ヘルメットの用意を!チェーンアイゼンの携行推奨
・赤岳~硫黄岳 稜線ルートに支障の連絡はありません。
・天狗岳方面 稜線ルートに支障の連絡はありません。
・稜線から本沢温泉へのルートは台風24号の影響が濃く荒れています。最新情報を得て下さい

登山装備

基本は3000m級山岳の秋山装備。
朝夕は0℃近くになることもあります。防寒具雨具の油断は禁物です。着替えもあるとよいです。
長袖や、防寒具防風対策も。薄手の手袋があるとよいです。

鉱泉より上はヘルメットの着用を推奨しています。登山時にはヘルメットを被りましょう!
ヘルメットレンタルは、赤岳鉱泉にて1日500円。どうぞお気軽にご利用ください
赤岳鉱泉だけでなく、行者小屋にも返却出来ます気軽にご利用ください。

注意点

天候をよく確認し、登山はご自分の判断のもと安全登山を心がけて下さい。
日没が早くなっています。18時にはヘッドランプが必要な暗さです。
目的地には早めの到着を。

●近隣の小屋(ヤマケイオンライン付加情報)
・赤岳頂上山荘 
http://www.yatsu-honzawaonsen.com/akadake.html
・赤岳天望荘
http://www.yatsugatake.gr.jp/

お知らせ

●赤岳鉱泉・行者小屋 通年営業
ホームページ
http://userweb.alles.or.jp/akadake/
http://blog.livedoor.jp/akadakekousen/ ←最新情報更新あり

日没早くなりました。15時目標に到着を
早めに到着してお風呂には入り、談話室でゆっくりとお過ごし下さい。

・お風呂
入浴料金 宿泊:無料  テント泊、日帰り:1回1000円
※ドライヤーのレンタル、持ち込みドライヤーのコンセントはありません。

・行者小屋
赤岳鉱泉直通電話090-4824-9986又はWeb予約フォームからの行者小屋宿泊予約をお待ちしております!

・赤岳鉱泉・行者小屋の
Instagram、
 akadakekosen_gyojagoya
Facebook 
 https://www.facebook.com/akadake1959/
フォローよろしくお願いいたします

●小屋にて販売
・てぬぐい
・夏山バッジ
・新・雨の日バッジ
・新・カモシー × The North Face Tシャツなど 人気のカモシーTシャツ再入荷

昨年の今頃の様子は?

例年に比べて残雪は少なめ。夏季の小屋の予約が始まりました2023.04.04

赤岳鉱泉周辺の過去の様子

  • アイスキャンディが撤去されてテント場は広がりました
  • 北沢登山道上部の様子
  • 鉱泉前からの八ヶ岳連峰
  • 前日に降雪があり、岩稜帯も雪化粧しました
  • 赤岳山荘から堰堤広場までの林道の様子
  • 林道の様子(赤岳鉱泉Facebookより)
  • 赤岳鉱泉手前の積雪状況(赤岳鉱泉Facebookより)
  • 赤岳鉱泉Facebookより
  • 赤岳鉱泉Facebookより
  • アイスキャンディの様子

赤岳鉱泉

現地連絡先:
0266-62-8100
電話番号:
090-4824-9986
連絡先住所:
長野県諏訪郡富士見町落合桜ヶ丘10716

地図で見る
http://userweb.alles.or.jp/akadake/

施設の詳細を見る

関連する山

長野県 / 八ヶ岳

硫黄岳 標高 2,760m

 南八ヶ岳の最北端に位置し、北面は夏沢峠へ深く落ち込んでいる。長野県茅野市と同南佐久郡南牧村の境にあって、北面に火山活動のなごりの巨大な火口壁を残している。南面は緩斜面の岩礫帯で、大ダルミの鞍部にかけてはキバナシャクナゲの自生地として有名で、コマクサ、ウルップソウなどの高嶺の花々が見られる。  眺望は中央・北アルプス、北八ヶ岳の山々、浅間山、奥秩父連峰、富士山、阿弥陀岳、赤岳、横岳など、多くの山々に恵まれている。  山名は火口から硫黄を産したことによるが、佐久地方では箕をかぶせたような山容から箕冠岳(みかぶりだけ)と呼んだ時代もあった。  本沢温泉から夏沢峠を経て2時間強、横岳から1時間、赤岳鉱泉から赤岩ノ頭経由で1時間30分、桜平からオーレン小屋を経て4時間強の行程である。

