燕岳 | 燕山荘

日影部分には雪が残っている場所があります。踏み固められた雪が滑りやすくなっているので対策を!

周囲は雪は少なめですが、だいぶ白くなってきました(2018.11.20 燕山荘 )
周囲は雪は少なめですが、だいぶ白くなってきました(2018.11.20 燕山荘 )
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天気・気温

11/05(月) 晴れ
松本市の天気予報
明日
19℃
12℃
明後日
20℃
12℃
日本気象協会提供 2024年4月20日 10:00発表
高山市の天気予報
明日
曇一時雨
17℃
11℃
明後日
雨時々曇
21℃
12℃
日本気象協会提供 2024年4月20日 10:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

11月に入り、気温が氷点下9℃まで下がる日が出たり、少しずつ積雪が増えてきたりしています。それでも、ここ数日の晴天で燕山荘周辺の雪はかなり解けました。とはいえ、日影部分には雪が残っているようで注意が必要です。

燕山荘までは、まだ、ピッケル、アイゼンは無くても来られますが、合戦小屋より上は、踏み固められた雪が滑りやすくなっています。特に下りの場合、軽アイゼンがあると歩きやすいと思います。
大天井岳方面へ向かう場合は、軽アイゼンはあった方がいいでしょう。なお、大天荘は営業をすでに終了しています。ご注意ください。

合戦小屋は、11月5日まで通常の営業となります。11月6日からは、週末のみの営業となり、販売メニュ―は、飲物、カップめん、豚汁、パン等になります。 これからの季節は行動食をお持ちいただきますようお願いいたします。
なお、燕山荘は11月25日(日)の宿泊までとなります。

登山道の状況

燕山荘までは、まだ、ピッケル、アイゼンは無くても来られますが、合戦小屋より上は、踏み固められた雪が滑りやすくなっています。特に下りの場合、軽アイゼンがあると歩きやすいと思います。
大天井岳方面へ向かう場合は、軽アイゼンはあった方がいいでしょう。なお、大天荘は営業をすでに終了しています。ご注意ください。

登山装備

底の厚い登山靴で登山をしてください。念のためアイゼンは携行してください。
朝は氷点下となります。防寒対策を十分に行ってください。手袋を用意することをオススメします。

安易な装備での登山は控えてください。スリップなどの危険があります。今後積雪が増えた場合は、冬装備が必要になることもあります。事前に登山道の情報を入手し、各現地の山小屋に必ずお問い合わせた上で入山することをお勧めします。

お知らせ

●燕山荘グループの営業期間について
燕山荘・・・11月25日(日)の宿泊まで+年末年始(12月23日(土)~2018年1月7日(日)の宿泊まで)
有明荘・・・11月25日(日)の宿泊まで
合戦小屋・・・11月6日以降は週末営業(宿泊はできません)
大天荘・・・営業は終了しています
ヒュッテ大槍・・・ 営業は終了しています。

詳細は、燕山荘HPから「宿泊予約」をご参照ください。
http://www.enzanso.co.jp/pages/categories/reservation.html

昨年の今頃の様子は?

残雪量は例年より少なめ。最新情報を確認の上、お越しください2023.04.28

雨で雪は減りましたが、ピッケル、アイゼンが必要です2023.05.02

燕山荘周辺の過去の様子

燕山荘

現地連絡先:
090-1420-0008
電話番号:
0263-32-1535
連絡先住所:
長野県松本市大手2-3-10 燕山荘松本事務所

地図で見る
http://www.enzanso.co.jp/

施設の詳細を見る

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 常念山脈の北部にある花崗岩と花崗岩砂礫とで構成された山。東側に中房川が流れ、西側は高瀬川の谷が区切っている。  登山口には文政年間(1818~1829年)の開湯と伝えられる中房温泉があり、国民宿舎有明荘とともにいで湯の楽しめる、格好のベースになっている。  遠くから見ると平坦で特徴のない稜線が続いているので、かつては大天井岳近くまでの山稜を、ただ「屏風岳」とひとまとめに呼んでいたらしく、明治39年刊行の『日本山嶽志』にも載っていない。大正4年の長谷川如是閑の『日本アルプス縦走記』には「燕岳」とあるので、その間の10年間に命名されたらしい。  表銀座コースの始発点として有名で、大天井岳で分岐して槍ヶ岳へ常念岳へと志す登山者でいつも賑わっている。  遠目には目立たないが、稜線を山頂に向かってみると、風化した花崗岩群がまるで環境芸術のオブジェのようで面白い。頂上の北には北燕岳の岩峰がそびえ、鞍部はコマクサの群落、東斜面はお花畑と楽しい。  登山道は中房温泉からアルプスでも指折りの急登、合戦(かつせん)尾根を登って所要4時間30分。

長野県 / 飛騨山脈北部

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ユーザーの登山記録から