立山 | 立山室堂山荘

連日雪が降り、積雪は20cmから多い所で50cm。完全に雪山、アイゼンピッケルなど冬山装備は必須。営業は11月24日泊まで(観光客宿泊は11月5日まで)

山荘客室前の様子(2018.10.31 立山室堂山荘 )
山荘客室前の様子(2018.10.31 立山室堂山荘 )
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天気・気温

10/31(水) 9:40現在 気温 −6.1℃ 積雪平均20~30㎝ほど、多いところで50㎝ほど
富山市の天気予報
明日
雨時々曇
16℃
13℃
明後日
曇一時雨
18℃
12℃
日本気象協会提供 2024年4月20日 4:00発表
松本市の天気予報
明日
曇のち雨
19℃
12℃
明後日
22℃
12℃
日本気象協会提供 2024年4月20日 4:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

標高2450mの室堂では連日降雪しています。今朝は山荘前で−7.2℃を記録しました。

場所によっては吹き溜まっており、膝くらいまで埋まる個所もあります。
ターミナル駅から山荘に来る10分程でも風の強いときはゴーグル、バラクラバがないと地吹雪で顔に氷の粒が当たりつらいです。

稜線は天候悪く確認できていませんが、アイゼンピッケルは必要かと思います。

室堂・劔エリアの山小屋は室堂ターミナル周辺の小屋を除き全て営業終了していますのでご注意ください。

気温は室堂平で朝晩−5~0℃前後、日中0℃前後です。

11月5日の日の出は6:18頃、日の入りは16:51頃です。

・気象記録
9月28日 初氷
10月2日 室堂初雪
10月21日 立山初冠雪

雄山頂上にある峰本社の開山期間は終了しました。

登山道の状況

11月より立山室堂地区で登山、スキー、スノーボードを楽しむお客様は室堂ターミナルで入山届を提出してください。
http://toyamaken-sotaikyo.jp/

登山は完全に雪山です。

登山装備

基本は3000m級山岳の冬山登山装備です。

稜線上は体があおられるほど風が強いこともあり、ウェアは、雪風にしっかり耐えられるレベルが必要。
バラクラバ、オーバー手袋や紫外線が強いのでサングラスと日焼け止めは通年必須。

観光のみの方も長靴や厳冬期の防寒着等雪風に耐えられる装備が必要です。
また、風が強い中新雪の上を歩く必要がある日もありますので、ご利用されるお客様は天候の悪い日は相当の覚悟を持ってきてください。

注意点

天気が安定せず時間ごとに目まぐるしく変わります。
下界では涼しくなり秋めいてきていますが、山ではすでに冬です。
山に入るときは事前に行動予定日の天気をご確認下さい。

天候が悪く、山荘までたどり着くことが困難と判断された場合はお電話ください。徒歩でお迎え致します。

●ヤマケイオンライン付加情報
・立山黒部アルペンルート 公式
https://www.alpen-route.com/index.php
10月22日より室堂発の最終時刻が変更となりますので、お乗り遅れのないようご注意ください。

・アルペンルート 立山室堂ライブカメラ
https://www.alpen-route.com/live_camera/murodou.html

・立山ガール日記
http://tateyamagirl2450.blogspot.com/

お知らせ

●室堂山荘HP
http://www.murodou.co.jp/
2018年の営業は11月24日泊まで

日本最古の山小屋である室堂小屋は閉館しました。たくさんの方のご観覧ありがとうございました。

当山荘の観光客のご宿泊は安全を考慮し11月5日までです。
以降はスキー、スノーボード及び登山のお客様のみの受け入れとなります。

なお今年度の奥黒部ヒュッテの営業は終了しました。ご利用ありがとうございました。

昨年の今頃の様子は?

2003年アルペンルート開通は4/15。山荘営業も4/15~(予約受付中)。立山室堂は完全に雪山です2023.04.13

室堂は完全雪山。荒天時トレース消失もあり。登山者やスキーは 入山届提出+雪崩ビーコン携帯が必要2023.04.26

融雪進みルートにより装備が異なる時期です油断しないように。サングラスは観光でも必須です2023.05.11

立山室堂山荘周辺の過去の様子

  • 立山の様子
  • 室堂山荘の様子(小屋明け準備中)
  • 周辺山岳はまだまだ雪山です
  • 昨日の降雪で、うっすら積もりました。今日は1日いい天気でした
  • これより下山します。今年度も多くのお客様にお越しいただき、誠にありがとうございました。
  • 先週末にまとまった降雪がありました。現在約1mほど積雪しています
  • 小屋に来るまでも踏み跡以外を歩くと腰まで埋まりました。
  • 富士の折立と大汝山
  • 雄山頂上
  • 小屋の前より浄土山と一ノ越を眺める
  • ガスが晴れ、全容を見せた立山(撮影 田辺恭平様)
  • 昼前の山荘前