長野県 / 八ヶ岳

横岳 標高 2,830m

横岳は長野県茅野市と同南佐久郡南牧村との境にあって、南北800mほどにおよぶ岩稜の連なりからなる山である。諏訪側、とりわけ柳川北沢上部からの眺めは、小同心、大同心の怪しい岩峰を擁した大岩壁の威容であり、佐久側からの峨々とした山容は赤岳の翼角のようにも見える。横岳は多くの峰塔で形成されており、最高点の奥ノ院、2829mが主峰である。そのほか、石尊大権現を祭る石尊峰、鉾岳、日の神を祭る日ノ岳、二十三夜峰など山岳宗教時代のなごりをとどめるものが連続し、三叉峰(さんじやほう)からは杣添尾根(そまぞえおね)が海ノ口高原へと下っている。最南端の二十三夜峰の南には地蔵尊の石の座像があって、地蔵尾根が行者小屋方向へと下っている。 眺望は赤岳とさして変わらないが、主峰、赤岳北面の雄姿は、八ヶ岳の代名詞ともいえよう。 コマクサ、タカネツメクサ、タカネシオガマ、イワオウギ、イブキジャコウソウ、トウヤクリンドウ、ミヤマダイコンソウ、ミヤマナデシコなど、稜線上に咲く高山植物は、比較的豊富である。 赤岳天望荘(旧赤岳石室)から横岳主峰までは1時間、硫黄岳から1時間30分、野辺山駅から杣添尾根を経て三叉峰までは7時間の行程である。 2019年1月、標高の改定により1m高くなり2830mとなった。具体的には、「奥の院」と呼ばれる場所が最高地点2830mとなり、これまで山頂とされてきた箇所は2826mとなっている。

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赤岳 標高 2,899m

 赤岳は八ヶ岳連峰の最高峰で、長野県茅野市、南佐久郡南牧村、山梨北巨摩郡大泉村(現・北杜市)との境に位置している。山頂は赤岳頂上山荘のある北峰と、一等三角点がある南峰とに、わずかな距離をおいて分かれている。北峰からは県界尾根が、南峰の南にある竜頭峰からは真教寺尾根が、ともに山梨県側へ延び、縦走路は南方はキレットを経て権現岳へ、北方は横岳へと連続し、西方は中岳を経て阿弥陀岳へのルートも通じている。  その山容は南麓の長坂方面から仰ぐと、ヨーロッパ・アルプスのアイガーに似て、勇壮そのものである。  近代登山の始まりについては別項で触れたが、それ以前の記録としては、明治26年(1893)に陸地測量部の館潔彦が一等三角点を赤岳に選点し、同28年には山崎直方が火山調査のために赤岳に登り、その成果は震災予防調査会報告として発表されている。  赤岳という山名は、酸化鉄による赤い岩肌からきたもので、早朝や夕映えの輝きはひときわ美しいものがある。  山梨側は山頂直下まで緑のハイマツ帯が迫り、諏訪側はイワツバメが舞う、赤岳西壁と呼ばれる岩場となっている。また、南峰から竜頭峰にかけては、鎖場のある鋭い岩稜が続く。  ひとたびその山頂に立てば展望は360度、本邦中央部の山岳をほとんど手中にできる。権現岳、阿弥陀岳、横岳、硫黄岳、天狗岳、蓼科山などの近景をはじめ、南・中央・北の各アルプスから上信越の山々、浅間山、奥秩父、富士山と、大パノラマが展開する。  赤岳は、かつて赤岳大神とも呼ばれて人々の信仰を集めていた。柳川南沢の源頭にあたる行者小屋は、昔、赤岳神社の社務所だった所で、夏期には行者が居住していたという。祭神は大山祗命(おおやまずみのみこと)とその娘、岩長姫命(いわながひめのみこと)である。  一般的な登路としては、諏訪側の美濃戸口から柳川南沢を登り行者小屋から地蔵尾根ルート5時間、同じく行者小屋から中岳経由5時間、清里から県界尾根ルート6時間30分、同真教寺尾根ルート6時間弱、縦走路は権現岳からキレットを経て2時間30分、硫黄岳から横岳を経て3時間強の行程である。また、中岳を経て阿弥陀岳への所要時間は1時間強である。美ノ森山との標高差は1356m、幕営指定地のある行者小屋とは550m、キレットとは440mの標高差がある。

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