立山室堂山荘

現地連絡先:
076-463-1228
電話番号:
076-463-1228
連絡先住所:
〒930-1414 富山県中新川郡立山町室堂

地図で見る
http://www.murodou.co.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

富山県 / 飛騨山脈北部

立山・大汝山 標高 3,015m

 ふつう立山と呼ぶ場合、雄山神社を祭る雄山(3003m)か、浄土山、雄山、別山を含めた立山三山を指す。昔は毛勝三山から薬師岳辺りまでを含めて立山と呼んだし、江戸時代の文人画家、谷文晁(たにぶんちよう)の『日本名山図会』では別山、立山、剱岳をひとまとめに「立山」としている。つまり漠然とした山域なのだ。  その山域の最高峰が大汝山。古くは御内陣と書かれているので、雄山神社の奥社だったと思われる。縦走路から少し東にそびえている。  花崗閃緑岩質片麻岩で構成される大汝山には、西側に氷河地形として知られるカールがある。日本の地理学のパイオニアで、日本の氷河地形を初めて発見した山崎直方の名をとった山崎カールで、天然記念物に指定されている。  冬の北西の季節風で豪雪が山の東側に積もるため、日本のカール地形はほとんど東斜面に発達しているので、西斜面の山崎カールは珍しい。室堂から見ることができる。  地籍は富山県中新川郡立山町。乗鞍火山帯に属す火山で、溶岩台地の弥陀ガ原の上にそびえている。立山のもう1つの顔は加賀の白山とともに北陸の霊山として古くから信仰されていた修験道としての山。  開山は大宝元年(701)で越中介佐伯有頼(慈興上人)が鷹狩りの折、手負いのクマを追って奥山に入り岩屋に追い込んだが、中に入ると阿弥陀如来と不動明王に化身し「立山開山」を命じたとか。同じ8世紀には越中国の国守に任じられた万葉の歌人、大伴家持が「立山に降り置ける雪を常夏に 見れども飽かず神からならし」と歌ったように、立山は霊位に満ちた山なのである。  後年、天台宗と真言密教の修験道場となり、立山三山を極楽、地獄谷と剱岳を地獄に見立てた思想が独得の立山講を生み、山麓の芦峅寺衆徒の立山曼茶羅図による視覚に訴える全国布教で信者を増大させていった。ことに、宗教上のタブーだった女性にも極楽往生ができるという「布橋大潅頂」がセールスポイントで、江戸時代での先進的、精神的女性解放の旗印だった。  イラスト入りで地獄極楽を説き、ほかの宗門では不可能な、女性でさえ極楽往生ができるという説教を聞かされたときの驚きと喜びが、立山講中の賑わいを生み、芦峅寺から材木坂を登り、長大な弥陀ガ原をたどって室堂や雄山へと、三十数kmもの山道の苦行を悦びに変えていたのである。  現在の登山者は室堂までケーブルカーやバスを乗り継ぎ、室堂から2時間30分で雄山へ、さらに15分で最高峰の大汝山に登り着く。

富山県 / 飛騨山脈北部

奥大日岳 標高 2,611m

 剱・立山連峰と同じ山域にあるためちょっと目立たないが、弥陀ガ原や室堂平からの姿は大きくて重量感がある。  立山三山と剱岳を結ぶ主稜線の剱御前(つるぎごぜん)で西に分岐し、新室堂乗越に下ってから起伏していく大日尾根の最高峰で。  大日という名から分かるように、ここも修験の山で、霊峰立山の前衛峰として大日如来体現の聖地であった。ここから立山川の深い谷越しに見上げる剱岳の峻厳な姿はすばらしく、遙拝の地にふさわしい眺めだ。  大日尾根もここまでは剱岳と同じ閃緑岩だが、この先は明るい新期花崗岩になる。ゆったりした山容のため、お花畑も多く、ハイマツの間にハクサンイチゲやチングルマ、ミヤマダイコンソウ、クロユリ、コバイケイソウなどの群落が美しい。  一般向の登山コースは、アルペンルートの終点室堂から浄土川を渡って新室堂乗越へ登り、西へ大日尾根を行く3時間の行程だ。もう1つは主として下りに使われる称名坂コースで、称名平から大日平、中大日岳を経て山頂に至るもので、7時間の急登だ。

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